天使の歌声 ~ ゴシック・ハーピスト テレーズ・シュローダー・シェーカーの演奏が見られる貴重な映像

かつてウィンダム・ヒル・レーベルからもアルバムをリリースしていたゴシック・ハーピストのテレーズ・シュローダー・シェーカーの貴重な映像をYouTubeで見つけました。テレビ番組の録画だと思います。ゴシック・ハープの弾き語りによる神秘的な天使の歌声の演奏の映像を見られるとは感激です。画質も音質も良くありませんが仕方ありません。じっくりと楽しみたいと思います。

好きな曲“For the Roses”から始まるようにセットしました。究極の癒しの音楽!

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心揺さぶられるピアノの音色の美しさ! ~ Winter Into Spring (ジョージ・ウィンストン)

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Winter Into Spring
ジョージ・ウィンストン George Winston (Piano)
Windham Hill WD1019 1982年発売
好録音度:★★★★☆
参考: Amazon.co.jpApple Music

私はピアノはそれほど聴かないのでなんなのですが,ピアノの音が「美しい!」と思う録音には本当に泣きたくなるくらい滅多に出会いません。最近入手した仲道郁代さんのショパンのワルツ集はそんな中の久しぶりに出会った好録音です。

その滅多にないディスクの中の1枚がこのジョージ・ウィンストンの代表作の一つ,“Winter Into Spring”です。懐かしのディスクですね(^^)。特に1曲目の“January Stars”が飛び抜けています。かなりのオンマイクです。強い打鍵音を聴くと,ハンマーが弦をたたく瞬間が見えるような,そして,ペダルで長く残る響きを聴いていると,まるで弦の振動が見えるような感覚に襲われます。このピアノの音には本当に心が揺さぶられます。

少し演出がかっていますし,かなり誇張された録音なので,このような録音がクラシック音楽に合うのかどうかは実際に聴いてみなければわからないのですが,この録音を聴いていると,ホールの響きや雰囲気を再現する以前に,楽器そのものの響きをもっと大切に扱って欲しい,という思いがこみ上げてきます。先に挙げた仲道郁代さんのディスクの解説書で述べられていた「ショパンの時代には大きなホールの豊かな響きで聴くということはなかったのである。サロンで,ピアノの近くに集まり,親密に聴くのである。」という音響で聴ける録音がもっとあっても良いじゃないですか。ホールではなくサロンのような環境で音楽を楽しみたい,そんな環境で奏でられる楽器の音を聴きたい,と思うのです。

なお,ジョージ・ウィンストンの他のディスクも聴いてみましたが,人工的に響きが付加されたようなものが多く,録音に関してはあまり感心しませんでした。

ウィンダム・ヒルのディスクはほとんど廃盤でこれも現役盤はないようですね。残念な状況です。Apple Musicで聴けるのがせめてもの救い...

お気に入りのミュージシャンによるブルーグラスの名曲"Old Dangerfield"

一つ目は,ブルーグラス・フィドル界のレジェンド?!(^^; ダロル・アンガー(Darol Anger)と,オールドタイム・フィドラーのブリタニー・ハース(Brittany Haas)による演奏。これはうれしい! ダロル・アンガーのチョップ奏法が冴えてますねぇ。最高!



二つ目は,ブルーグラスのマンドリン奏者シエラ・ハル(Sierra Hull)の演奏。これは以前にも紹介したかもしれません。オクターブ・マンドリンによる演奏。格好いいです。

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Darol Angerが参加していた頃の全盛期?のTurtle Island String Quartet

Turtle Island String Quartetの名アルバム“Skylife”の頃の映像がYouTubeにアップされていました。贔屓のフィドラー,Darol Anger(左から二人目)が参加していた頃で,この頃のアルバムが一番好きなこともあって,この映像はうれしいですねぇ。

上記のアルバムの最後を飾っているエリック・クラプトンの演奏で有名な名曲“Crossroads”です。Darol Angerのバリトン・ヴァイオリン(1オクターブ低くチューニングされたヴァイオリン,ヴィオラより音域が低い)が格好いいですなぁ。



そのほか,Darol Angerの神業チョップ奏法が堪能できる映像やチェロのMark Summerの格好いいチェロが聴ける映像もアップされていました。

Crossroads - Turtle Island String Quartet
Dexteriors - Turtle Island String Quartet
Ensenada - Turtle Island String Quartet
A Night In Tunisia - Turtle Island String Quartet

それにしても若い! この風貌がまた時代を感じさせますねぇ...

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カッコイイ"Julie-o"が聴きたい!

“Julie-o”はTurtle Island Quartetのチェリスト,マーク・サマー(Mark Summer)作曲のチェロ独奏の名曲で,アルバム“メトロポリス(Metropolis)”に収録されています。YouTubeで“Julie-o”をキーワードに検索すると,本人以外の演奏がものすごくたくさんリストアップされます。クラシックを含めチェリストの間に広く認知され,アンコールピースとして定着してきていることをうかがわせます。ファンとしてはうれしい限りです。

しかし...残念なことに...すべての演奏を観たわけではありませんが,いくつか観た限りではカッコイイ演奏がただの一つもないのです。この曲は格好良くセンス良く(しかも完璧に)演奏してなんぼです。チェリストの皆さん,お願いです。この曲を取り上げるなら颯爽と格好良く完璧に弾ききってください。

最後に本人による演奏を。動画の品質が良くないのが残念です。本人でも中間部のピチカートは難しいみたいですね(ちなみにアルバムの演奏は完璧です!)。でもやっぱり本人の演奏が一番です。本人の高品質な動画を残しておいてほしいものです。

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ライアーハープによる「主よ,人の望みの喜びよ」

少し前に紹介したことのある愛らしい楽器,ライアーハープによるバッハの「主よ,人の望みの喜びよ」。



いやー,この人の演奏がなぜか好きなんですよね。音の美しさといい,たどたどしさといい(ごめんなさい!)... 終わりの音を止めるところはもう少し余韻を残してから丁寧にやって欲しかったですね(もうちょっと端で押さえた方がよくないですか?)。

今後も楽しみにしていますよ。

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ウクレレから受けた二度目の衝撃!

以前にジョン・キングのウクレレによるバッハ無伴奏ヴァイオリンと無伴奏チェロのディスクを紹介しました。ウクレレとは思えない素晴らしい演奏に衝撃を受けました。


ウクレレによるバッハ無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード

そして二度目の衝撃。ウクレレがこんなに表現力豊かな楽器だったとは! ビートルズ(というよりジョージ・ハリスンか)の「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」,いやはや,これは素晴らしい!驚きました。


ウクレレによる「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」

ジェイク・シマブクロ(Jake Shimabukuro)というウクレリスト?は全く知りませんでしたが,もっと聴きたくなりました。

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Have You Ever Been...? (Turtle Island Quartet)

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Have You Ever Been...?
Turtle Island Quartet
TEL-32094-02 (P)(C)2010 Telarc International (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: HMV OnlineAmazon.co.jpTower Record
タートル・アイランド・カルテットが2010年に発表したアルバム。ロック・ギタリストのジミ・ヘンドリックスの曲をフィーチャーしています。ダロル・アンガーが参加しなくなってからジャズに傾きすぎてあまり聴かなくなったのですが,それでもいくつか聴きたくなる曲があります(例えば最後に収録されている“All Along the Watchtower”→マイク・マーシャルがマンドセロ(でかいマンドリン)で参加)。

YouTubeに動画がアップされていたので載せておきます(マイク・マーシャルは参加していません)。



中央の二人が設立時のオリジナル・メンバーです。左がデヴィッド・バラクリシュナン(ヴァイオリン),右がマーク・サマー(チェロ)。マーク・サマーの上手さが際立っています。



これはマーク・サマーのソロ。



試聴: iTunes Storeicon(iTunesが必要です)

弦楽四重奏によるジミ・ヘンドリックスといえば,クロノス・クァルテットが演奏した「紫の煙」が有名ですが,比べてみると,スタンスが全然違いますねぇ(→YouTube)。

あと,こんな動画もあったので載せておきます。

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ライアーハープ?!

お気に入りのゴシック・ハーピスト,テレーズ・シュローダー・シェーカー(Therese Schroeder-Sheker)の動画を探していたのですが,肝心の彼女の演奏している動画は見つからなかったのですが,こんな動画を見つけました。



こんな楽器があるのですね。素朴で純粋で愛らしい素敵な音色に感激しました。なかなか微笑ましくてちょっと気に入ったので載せておきます。彼女にはテレーズ・シュローダー・シェーカーの"Credo of Ballymacoda"をこの楽器でぜひ弾いて欲しい,とリクエストしておきます(^^;。(こんな曲→YouTube

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シェエラザード~ボレロ(ラリー・コリエル)

cover picture  larry_coryell_bolero.jpg (解説書裏面)

シェエラザード~ボレロ
リムスキー・コルサコフ:シェエラザード
ラヴェル:ボレロ
ファリャ:スペインの庭の夜
サラサーテ:サパテアード
ラリー・コリエル(Larry Coryell)(Guitar)
February 12, 1981(シェエラザード),July 2, 1981(ボレロ,他)
PHCE-33009 (P)1991 Nippon Phonogram Co., Ltd. (国内盤)
 愛聴盤   リファレンス音源  好録音度:★★★★★
参考url: 公式Webサイト

アコースティックギター1本での演奏。ジャズのアレンジなので原曲には忠実ではありませんが,シェエラザードなど各楽章を4~6分程度に縮めているとはいえ,かなり気合いの入った本格的な編曲です。

特にこのシェエラザードは原曲のイメージを上手くジャズ・ギターに置き換えていて,ジャズが苦手な私でも十分に楽しめる素晴らしい演奏で,これが一番気に入っています。

ボレロは12弦ギターが使われているので,シャリーンとした独特の響きがあります。編曲は私にとってはちょっとジャズに傾き過ぎで,和音など少し無理があるところも感じました。

サパテアードは...原曲はヴァイオリン独奏にピアノ伴奏が付いていますが,ここではそのピアノパートをギターに編曲して演奏されています。これは一体どう聴けというのか...首を傾げてしまいます。私の場合,どうしてもヴァイオリンパートを頭で補ってしまうのですが,きっとこれは正しい聴き方ではないのでしょうね...でもまあ楽しい演奏なので許します(^^;。

録音ですが,使っている楽器はエレアコだと思いますが,アコースティックギターの自然な音色で,極めて明瞭に収録されています。いわゆるHi-Fi調の典型だと思いますが,それが成功しています。文句ありません。

ということで,シェエラザードは演奏も録音も大好きで,私のリファレンスCDの一枚になっています。このCD,今は廃盤で現役盤がないように思います。こんな名盤が廃盤とは残念でなりません。

なお,カバーピクチャーの右側は解説書の裏面です。このCDはシェエラザードとボレロが1枚に収められていますが,オリジナルのリリースでは別だったと思われます(シェエラザードが左側,ボレロが右側)。

チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」ギター独奏版(ティム・スパークス)

cover picture

チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」ギター独奏版,他
ティム・スパークス(Tim Sparks)(Guitar)
Best. Nr. 319 1028 241(AMC 1028) (P)Acoustic Music Records (C)1992 Guitar Solo Publications/Sordino Musikverlag (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考url: 公式Webサイトamazon.comHMV Onlineicon

演奏者のことは実はよく知りません。このアルバムではナイロン弦のギターを弾いています。クラシック・ギターを学んではいるようですが,クラシック系ではなくブルースなどを弾くポピュラー系のギタリストのようです。

ギター独奏なので出来ることに限界がありますが,技巧に走ったり無理に詰め込んだりせず,忠実に原曲をなぞることは端からあきらめ,適当に端折ったり,思い切って原曲とは違うテンポの取り方をすることでうまく処理をしています。この曲の楽しさはそのままに,独特のほのぼの感のある音楽に仕上がっています。クラシックギターから見るといろんな面で物足りなさは感じるかもしれませんが,この素朴で楽しい演奏は結構気に入っています。

録音ですが,わずかに残響を伴っているものの,直接音主体にクリアで明瞭感があり,音色も自然,楽器の質感も良く伝わってくるので,全く不満に感じません。良い録音だと思います。

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