モーツァルト:弦楽四重奏曲全集(アマデウス四重奏団)

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モーツァルト:弦楽四重奏曲全集
アマデウス四重奏団(Amadeus Quartet)
DG 423 300-2 (P)1964,1966,1967,1969,1977 Polydor International GmbH (輸入盤)
好録音度:★★★☆~★★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

一番最初に手に入れたモーツァルトの弦楽四重奏曲のCDがこの全集でした。長い間これだけを聴き続けてきたので,私の中では「モーツァルトの弦楽四重奏曲=アマデウス四重奏団の全集」という具合に染みついてしまっています。他の演奏をいくつか聴いてみた今でも私にとってのベストはやっぱりこの全集です。

この演奏の良さはハイドンの弦楽四重奏曲集と全く共通しています。演奏者自身が一所懸命にアンサンブルを楽しんでいる,この楽しさを共に感じることの出来る幸せ! これが良いんです。ハイドンの弦楽四重奏曲集のところで「キレのある演奏はしませんが」と書きましたが,それはとんでもない勘違いだったかもしれません。確かに表面的にはそう聴こえることもありますが,極めて濃密に絶妙に絡み合う充実度の高いアンサンブルはこの団体のポテンシャルの高さを如実に表しています。

この全集にはディベルティメントK.136-138も収録されているのですが,実はこれが一番好きだったりします。

録音年の詳細は省略しますが,ハイドンセットから以降の作品が1960年代の録音,それ以前の作品が1970年代の録音になります。最も録音状態がよいのは1974年に録音されたK.80とK.136-138で,音の捉え方は文句なし,オーディオクオリティもほぼ満足出来ます(★★★★☆)。次に1963年と1966年に録音されたハイドン・セットの5曲(K.464を除く)で,オーディオ的な粗さはありますが,音の捉え方はまずまずです(★★★★)。その他の曲は若干響きが楽器音に被って明瞭度が落ち気味です(★★★☆)。録音年代はばらついていますが,全体としてこれだけ揃っていれば,まずまずといって良いと思います。

このような名演奏が良好な録音で残されたことに感謝します。

[モーツァルト][室内楽曲][弦楽四重奏][愛聴盤]

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