イタリア・バロック・リコーダーソナタ集(ミカラ・ペトリ/ジョージ・マルコム)

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イタリア・バロック・リコーダーソナタ集
ミカラ・ペトリ Michala Petri (Recorder)
ジョージ・マルコム George Malcolm (Harpsichord)
1984年6月16-18日 ロンドン,ヘンリーウッドホール
PHCP-3633 (C)Philips Classics (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconiTunes Store
イタリアのバロック作曲家の作品を演奏しています。収録曲は以下の通りです。

ヴィヴァルディ:「忠実な羊飼い」作品13より ソナタ第6番 ト長調 RV58
コレッリ:ソナタ ハ長調 作品5-9
ビガグリア:ソナタ イ短調
ボノンチーニ:室内ディベルティメント第6番 ハ短調
G. サンマルティーニ:ソナタ ト長調 作品13-4
マルチェッロ:ソナタ ヘ長調 作品2-1

G. サンマルティーニとコレッリの作品が特に好きですね。ミカラ・ペトリの澄んだリコーダーの音色,溌剌と活き活きとした若々しい音楽がとても素敵です。

今まであまり意識していなかったのですが,私の認識ではペトリのリコーダーは「モダン」です。ペトリの録音では特に1980年代前半にアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと残した多くのバロック・リコーダー協奏曲が,モダンの感性で新たな生命を吹き込んだものとして私の中で特別な存在となっています。このソナタ集もそれに加わるものとして長年愛聴しています。

そしてこのフィリップスの録音がまたペトリのリコーダーの長所を良く捉えていて秀逸ですね。残響を抑え適切な距離感で透明感ある音色で質感豊に録っています。ペトリの素晴らしいリコーダーがこのような良好な録音で残されたことを本当に嬉しく思います。

これらのフィリップス録音はオリジナルのものはすでに廃盤になっていますが,ボックスセット等で何とか生き残っていますね。

ペトリは現在も新譜をリリースしており,まだまだ現役で活躍されているのは嬉しい限りですが,録音に関して言うと,彼女の澄んだ音色をクリアに捉えているとは言えず,欲求不満が残るものが多くて残念でなりません。

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