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アリアドネの迷宮(アリアンナ・サヴァール)

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アリアドネの迷宮
アリアンナ・サヴァール Arianna Savall (Harp)
2018年5月23,24日, 10月2,3日 ベルギー,シャトー・ド・フラウィンヌ
AV9941 (P)(C)2020 Alia Vox (輸入盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

アンティーク・ハープの弾き語り。アリアンナ・サヴァールはスイス・バーゼル出身。父は指揮者のジョルディ・サヴァールとのことです。収録曲は参考に挙げたサイトをご参照ください。解説書の写真を見ると7種類ほどのハープを使い分けているようです。

曲は最も昔の作曲家がGautier De Coinci(1177-1236)で,あとは1500年代から1700年代が多く,作曲者不詳の曲もいくつかありました。名前を聞いたことのある作曲家はモンテベルディくらいでした。中世的なほの暗い神秘的な雰囲気がアルバム通して漂います。

録音ですが,残響感はわずかにあってこの神秘的な印象をより深くする効果を持っていますが,基本的には直接音主体にこれらハープの音色を素直に明瞭に,雑味のない透明感のある音で捉えています。音の立ち上がり,粒立ちも申し分なく,7種類のハープの音色を楽しむのにふさわしい録音になっています。オーディオ品質も良好です。ほぼ欠点のない好録音です。

The Harpweaver (Maeve Gilchrist feat. Aizuri Quartet and Kyle Sanna)

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The Harpweaver
メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist (Harp)
2020年10月9日発売
参考: 公式Webサイト,bandcamp,amazon music,Apple Music

大好きなケルティック・ハーピスト,メイヴ・ギルクライストの久しぶりの新譜。アイズリ弦楽四重奏団(Aizuri Quartet)とギタリストのカイル・サンナ(Kyle Sanna)が参加しています。ハープソロ,弾き語りの他に,弦楽四重奏団とのアンサンブルというのが弦楽好きの私としては最高にうれしいです。

Apple Musicやamazon musicでストリーミング配信はありますが,ディスクの取り扱いはbandcampでしか見つかりませんでした。ディスクが欲しかったのでここで購入しましたが,ディスクを購入するとファイルのダウンロードも可能というのが良いです(FLAC(96kHz/24bit)もありました)。

YouTubeにタイトル曲が公開されていましたので載せておきます。最初から素晴らしいのですが,5:00あたりからがとても好きですね。最高です。


(記2021/2/13)



bandcampで注文していたディスクが届きました。裏面に直筆のサインの入ったポストカードも同封されていました。

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共演しているAizuri Quartetですが,藍摺弦楽四重奏団だそうです(→公式Webサイト)。ヴァイオリンのMiho Saegusaさんは北九州出身の日本人で,ヴィオラのAyane Kozasaさんも日本人の名前とおもわれるのですが,よくわかりませんでした。現在ニューヨークを拠点に活動されているそうです。

(記2021/2/28)

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ケルティック・ハーピスト メイヴ・ギルクライストの最近の動画

ケルティック・ハーピストのメイヴ・ギルクライストの最近の動画をふたつ。

ひとつ目はタップダンサーとの共演ですが,曲が良いですね。



ふたつ目はケルティック・ハープらしい作品です。



そろそろ新しいアルバムを出して欲しいです...

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メイヴ・ギルクライスト(Celtic Harp)とダロル・アンガー(Fiddle)の共演が観られるYouTube動画

もう何度も紹介しているケルティック・ハーピストのメイヴ・ギルクライストと,ブルーグラスの大御所フィドラーのダロル・アンガーが共演したYouTube動画をもう一つ紹介します。教会で行われたミニ・コンサートのようで,タップダンサーとの共演がメインですが,途中で2曲,ダロル・アンガーが出演します。



画質も音質もそれほど良くないビデオですが,演奏が観られるのは貴重で嬉しいことです。トータル1時間49分ほどの長いビデオですので,自分が鑑賞しやすいように,以下,気に入った曲へのリンクを張っておきます(YouTubeのサイトへ飛びます)。

[各曲へのリンク]
(1) Waves (タップダンサーとの共演)
(2) Sandhunter (タップダンサーとの共演)
(3) City in the North (弾き語り+タップダンサーとの共演)
(4) Peerie Joel's Waltz 他2曲 (メドレー,タップダンサーとの共演)
(5) 曲名不明 (タップダンサーとの共演)
(6) 曲名不明 (ダロル・アンガーとの共演)
(7) 曲名不明 (ダロル・アンガーとの共演)
(8) 曲名不明 (タップダンサーとの共演)
(9) 曲名不明 (タップダンサーとの共演)
以降省略...

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Song of Delight (メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist) ~ ケルティック・ハープ弾き語りのジャズ・アルバム

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Song of Delight
メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist (Celtic Harp)
April-October 2010
AMA1066 2 (P)(C)2011 Adventure Music (輸入盤)
参考: Amazon.co.jp,HMV Onlineicon
ケルティック・ハーピスト,メイヴ・ギルクライストの2011年リリースのアルバム。ベースとのアンサンブルとヴォーカルが中心で,フィドルがサポート的に加わります。かなりジャズ色が強いアルバムで,先に紹介した最近の二枚のアルバム“20 Chandler Street”,“The Ostinato Project”とはだいぶ趣が異なります。トラッド色,ケルティック色はあまりありません。

ジャズはあまり聴かないので最近のトラッド的なアルバムの方が好きなのですが,ケルティック・ハープの弾き語りによるジャズなどあまりないと思いますから,これはこれで楽しめました。大御所フィドラーのDarol Angerが少しだけ控えめに参加しています。私としては彼がもっと対等にやり合っているアルバムを期待したいのですが...(と,メイヴさんにメールでリクエストを出したのですが,これについてははぐらかされてしまいました(^^;)。

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The Ostinato Project (メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist)

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The Ostinato Project
メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist (Celtic Harp)
released 14 January 2013
品番なし (C)maevegilchristmusic (輸入盤)
参考: Amazon.co.jp,Official Web Site
最近お気に入りのケルティック・ハーピスト,メイヴ・ギルクライストの初めてのハープ・ソロ・アルバムとのことで,全てヴォーカルのないハープ・ソロで演奏されています。作曲も1曲を除いて彼女自身によるものです。曲名もなく曲番号しか付いていません。

曲調は,ケルティックをベースにしたニューエイジ風の曲作りではありますが,ミニマルミュージック風でもあり,少しあれっ?と思うような不思議な和声がまれに入っていて現代音楽的なところもわずかにあります。全体としてハープの神秘的な響きを活かした曲作りとなっていて,最初は少し取っつきにくいところはありましたが,何度も聴いているとこの魅力に少しずつ取り憑かれてきます。アルバムタイトルの“Ostinato”とは,Wikipediaによると「ある種の音楽的なパターンを続けて何度も繰り返す事をさす。」ということで,なるほどなと思いました。

この人の音楽は本当に多彩で他のアルバムとまた異なる内容になっていてジャンル分けに困るのですが,まだまだいろいろと挑戦中で自分の音楽を築き上げる過程にあるのかなと思います。これから先どのような音楽を聴かせてもらえるのか,本当に楽しみです。

紹介済みのアルバム:
20 Chandler Street

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20 Chandler Street (メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist)

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20 Chandler Street
メイヴ・ギルクライスト Maeve Gilchrist (Celtic Harp)
Dimension Studios in Boston, February 2013
AMA1085 2 (P)(C)2013 Adventure Music (輸入盤)
参考: Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Official Web Site
先日YouTubeの動画を紹介した最近お気に入りのケルティック・ハーピスト,メイヴ・ギルクライストの2013年のアルバム。このアルバムでは,Aidon O'Donnel(Bass),Duncan Wickel(Fiddle)とのアンサンブルが中心で,その他何人かのゲストが参加しています(フィドラーのダロル・アンガーも1曲だけ参加)。

ジャンルが何になるのかよくわかりませんが,トラッド(ケルティック)とニューエイジ(今でもこの言葉は使われるのか?)の中間のような音楽で,ヴォーカルが入る曲が2曲あり,その他はインストゥルメンタルです。

このアルバムには,YouTube動画を紹介した“City in the North”,“Peerie Joel's Waltz”,“Waves”,も収録されています(残念ながら一番聴きたかった“Bee's Wing”は収録されていませんでした)。いずれもハープを中心にしたアンサンブルでの演奏です。ハープの演奏が素晴らしいのはもちろんのこと,曲も親しみやすいものが多く,心が安まります。共演のフィドルがちょっと弱いのが残念ですが...

それにしても,久しぶりにいい音楽に出会いました。すでに紹介済みですが,良かったYouTube動画へのリンクを再度載せておきます。

[YouTube動画]
Darol Anger & The Furies "City In The North" (Maeve Gilchrist) >Darol Angerとの共演
"Peerie Joel's Waltz" Maeve Gilchrist >ハープソロ
Waves >タップダンスとの共演
Maeve Gilchrist sings Beeswing by Richard Thompson >ハープ弾き語り,これが最高

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Maeve Gilchrist

タグ: [ハープ] 

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