ハイドン:交響曲全集(アンタル・ドラティ指揮/フィルハーモニア・フンガリカ)

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ハイドン:交響曲全集
アンタル・ドラティ指揮/フィルハーモニア・フンガリカ
1969-72年録音
448 531-2 (P)1970-74 (C)1996 The Decca Record (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
33枚組の全集。全てを聴いたわけではありませんが,少しだけ感想を。全集はこれの他に,アダム・フィッシャー指揮/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団デニス・ラッセル・デイヴィス指揮/シュトゥットガルト室内管弦楽団を聴きましたが,このドラティ指揮/フィルハーモニア・フンガリカの全集が,演奏面でも録音面でも一番聴きやすいと思いました。

演奏に大きな特色があるわけではありませんし,昨今のピリオドアプローチなどと比べると若干の古めかしさはあるものの,モダン楽器による奇を衒わないオーソドックスな表現で安心して聴くことが出来ます。フィルハーモニア・フンガリカは技術面で少し不安がありましたが,実際に聴いてみて全く問題ないことがわかりました。3年という短期間に良くこれだけの水準の全集を完成させられたものだと本当に感心します。

録音ですが,会場の響きが少し被って音色が曇りがちなのが本当に惜しいのですが,残響というほど尾を引かず音色を曇らせる以上の悪影響がほとんどないので,思ったよりも聴きやすいです。弦楽器の質感もまずまずです。演出色が抑えられ実在感のある雰囲気で録られているのも好印象です。もちろん私としてはもっとスカッと抜けよく録音して欲しかったと思いますが。

ということで,まだまだ聴いていない曲も多いので,これからもぼちぼち取り出して聴いていこうと思います。この全集は33枚組にしてはパッケージがコンパクトなのも助かります。値段は他の全集と比べるとちょっと高いですね。私はたまたまタイミング良く特売で15,000円程度で購入しましたが...過去,7,000円前後で買えた時期もあったようですね(異なるパッケージだったようですが)。

タグ: [交響曲] 

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