ワーグナー:管弦楽曲集(若杉弘指揮/シュターツカペレ・ドレスデン)

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ワーグナー:管弦楽曲集
若杉弘指揮/シュターツカペレ・ドレスデン
1984年12月 ドレスデン,ルカ教会
Berlin Classics 0300923BC (C)2017 EDEL GERMANY GMBH (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

これは上質というか品格のあるワーグナーですね。引き締まった造形で響きも美しく,誇張のない誠実な表現がとても良いと思います。

録音ですが,ルカ教会での録音としては残響がかなり控え目に抑えられ,直接音主体にシャープかつ透明感のある音で録られているのが好印象です。中低域は昨今のワイドレンジな録音と比較するとかなり薄く,下支えが少々足りない感じはありますが,帯域バランスを崩しているということはないので問題はありません。

[収録曲]
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
歌劇「タンホイザー」序曲
歌劇「リエンツィ」序曲
歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲

ワーグナー:ジークフリート牧歌,他(オルフェウス室内管弦楽団)

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ワーグナー:ジークフリート牧歌
トゥリーナ:闘牛士の祈り
ヴォルフ:イタリア風セレナーデ
プッチーニ:菊
ベルリオーズ:夢とカプリッチョ 作品8
シベリウス:悲しきワルツ 作品44
ドヴォルザーク:弦楽のためのノットゥルノ ロ長調 作品40
オルフェウス室内管弦楽団
Performing Arts Center, State University of New York at Purchase, 3/1990
431 680-2 (P)1991 Deutsche Grammophon (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Amazon.co.jpTower Records

オルフェウス室内管弦楽団をさらに続けます。

小オーケストラ,弦楽合奏の曲を集めた作品集で「ヨーロピアン・ミュージック・エクスプレス(A Trans-European Musical Express)」というタイトルがついています。オルフェウス室内管弦楽団のジークフリート牧歌が聴きたくて入手しました。ジークフリート牧歌は好きな曲なのですが,途中だるいところがいっぱいあって好きな曲なのになかなか聴き通せません。オルフェウス室内管弦楽団の演奏でもやっぱりだるかったです(^^;。でもいくつか聴いた中では良い方ですね。さすがです。

録音は他のオルフェウス室内管弦楽団の録音とほぼ同等で良好なのですが,少し楽器の質感の捉え方が弱いようにも思いました。良いと言うよりは欠点のない少ない録音ですね。

これももう廃盤で入手性がよくないのは残念です。

ワーグナー:管弦楽曲集(レヴァイン/メトロポリタン・オーケストラ)

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ワーグナー:管弦楽曲集
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
楽劇「タンホイザー」序曲とヴェーヌスブルクの音楽
歌劇「ローエングリン」第三幕への前奏曲
楽劇「ヴァルキューレ」ヴァルキューレの騎行
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲
楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ジェイムズ・レヴァイン(James Levine)(Conductor)
メトロポリタン・オーケストラ(The Metropolitan Orchestra)
1991年5月,6月,1995年5月 ニューヨーク
UCCG-5046(442 8562) (P)1993/1997 Deutsche Grammophon GmbH (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

レヴァインのDG録音は,響きを抑え直接音主体に各楽器がすっきりと明瞭に聴こえてくるものが多いので結構好きです。このワーグナーの録音もなかなかいいと思います。演奏は派手でダイナミックながら癖がなく聴きやすいところがいいのですが,ちょっと陰影に欠けるというか,何か物足りなさを感じることもあります。でもこのワーグナーはレヴァインに合っていると思います。

(Side Bからの移行記事) [ワーグナー][管弦楽曲]