ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番,大フーガ(ヴィルトゥオーゾ・カルテット)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番,大フーガ
ヴィルトゥオーゾ・カルテット Virtuoso Quartetto
Live Recording at Hakuju Hall, Tokyo, 7th November 2013
MM-2178 (P)(C)2014 Meister Music (国内盤)
好録音度:★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
ヴィルトゥオーゾ・カルテットは,齋藤真知亜(1stVn),大宮臨太郎(2ndVn),店村眞積(Vla),藤森亮一(Vc)といったNHK交響楽団他の精鋭4名から成る弦楽四重奏団。元々はN響カルテットという名称だったようですが,店村氏の東京都交響楽団特任首席ヴィオラ奏者就任にあたり改名されたとのことです。

私の勝手なイメージかもしれませんが,一流の弦楽四重奏団として名を馳せる団体の演奏と,すでに一流となった演奏家で結成される団体の演奏では,音楽の質が根本から異なるような気がします。この四重奏団は後者に当たると思いますが,全体としての表現はオーソドックスなのですが,個々のプレーヤーの高い技量と強い個性のぶつかり合いによって非常に魅力ある音楽に仕上がっています。これも室内楽の醍醐味ですね。

しかし,この録音は...この素晴らしい演奏の魅力を半分も伝えてくれていないと思います。マイク位置が遠いのか,ホールの響きが被りすぎて明瞭度が落ち,音色が曇り,楽器の質感が失われ,ニュアンスが消えてしまっています。残響が音楽の邪魔をするばかりで,ホールで録音したという雰囲気を感じさせること以外,音楽性にほとんど何も寄与していません。素晴らしい演奏が台無しです。本当にこれは残念でなりません。

マイスター・ミュージックの録音は私には全く合わないようです...

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