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ロック・ヴァイオリニスト「ヲタリスト Ayasa」さんが活躍するモルフォニカ(Morfonica)というガールズバンド

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ハーモニー・デイ
モルフォニカ Morfonica
BRMM10437 (P)2021 ブシロードミュージック
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicone-onkyoApple Music

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Daylight -デイライト-
モルフォニカ Morfonica
BRMM10264 (P)2020 ブシロードミュージック
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicone-onkyoApple Music

ヴァイオリンという楽器はストリングス・パートとして使用されることはありますが,単独ではキャラが立ちすぎますし伴奏に向かないのでロックバンドではほとんど使われないと思います。ですがこのモルフォニカ(Morfonica)はヴァイオリンがレギュラー・メンバーとして参加している珍しいバンドです。

曲やサウンドは一般的なロックそのものですが,間違いなくヴァイオリンがこのバンドのサウンドを特徴付けていますね。しかもかなり上手い!ソロを弾くときだけでなくヴォーカルのバックでも対旋律で曲を引き締め深みを持たせていますね。独自の存在感を放っているのが良いです。普段聴かない類の音楽なのですが,ちょっと感心したのでここで取り上げることにしました。

このあたりよく知らないのですが,Wikipediaのモルフォニカのページによると,月刊ブシロードで連載されたマンガ作品「BanG Dream!」を発祥とするシリーズから生み出された仮想の高校生バンドのリアル版のようです(違ったらごめんなさい)。

バンドのヴァイオリン担当は八潮 瑠唯(やしお るい)で,実際にはAyasaさん(本名 島村 絢沙)が弾いておられます。Wikipediaによると,桐朋学園大学音楽学部弦楽器専攻卒業,岩澤麻子,鷲見健彰に師事,2009年の第19回日本クラシック音楽コンクール高校生の部全国大会第4位やその他数々のコンクール入賞実績を持ち,イタリア・シエナのキジアーナ音楽院の夏期講習を受講してサルヴァトーレ・アッカルド氏にも教えを受けているそうです。驚きました! 上手いはずです。

その他にもロック・ヴァイオリニストとしていろいろと活動されており,ヲタリスト AyasaとしてAyasa ChannelというYouTubeチャンネルも開設されています。



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なごり雪 ~ Re:Make1より(森恵)

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Re:Make1, Grace of the Guitar, COVERS Grace of the Guitar+
森恵 Megumi Mori
参考: e-onkyo

megumi_mori_remake1.jpg
Re:Make1
森恵 Megumi Mori
9784072890875 主婦の友社 (2013年)
参考: e-onkyoTower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music

きっかけは忘れたのですが,上記アルバムに収録されている,アコースティック・ギター1本の弾き語りの「なごり雪」が大変気に入ったので,この曲だけピンポイントで購入しました。

森恵さんの歌は私には全体的に渋すぎるのでファンというわけではないのですが(ごめんなさい),「なごり雪」が好きなことと,ギター1本の弾き語りというのが大変良かったので,このトラックだけは愛聴曲となっています。

演出感の少ない生々しい質感の録音も好きです。

アコースティック楽器中心の曲が多いので,他にも気に入る曲があるかもしれません。もう少し聴いてみようと思います。

なお,上記2つのアルバムですが,1つめはハイレゾ配信用に3つのアルバムをまとめた企画ではないかと思います。私自身はこちらの1曲目だけを購入しました。1曲単位で買えるのは有り難いです。

オリジナルは2つめのアルバムで,主婦の友社が発行した書籍の扱いになっているようです。現在は廃盤でAmazon.co.jpではプレミアが付いています。楽曲自体は配信で普通に聴くことが出来ますね。

なごり雪」は,「伊勢正三が作詞・作曲したかぐや姫の楽曲。イルカによるカバー・バージョンが大ヒットを記録」(Wikipediaより引用)で,私たちの世代にはなじみ深い楽曲ですね。

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キス・アンド・フライ(玲里)

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キス・アンド・フライ KISS AND FLY
玲里 Rayli
XQKH-1001 (P)2011 読売テレビエンタープライズ (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: オフィシャルWebサイトTwitterHMV OnlineAmazon.co.jp
少し前にオーディオ誌に優秀録音として,また,歌唱力のある本格派のシンガーソングライターのデビューとして取り上げられていました。ジャケット写真と目が合って「聴いてくれ...」と訴えかけられているようで...いわゆるジャケ買いというやつですね。

守備範囲外の音楽なので,音楽自体へのコメントは避けておきます(^^;。確かに歌は上手いですねぇ。これからの成長,活躍を期待したいと思います。

録音ですが,曲によって差がありますが,ほとんど無加工のストレートなロック調のバンドのサウンドが良いです。商業主義的ではない,作り物のにおいのしない,演出臭くない,こういうサウンドに久しぶりに出会った気がします。なんだかとても懐かしくなりました。こういう気持ちの良いサウンド,これからも大切にして欲しいですね。
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