グリーグ&シベリウス - 北欧音楽の新伝説2(尾高忠明指揮/札幌交響楽団)

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グリーグ&シベリウス - 北欧音楽の新伝説2
Grieg & Sibelius Works for Orchestra 2
尾高忠明指揮/札幌交響楽団
2010年6月8, 9日 札幌芸術の森アートホール
FOCD60000 Fontec (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ベートーヴェンの交響曲全集が気に入ったので,別のディスクも聴いてみようと入手した一枚。収録曲は下記の通りです。

グリーグ:抒情組曲 作品54
グリーグ:2つの悲しい旋律 作品34
シベリウス:2つの荘重な旋律 作品77 *石川祐支(Vc)
シベリウス:交響詩「ポヒョラの娘」 作品
シベリウス:交響詩「夜の騎行と日の出」 作品55
シベリウス:アンダンテ・フェスティーヴォ

やや地味な曲が並んでますが,2つの悲しい旋律はディスクが少ないのでうれしい選曲です。2つの荘重な旋律はチェロ版は初めて聴きました。弦楽オーケストラ(+最後のティンパニー)で演奏されるアンダンテ・フェスティーヴォの美しい響きも聴きものです。これらのじっくり聴かせる曲がなかなか味わい深い出来で良かったと思います。札幌交響楽団良いじゃないですか!完全に見直しました(偉そうに言ってスミマセン(^^;)。

さて録音なのですが,比較的個々の楽器を近いところで捉えているように思うのですが,少し残響が多めに被りがちで音色を損なっているように思います。もう少し抑えてクリアに透明感のあるヌケの良い音で録ってくれていればほぼ文句なしだったのですが。惜しい録音です。低域は過多にならず,しかし十分に伸びていてしっかりと下支えしている点は良いと思います。オーディオ的には優秀な録音かもしれません。もちろん悪くはないのですが好録音というには少し躊躇してしまいました。

タグ: [管弦楽曲] 

シベリウス:小オーケストラのための作品集(ペッカ・ヘラスヴォ/フィンランディア・シンフォニエッタ)

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シベリウス:小オーケストラのための作品集
Incidental Music to the Play “Kuolema” (Death) by Arvid Jarnefelt
Impromptu for String Orchestra
Presto
Suite mignonne, Op.98a
Suite champetre, Op.98b
Suite caracteristique, Op.100
Romance, Op.42
ペッカ・ヘラスヴォ指揮(Pekka Helasvuo)(Conductor)
フィンランディア・シンフォニエッタ(Finlandia Sinfonietta)
Lohja, The Laurentius Hall, January 19-20, April 20-21 and August 29, 1985
FINLANDIA FACD 354 (P)1986 Musiikki Fazer (輸入盤)
好録音度:★★★★

シベリウスの中では比較的マイナーな部類に入る作品を集めていると思います。小オーケストラと言いながら,最初の方を除いてほとんど弦楽アンサンブルです。この中では特にSuite mignonne Op.98a(「美しい組曲」と訳されています)がお気に入りの曲です。この曲は弦楽アンサンブルにフルート2本が加わる編成で,そのハーモニーの美しさ,可愛らしさが何とも言えず好きなのです。シベリウスは小品でも良い作品を残していますね。

録音ですが,多少の響きはあるものの,明瞭感も音色もそこそこ良く,まずまずの印象です。私としては,もう少し近めで弦楽器の質感をしっかり出す録り方をして欲しかったと思いますが。

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