ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集,チェロ協奏曲集(アッカルド/ワレフスカ/エド・デ・ワールト指揮/イギリス室内管弦楽団)

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ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集,チェロ協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Hob VIIa:1, イ長調 Hob VIIa:3,ト長調 Hob VIIa:4
チェロ協奏曲 チェロ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIb:1,ニ長調 Hob. VIIb:2(*)
ヴァイオリンとハープシコードのための協奏曲 ヘ長調 Hob. XVIII:6(**)
サルヴァトーレ・アッカルド(Salvatore Accardo)(Violin)
クリスティーナ・ワレフスカ(Christine Walevska)(Cello)(*)
ブルーノ・カニーノ(Bruno Canino)(Harpsichord)(**)
エド・デ・ワールト指揮(Edo de Waart)(Conductor)(*)
イギリス室内管弦楽団(English Chamber Orchestra)
UK, 1/1972(Cello Concertos); 5/1980(Violin Concertos)
438 797-2 (P)1993 Philips Classics Productions (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon別盤icon

まず録音について。ソロもオーケストラも個々の楽器をとても明瞭に分離良く捉えています(チェンバロの音もはっきり聴こえてきます)。ソロとオーケストラのバランスも,ソロが若干大きめでちょうど良いと思います。残響はうっすらとありますがほとんど意識されません。弦楽器の質感も良く捉えています。一昔前のフィリップスらしい好録音ではないでしょうか。

こういう録音は私は好きなのですが,若干誇張された不自然さがあるのと,最近の音場を重視する録音とはアプローチが全く異なるため,この録音をどう思うかは聴き手が録音に何を期待しているか次第だとは思いますが,こういう風に録音されるものがほとんどなくなってしまったのは残念でなりません。

なお録音はヴァイオリン協奏曲が1980年,チェロ協奏曲が1972年と時期に開きがありますが,どちらも同傾向です。

演奏は,どちらの協奏曲も一昔前のモダン楽器によるオーソドックスなものだと思います。特にヴァイオリン協奏曲のカデンツァなど技巧が凝らされていて,ハイドンの協奏曲にふさわしいかどうかは置いておいて,なかなか聴き応えがあります。当然今流行のピリオドアプローチ的なところはありませんが,明るく快活で素直な好演奏だと思います。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲 ギターデュオ版(エファンステファン・ギターデュオ)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲(ギターデュオ版)
エファンステファン・ギターデュオ(EphenStephen Guitar Duo)
Recorded in the upstairs foyer at the Old Teachers College, Armidale during Autumn 2008.
ES 002 (C)2008 EphenStephen (輸入盤)
好録音度:★★★
参考: 公式WebサイトCD Baby

ギターによるゴルトベルク変奏曲といえば,カート・ラダーマーの演奏がありますが,これはこの演奏のために製作された特注ギターと多重録音を駆使していましたが,こちらはStephen ThorneycroftとStephen Tafraという二人のギタリストによる本当の二重奏です。ギターもボディが高音域を弾きやすいようになっていますが普通のギターのようです。

編曲も彼ら自身によるものだそうです。やはり音域の問題か,オクターブ移動して弾いていると思われるところが所々あり,原曲に対して忠実というわけにはいかないようですが,それでもほぼ違和感のない形で編曲がなされています。演奏の腕前もなかなかのものです。リピートは一部省略されています。

録音ですが,残響が多いというわけではないのですが,少し曇り気味でクリアさが足りません。撥弦の鋭い立ち上がりが丸くなってねむい音になってしまっています。このギターの立ち上がりの音,胴鳴りをもっとリアルに録って欲しいところです。

それにしても,こうやって聴いていると,カート・ラダーマーのディスクが演奏においても録音においても抜きん出ているよなぁと改めて思ってしまいます。

タグ: [器楽曲]  [ギター] 

モーツァルト:交響曲集(マッケラス/プラハ室内管弦楽団)

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(a) モーツァルト:交響曲第25番,第28番,第29番
Recorded in The Hall of Artists, Prague on July 1-7, 1987
CD-80165 (P)(C)1988 TELARC (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV Onlineicon

(b) モーツァルト:交響曲第40番,第41番
Recorded in The Hall of Artists, Prague on June 12-14, 1986
CD-80139 (P)(C)1986 TELARC (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV Onlineicon

サー・チャールズ・マッケラス指揮(Sir Charles Mackerras)(Conductor)
プラハ室内管弦楽団(Prague Chamber Orchestra)

スコットランド室内管弦楽団との交響曲集が良かったので,プラハ室内管弦楽団との演奏も聴いてみたくなり,2枚だけ聴いてみました。基本路線は同じで小編成でキリッと引き締まった演奏です。スコットランド室内管弦楽団との演奏がより新しい表現を指向していたのと比べると,相対的にやや堅実なように思いました。

録音ですが,スコットランド室内管弦楽団のに比べると残響がやや多めですが,弦楽器などの質感はこちらの方が少し良く感じられ,また見通しも悪くないので甲乙付けがたいところです。しかし,残響の鬱陶しさやオーディオクオリティの差から,やはりスコットランド室内管弦楽団との録音の方に軍配が上がりそうです。

とはいえ,こちらもなかなか良いですよ。

タグ: [交響曲] 

モーツァルト:後期交響曲集・交響曲集Vol.2(マッケラス/スコットランド室内管弦楽団)

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(a) モーツァルト:後期交響曲集
交響曲第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543
交響曲第40番 ト短調 K.550
交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
録音:2007年8月3日-9日 シティ・ホール(グラスゴー)
CKD 308 (P)(C)2008 LINN RECORDS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon

(b) モーツァルト:交響曲集 Vol.2
交響曲第29番 イ長調 K.201
交響曲第31番 ニ長調 K.297 「パリ」
交響曲第32番 ト長調 K.318
交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
録音:2009年7月11日-17日 シティ・ホール(グラスゴー)
CKD 350 (P)(C)2009 LINN RECORDS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon

サー・チャールズ・マッケラス指揮(Sir Charles Mackerras)(Conductor)
スコットランド室内管弦楽団(Scottish Chamber Orchestra)

マッケラスは1980年代にプラハ室内管弦楽団とモーツァルトの交響曲全集を完成させている(テラーク)ということですが,こちら80歳を越えてからの最晩年の録音とのことです。

この交響曲集も小編成のモダン楽器の室内管弦楽団による小気味よい演奏で,非常にフレッシュな印象を受けます。これが80歳を越える指揮者の演奏か?と驚きます。全く弛緩したところがありません。そして,小編成でありながら響きが豊かで軽量級ながら音の厚みに不満を感じることはありません。解釈は私には至極ベーシックな奇を衒わない正攻法に思えます。そこがまた良いところです。

さて録音ですが,これがまたなかなかの出来栄えです。残響はそれなりにあるのですが,直接音にあまり被らず,透明感あるヌケの良い音で録音されています。私としてはもう少し弦楽器に生々しい質感が欲しかったところですが,それでも十分に納得できます。そしてオーディオクオリティの良さは特筆に値します。全体にシルクのようにきめ細かくなめらかです。私の好みの方向とは少し異なるものの,客観的に見ても優秀録音と言えるのではないでしょうか。

ということで演奏も録音も良く,私にとってレヴァイン盤に代わる愛聴盤候補となりました。

マッケラスはその後,第二弾(交響曲第29,31,32,35,36番)(→HMV Onlineicon)も録音しています。未聴ですが,いずれ聴いてみたいと思っています。

(記2010/08/31)


で,その第二弾(b)も聴いてみました。後期の約2年後の録音ですが,演奏の傾向は後期と同じであり,録音のクオリティも同程度でした。これも後期と並んで愛聴盤候補に追加です。交響曲第25番が入っていないのが残念です。

(記2010/10/27)

ドヴォルザーク:交響曲第8番(ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン)

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ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮(Herbert Blomstedt)(Conductor)
シュターツカペレ・ドレスデン(Staatskapelle Dresden)
1974年5月6~10日 ドレスデン・ルカ協会
KICC 3574 (P)1995 King Record Co., Ltd. (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考: HMV Onlineicon

ものすごいパワーを感じる逞しさが魅力です。このサウンドには圧倒されっぱなしです。金管の鳴りっぷりもすごいですし,弦の力強くそして艶やかな音色も素晴らしいです。これだけ鳴っていて粗くならないのはさすがです。シュターツカペレ・ドレスデンが好きな方が多いのもわかる気がします。一聴の価値あり。

それにしても第4楽章のフルート・ソロを鮮やかに格好良く吹ききった演奏になかなか出会えませんねぇ...

録音はすごく残響が相当多くて私の好みではありませんが,音色が曇ることなく魅力的に感じられるのは直接音の捉え方が優れているためでしょう。「アナログの優秀録音」と評する方がおられるのも理解できないことはありません。でもやっぱりフォルテがうるさく感じられたりもするので,もう少し残響を抑えてすっきりとしている方が良いと思っています。

これ,もう35年以上前の録音なんですね。ブロムシュテット若いです。

タグ: [交響曲] 

インナーホン JVC HA-FXC71/HA-FXC51のレビュー

jvc_ha-fxc71.jpg HA-FXC71 jvc_ha-fxc51.jpg HA-FXC51

CD試聴記」のWebサイトのオーディオ製品試用記インナーホン JVC HA-FXC71/HA-FXC51 のレビューを載せました。

参考: Amazon.co.jp (HA-FXC71-BHA-FXC71-WHA-FXC51-BHA-FXC51-R

以下,転載します。参考になれば幸いです。


HX-FXC71 ケーブル1.2m Y字,プラグストレート型 金メッキ 16Ω 6.2g
HX-FXC51 ケーブル1.2m Y字,プラグストレート型 金メッキ 16Ω 4.4g

2010年6月発売。私が苦手とするカナル(耳栓)型です(^^;。トップマウント構造という,振動板が音筒部の先端に配置された特殊な構造になっているのが最大の特徴です。FXC71とFXC51は見かけはほとんど同じですが,カタログスペック上では重量が異なるのと,再生周波数帯域がFXC71は8-25,000Hz,FXC51は10-24,000Hzと異なっています。内部の構造もFXC71の方が凝っていますし,カナル型特有のケーブルのタッチノイズに対する対策もFXC71の方が上のようです。

音質はどちらも癖が全くなく広帯域・高解像でスピード感があります。変に響きが付加されたり色が付いたりすることがありません。ヌケの良さも抜群です。これは本当にいいかもしれません。

相対的な比較になりますが,FXC71は高域から低域までフラットで低域の量感がかなりあります。FXC51はそれに比べると少し高域寄りで低域は弱め(というか普通),わずかに中域に凹みがあるように感じました。あと,FXC71の方がわずかに緻密さというか密度感が高いように思いました。帯域バランス的には低音の量感が控えめなFXC51の方が私の好みに合いますが,やはり緻密さに勝るFXC71の方が長期にわたって愛用できそうな気がします。

ということで,これは私にとってさしあたり当たりでした。長期に使ってみないと本当に気に入るかどうかはわかりませんが,愛用候補に挙げるに十分な音質です。それよりも,まずは私のカナル型に対する「苦手」の克服が先ですが(^^;。

シベリウス:交響曲全集(アブラヴァネル/ユタ交響楽団)

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シベリウス:交響曲全集
モーリス・アブラヴァネル(Maurice Abravanel)(Conductor)
ユタ交響楽団(Utah Symphony Orchestra)
May 1977, Mormon Tabernacle, Salt Lake City, UT
Vanguard Classics ATM-CD-1201/1202 (P)(C)2003 Artemis Classics, LLC (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV Online (a)icon(b)icon

シベリウスの演奏としてはかなり特異なのではないかと思います。「アメリカ的」なんていう言葉で濁したくなかったのですが,やっぱりなんとなくアメリカンなんです。それもニューヨークやシカゴといった大都会の雰囲気ではなく,田舎町の垢抜けないネアカな感じですね。フレーズの節々に微笑ましい味を出しています。正直言ってあんまりシベリウスを聴いている感じがしません(特に第一番,第二番)。これはこれで面白いのですが。

録音ですが,ブラームスの交響曲同様,残響を抑え気味にして直接音主体に各パートを明瞭に捉えた好録音と言えます。やはり同様にオーディオクオリティは少し粗さが感じられますが,私としては十分に我慢の範囲です。

なお,(b)のディスク2にはエイドリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルによる交響詩集(1956年録音)がカップリングされています。

タグ: [交響曲] 

シベリウス:交響曲全集,ヴァイオリン協奏曲,他(マゼール/ラクリン/ピッツバーグ交響楽団)

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シベリウス:交響曲全集
交響曲第一番~第七番,ヴァイオリン協奏曲 作品47,セレナーデ 作品69-2,エン・サガ 作品9,トゥオネラの白鳥 作品22-3,カレリア組曲 作品11,悲しきワルツ 作品44-1,フィンランディア 作品26
ロリン・マゼール指揮(Lorin Maazel)(Conductor)
ジュリアン・ラクリン(Julian Rachlin)(Violin)
ピッツバーグ交響楽団(Pittsburgh Symphony Orchestra)
1990-1992年録音
SB5K 87882 (P)1994 (C)2002 Sony Music Entertainment Inc. (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV Onlineicon

マゼール2回目の全集(1回目はウィーン・フィル)。それにしても...ピッツバーグ響はマゼールのロボットに徹していますねぇ。感情を廃して指揮者に命ぜられるがまま忠実に整然と音楽を形作っているという感じがします。フォルテであっても荒れる感じは全くなく抑制されていてとても美しく響きます。ある意味非常に成功していると思います。私は...もう少し生気のある音楽の方がいいかなとは思いますが。

次にラクリンのヴァイオリン協奏曲ですが,完全にマゼールに合わせてしまっています。「おいおい,なに一人で熱くなってんだ?」なんて言われたんじゃないでしょうか(^^;。若いのになに年寄り臭い音楽やってるんだと思ってしまうのですが,巨匠相手なので仕方ないのかもしれないですね。でも,とても上手いですね。完璧にマゼールの音楽に合わせ込んでいるあたりなどさすがです。

録音ですが,地味で最初は冴えない録音だなぁと思っていたのですが,よく聴くとオーディオ的にはとてもなめらかで緻密で上質であり,余計な音や邪魔な残響などもあまりなく,中身の充実したいい録音だということがわかってきました。もう少しヌケの良さがあれば文句なかったのですが,惜しいと思います。

このCD,国内で取り扱いがあったのかはわからないのですが(別のバージョンは廃盤ですね),amazon.comではまだあるようです。

タグ: [交響曲] 

チャイコフスキー:1812年,ロメオトジュリエット,くるみ割り人形組曲(ショルティ/シカゴ交響楽団)

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チャイコフスキー:序曲「1812年」作品49
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」作品71a
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮(Sir Georg Solti)(Conductor)
シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)
Orchestra Hall, Chicago, January 1986
417 400-2 (P)(C)1987 The Decca Records Company Ltd. (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: HMV Onlineicon

このCDはかなり昔に買ったと記憶しています。そして,ショルティの録音が私の好みに合うということを最初に意識したCDでもあります。この中では特にくるみ割り人形が気に入っています(曲自体も好きなので)。

録音ということではやはり1812年がすごいですね。大砲の音がショボかったり取って付けたような不自然なものが多いのですが,これはすごく締まったいい音で入っています(多少不自然さはあるかもしれませんが)。実は音の波形を見てみると盛大にクリップしているのですが,まあ所詮大砲の音ですので全く気になりません(というか気がつかない)。このすごさを除いても,残響を抑えて明瞭感とヌケの良さを確保した引き締まった良好な録音と言えます。

演奏に関しても明るく活気があって気に入っています。愛聴盤です。

シベリウス,メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(イヴリー・ギトリス)

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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
イヴリー・ギトリス(Ivry Gitlis)(Violin)
デヴィッド・ジョセフォヴィッツ(David Josefowitz)(Conductor)
アントニオ・デ・アルメイダ(Antonio de Almeida)(Conductor)
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団(Orchestre National de I'Opera de Monte-Carlo)
録音:1978年6月13日,14日 モンテカルロ
DORON DRC4013 (P)(C)2010 DORON music Switzerland (輸入盤)
好録音度:★★☆
参考: HMV Onlineicon

これはすごいですねぇ...まるで体臭がしてきそうな癖の強いヴァイオリンですが,これぞ巨匠というか,今の均質化した整った演奏に慣れてしまった耳にはかなり刺激的です。抜群のキレの良さに加えてそれを惜しげもなく「俺のヴァイオリンを聴け!」と言わんばかりに誇示し見せつけてくれるサービス精神,メンデルスゾーンもシベリウスも自分の流儀で押し通す頑固さ。いやー,面白いですねぇ。大道芸的な面白さがあります。

一方オーケストラの方はといえば...ギトリスの勢いについていけないのか,合わせる気がないのか,どっちにしてもバラバラでこれはちょっとあかんでしょう...ギトリスのヴァイオリンを一層引き立てる役目はしているかもしれませんが(^^;。

カザルスのブランデンブルク協奏曲を聴いたときにも感じたのですが,かつて音楽はこんなに楽しい世界だったんですねぇ。今はこういう世界はすっかり失われてしまった気がして少し寂しさを感じてしまいます。

さて録音ですが,これは1950年代前半のモノラル録音か?と思ってしまうようなクオリティです。何の目的で録音されたのかはわかりませんが,とても1978年のものとは思えないです。しかし,ソロにきっちりとフォーカスされていて氏のヴァイオリンの音は堪能できますが。それにしても,このクオリティはちょっと...と思ってしまいます。

ということで,すごく面白いのですが,ギトリスファン以外には全くお薦めしません(^^;。

シベリウス:交響曲全集(セーゲルスタム/デンマーク国立交響楽団)

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シベリウス:交響曲全集
レイフ・セーゲルスタム(Leif Segerstam)(Conductor)
デンマーク国立交響楽団(Danish National Symphony Orchestra)
1990-1992, Danish Radio Concert Hall, Copenhagen
8867 Brilliant Classics (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: HMV Onlineicon

ゆったりとしていてスケール感がものすごくあります。オーケストラを力強く存分に鳴らしながら,荒っぽくなることなく雄大な音楽を作り出しています。第一番,第二番だけでなく,第三番や第六番でもこんな感じなので,このあたりは好みが分かれるかもしれません。

録音ですが,残響が多くややくぐもっているのであまり良くないのですが,演奏の雰囲気には合っているかもしれません。私としてはやはり不満が残ります。

タグ: [交響曲] 

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(ルドヴィート・カンタ)

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バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
ルドヴィート・カンタ(Ludovit Kanta)(Cello)
Cygnus(津幡町文化会館), 27-30 July & 1, 2 December 2009
自主制作 PANU-7007/8 (C)2010 PANCE MUSIC LTD. (国内盤)
好録音度:★★☆
参考:公式Webサイト

CD試聴記」からの転載記事です。

カンタ氏は,スロヴァキア共和国出身で,1990年よりオーケストラ・アンサンブル金沢の首席チェリスト。本CDはレコード芸術誌2010年10月号で特選でした。店頭での取り扱いがあるのかよくわかりませんが,公式Webサイトからメールで問い合わせれば購入可能です。

モダン楽器にガット弦を張り,A=440Hzでチューニングされています。解説書では「単に音が好きだからであって,歴史的に正しい演奏をするからではありません。」と明言されています。また第五番もスコルダトゥーラではなく通常のチューニングで,第六番も五弦を使わず通常のチェロで,と書かれています。あまりそういうことにこだわっておられないようです。(というか,彼にとって最高のパフォーマンスが出来る方法をとっただけと想像します)

そういった姿勢が音楽にもにじみ出ているのか(あるいはそう聴いてしまっているのかもしれませんが),大らかであまり細かいことにこだわらない自由な雰囲気が一番の魅力になっていると思います。堅いこと言わずにみんなで楽しもうよ,という感じです。こういうアプローチの演奏が少なくなってきているようにも思いますが,「そうだよな,これも一つの音楽の楽しみ方だよな」っと思い起こさせてくれる良さがあると思います。ある意味音楽の在り方の一つの本質を突いていると思いますし,個人的にも大歓迎です。

録音ですが,残念ながら私の好みからすれば最悪の部類に入ります。残響過多が楽器音に大きく被っています。不明瞭極まりなく,細部が聴き取りづらいですし,せっかくのガット弦の質感も感じられず音色が台無しになっています。さらに少し歪みっぽい感じがします。「ガット弦の音色が好き」というなら,なぜ氏自身が体感しておられるその素晴らしい音色をなぜ我々に共有させてくれないのですか?と苦情を言いたいです。

※★★☆はあくまでも録音に対する評価です。念のため。

タグ: [器楽曲]  [チェロ] 

音楽CDのエラー訂正について

前回に引き続きオーディオに関する話です。

再生するとメカ的な異音のするBlu-spec CDをきっかけにいろいろと調べていたのですが,CDのエラー訂正に関しては,未だにとんでもない誤りを書いているサイトがあるものの,概ね音楽CDであってもちゃんとしたエラー訂正があり,通常は完全にエラーが訂正されるという正しい理解が広がっているように思いました。

一点だけ補足することがあるとすれば,「エラーが多いほどエラー訂正回路が頻繁に働き,その回路の電流変化が音質に影響を与えている」といった主旨の記述を見かけることがありますが,データが読み取られた後のデジタル領域でのエラー訂正のことを言っているのであれば,これはちょっと違うであろう,ということだけです。

確かにエラー訂正には複雑で膨大な処理が伴いますが,この処理自体は入力されてくるデータのエラー有無に関係なく一律に同じ処理を淡々とこなしていきます。とにかくエラー訂正回路でデータを処理しないことには,エラーの有無すらわからないからです。そしてその処理の最終段階で初めてエラー有無と訂正のための情報が得られます。そのあとエラー訂正するかどうかの判断が入り,ここで初めてエラー有無で処理が分岐します。その処理量の差は膨大なエラー訂正回路の処理のほんの一部に過ぎず,その差による電流負荷の変化はあってもごく微量であり,それによって大きな音質の差が生じるとは考えにくいというのがその理由です。

(記2010/10/13)


別のエラー訂正と勘違いして間違った情報を発信してしまいました。申し訳ありません。こんなことをしているようでは他の記事のことをとやかく言えないですね。情けなや・・・反省。ということでエラー訂正いたします(^^;。

確かにエラー有無に関わらず計算はするのですが,最初のシンドローム算出のところでエラー有無がわかります。エラーがある場合は,そのあとにエラー訂正するためにエラー数やエラー箇所,そして正しい値の算出処理がありますので,「微量」とは言えないだけの処理の差が出てきます。この差が音質に影響するだけの電流負荷の差になるのかはわかりませんが,処理量がそれなりに異なりますので,少なくとも上に書いた内容は間違いでした。

参考url: リード・ソロモン符号(Wikipedia)

かなり以前,リード・ソロモン符号を使ったエラー訂正回路の開発に関わったことがあり,その時に勉強したのですが,なにぶん相当前なので記憶があやふやなまま書いてしまいました。ちょっと不安になって過去の資料を引っ張り出してきて間違いに気がつきました。スミマセン。

エラー訂正を本当に理解するには符号理論の理解が不可欠ですが,非常に難解で結局私には理解不能でした。とはいえ,動く回路を開発しなければならないので,規格書に定義された原始多項式(だったかな?)から処理アルゴリズムを導出し,Verilog HDLで回路記述するくらいは出来るようになりました。回路記述前に動作を頭にたたき込むためソフトウェアでシミュレーションなどもしたのですが,ランダムに与えたエラーが見事に訂正されていく様を体感して,こんなことを考えた人は本当に大天才だと驚嘆したことを思い出しました。大学の数学科って何してるんだろうなぁなんて思ってたのですが,こういった数学理論が先端技術を支えているんだということを改めて実感した次第です。

(記2010/10/13)

高音質CDについて考えてみました

先日取り上げた飯守さんのベートーヴェンの交響曲全集はBlu-spec CDですが,製盤精度が良くないためかCDプレーヤから異音が発生するため,「こんな異音を誘発するBlu-spec CD,何の意味もありません。」と書きました。私は元々SHM-CDやBlu-spec CDなど,盤の素材やピットの成形精度を高めることによって音質が良くなるということに対して懐疑的です。SHM-CDについては「これがSHM-CDだ! クラシックで聴き比べる体験サンプラー(比較用CD付)」(→HMV Onlineicon)を購入して聴き比べてみましたが,全く差がわかりませんでした。

私にとってのオーディオ,音へのこだわり」というエントリーでも述べましたが,私には私なりの音へのこだわりがありますが,CDの素材やアクセサリー類による音の変化には鈍感ですし,興味も薄いです。興味があまりないから鈍感なのかもしれません。私はエンジニアなので,理論的に説明がつかない,あるいは客観的に信頼できる実験結果が示されていないことについては信用しない質であることも影響していると思います。

これらの高音質CDについて,音が良くなる理由としては,Webをいろいろとみていると定説が固まりつつあるようです。通常のCDの再生においては,読み取りエラーが定常的に発生し,より正しくトラッキングしようとピックアップやスピンドルモーターのサーボが動作するが,この時の駆動力の変化が電源系を通して音声のアナログ信号系に影響を与えて音質を悪化させている。高音質CDでは読み取り精度が向上するためにトラッキングエラーやジッター(揺らぎ)が減少し,サーボへの負担が軽減されるため,音声のアナログ信号系に与える影響も減り,音質の悪化が防げる,というものです。私ももし本当にあるとすれば,確かにこれが一番納得性のある理由かな,と思っています。

しかし,本当にそうなのか? そんなことくらいで音質がそんなに変わるのか? というのが私のエンジニア視点での感覚です。それを物理的に測定したものもなければ,客観的に納得のいく方法(例えば二重盲検法)で試聴比較した結果も見たことがありません。

また,トラッキングエラーはなにも素材やピットの精度だけで発生するわけではありません,盤の中心精度が悪い偏芯や,盤の平坦度など,製盤精度も大きく影響するはずです。私の所有する飯守さんのベートーヴェンの交響曲全集は製盤精度が悪いと思われ,トラッキング状態が大きく悪化し,サーボが激しく動作しているために異音が発生している可能性があります。こうなるともう「これが高音質CDだと?ふざけるな!」状態です。「こんな異音を誘発するBlu-spec CD,何の意味もありません。」と書いた理由がこれです。盤の材質やピット精度ばかり宣伝されていますが,確かな製盤精度があってこそ活きるのです。その製盤精度に関してはなんら触れられているものを見たことがありません。

通常CDとSHM-CDのエラーレートを測定して公開されているサイトもありましたが,そこではSHM-CDの方がエラーレートが高いという結果が示されていました。単にSHM-CDの方が製盤精度が悪かっただけ,という推測も出来ます。または,CDプレーヤやCDドライブは通常CDのポリカーボネートに光学特性を合わせているため,光学特性の異なる素材だとかえってエラーレートが悪化するのかもしれない,という推測も成り立つかもしれません(しかし,さすがに素材を検討する際にその程度のことは検証されているはずですが...)。

ちょっととりとめのない文章になってしまいました。すみません。今回いろいろなWebサイトを見ていて改めてオーディオに関して考えてみたくなりました。また文章を書きながら頭の中を整理していきたいと思っています。

ブラームス:交響曲全集(飯守泰次郎/関西フィルハーモニー管弦楽団)

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ブラームス:交響曲全集
飯守泰次郎指揮(Taijiro Iimori)(Conductor)
関西フィルハーモニー管弦楽団(Kansai Philharmonic Orchestra)
20, 21 Apr. 2009(第一番,第二番), 29, 30 Mar. 2010(第三番,第四番)
FOCD9476/8 fontec (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

このブラームスは東京シティフィルとのベートーヴェンとは違い,かなり保守的な印象を受けました。遅めのテンポでじっくりとオーケストラを鳴らしています。特に第一番の終楽章のクライマックスの盛り上げ方など聴きどころもいろいろとあります。オーソドックスなブラームス演奏の一つとしてなかなかの出来栄えではないかと思います。第一楽章のリピートが全て省略されているのは残念です(レコード芸術誌ではリピート省略を「指揮者の見識」などと書かれていたと記憶していますが,どういう見識なのか聞いてみたい...というかなぜリピート省略なのかその理由を聞きたい)。

録音ですが,かなり響きを豊潤に取り込んでいるのですが(しかも直接音よりも残響の方が優勢),こもった感じがなく帯域バランスも悪くありません。弦楽器の音にも艶が感じられます。なので最初の印象は良いのですが,残響の周波数特性が何となく不自然というか,音色の曇りをイコライザで高域を持ち上げて補正しているような,そんな音色です。ちょっと表現は悪いかもしれませんがカスカスした感じなのです。実際にはそんな補正などしていないのかもしれませんし,帯域バランスが取れているのでなかなか良いと感じる瞬間もあるのですが,冷静になってよく聴くとやっぱり私の好きな録音とは方向性が異なります。曇った感じがないだけ良いと言えるかもしれませんが,何となく不自然で人工的,加工された音という印象が拭えません。

第一番 15:45/9:59/5:11/18:07 計49:18 提示部リピート省略
第二番 16:13/10:29/5:07/8:48 計40:51 提示部リピート省略
第三番 10:27/9:40/6:46/9:10 計36:22 提示部リピート省略
第四番 13:10/12:11/6:23/10:37 計42:37

それで,このセットですが,こともあろうかベートーヴェンの全集と同様,あるCDプレーヤにかけるとササササというメカ的な異音が発生します。うち1枚は1度だけですがプレーヤのディスプレイにERROR表示されて全く再生できないということもありました(ERROR表示なんて初めて遭遇しました!)。これもやっぱりディスクの製造精度の問題があるのではないかと思われます。たまたま当たりが悪かったのかとも思いましたが,フォンテックのCDで立て続けに起きたので,たまたまとも言えないような気がしてきました...ちょっとがっかりです。

タグ: [交響曲] 

ベートーヴェン:交響曲全集(飯守泰次郎/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
2000年3月-12月,2001年12月 東京文化会館におけるライヴ録音
FOCD9438/42 fontec (国内盤)
好録音度:★★★★~★★★★☆
参考:HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
新ベーレンライター版に基づく日本初の全集とのことです。これが実際の音楽として本質的にどういうことをもたらしているのかは私にはよくわかりませんが,解説書には,「従来のように校訂者がその解釈を押しつけるのではなく,演奏者自信が白紙で考えるための材料を提供する…」とあります。いわば精密な白地図が提供されていて,その白地図に何を書き込んで地図を完成させていくのかは,それを使う側次第,ということなのでしょうか。原点に立ち返るというわけですね。

で,このベートーヴェンの全集,かなり良いです。すごく気に入りました。正直日本のオーケストラでこんなフレッシュな演奏が聴けるとは思ってもみませんでした(^^;。うれしい誤算です。コンパクトな編成による精密なアンサンブルで極めて引き締まった見通しの良い音楽を構築していますが,斬新さ,鮮烈さを狙うのではなく,まるで現代の新しいスタンダードを築き上げようとするかのように王道路線を貫いている(誤解されそうな言い方ですが,あえて使います)ところに好感を持ちました。

さて録音ですが,響きを抑えてややドライに録っています。やや高域のヌケに欠け,低域がわずかにもごもごするきらいはありますが,見通しは悪くなく,この引き締まった演奏にふさわしい録り方だと思います。私としては,もう少し弦楽器を生々しい質感で捉えて欲しかったところですが,まあ許せるレベルです(最近こういう惜しいのが多いと思います)。なおライブ録音とのことですが,拍手は入っていません。

この5枚組のセット,たまたま当たりが悪かったのか,あるCDプレーヤで再生するとプレーヤからカラカラとメカ的な異音が発生します(しかも5枚とも!)。今まで他のディスクではこんな異音はまったくしたことがありません。原因は定かではありませんが,ディスクの偏心のような製造精度の悪さによるものではないかと推測しています。このディスクはBlu-spec CDなのですが(そういえばよく見るとCDであることを示すロゴがない),もしディスクの精度の問題であるとしたら,こんなに馬鹿馬鹿しいことはありません。新しいテクノロジーを導入するのは結構ですが,それ以前の基本的な品質管理にもっとしっかりしてほしいものです。こんな異音を誘発するBlu-spec CD,何の意味もありません。せっかくの素晴らしい演奏が台無し...泣けてきます。

さらに...解説書の文字が小さくて読むのが苦痛です。まるで保険の約款並の文字の大きさ。読んでくれるなと言わんばかり。私は幸いにもまだ近くの文字が読みにくいということはないのですが,それでもつらかったです。購買層を考えたらこの文字はちょっとないんじゃないのと思うのですが...

ハイドン:ピアノ・ソナタ集(グレン・グールド)

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ハイドン:ピアノ・ソナタ集
グレン・グールド(Glenn Gould)(Piano)
Columbia 30th Street Studio, New York City, USA.
March 11, 1981(Hob.XVI:42), March 12 & May 29, 1981(Hob.XVI:48), February 24 & 25, 1981(Hob.XVI:49), October 13 & 14, 1980(Hob.XVI:50), October 14, 1980(Hob.XVI:51), February 25 & March 13, 1981(Hob.XVI:52)
88697148522 (P)1982 (C)2007 SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT (輸入盤)
好録音度:★★★★★
参考:HMV Onlineicon

ハイドンのピアノ・ソナタは初めて聴きます。ゴルトベルク変奏曲新盤と同じ1981年頃の録音ということで聴いてみたくなりました。で,予想通り,ゴルトベルク変奏曲同様の好録音でした。文句なしの五つ星です。スタジオで残響など一切なくクリアに録音することがどれだけ素晴らしいことかということを改めて認識しました。

以上!(手抜きコメントですみません)

ベートーヴェン:交響曲全集(クーン/ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
グスタフ・クーン指揮(Gustav Kuhn)(Conductor)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団(Orchestra Haydn di Bolzano e Trento)
Auditorium Haydn, Bolzano, Italy, November 2005 - May 2006
(C)2007 col legno (P)2006 Orchestra Haydn di Bolzano e Trento (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考:HMV Onlineicon

オーソドックスです。テンポも落ち着いていてどちらかといえば旧来のアプローチに近く,ピリオドアプローチに慣れてきた耳には古臭く感じる時もあるのですが,音楽自体はとても引き締まっていて素直に良いと思える,オーソドックスな演奏の良さを改めて教えてくれる良演奏です。

録音は演出臭さのほとんどない,私にとってはある意味とてもリアルな録音です。私の記憶の底にあるオーケストラで弾いていたときに聴いていた音に印象がとても近いのです。特にチェロ,ベースの音! ザッザッというか,そういえば低く響く基音の上に実は高調波や摩擦による雑音(?)がいっぱいのってたよなぁ,ということを思い出させてくれます。ヴァイオリンなどの高域のヌケや透明感に若干の不満があるので四つ星ですが,気持ちの上では五つ星です(^^)。

あぁ,あともう少しヌケの良いスカッとした録音だったら間違いなく愛聴盤になっただろうに...惜しいです。

ちなみにライヴ録音で,演奏後に盛大な拍手が入っています。

タグ: [交響曲]