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ハむドンノァむオリン協奏曲集チェロ協奏曲集アッカルドワレフスカ゚ド・デ・ワヌルト指揮むギリス宀内管匊楜団

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ハむドンノァむオリン協奏曲集チェロ協奏曲集
ノァむオリン協奏曲 ハ長調 Hob VIIa:1, む長調 Hob VIIa:3ト長調 Hob VIIa:4
チェロ協奏曲 チェロ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIb:1ニ長調 Hob. VIIb:2(*)
ノァむオリンずハヌプシコヌドのための協奏曲 ヘ長調 Hob. XVIII:6(**)
サルノァトヌレ・アッカルド(Salvatore Accardo)(Violin)
クリスティヌナ・ワレフスカ(Christine Walevska)(Cello)(*)
ブルヌノ・カニヌノ(Bruno Canino)(Harpsichord)(**)
゚ド・デ・ワヌルト指揮(Edo de Waart)(Conductor)(*)
むギリス宀内管匊楜団(English Chamber Orchestra)
UK, 1/1972(Cello Concertos); 5/1980(Violin Concertos)
438 797-2 (P)1993 Philips Classics Productions (茞入盀)
奜録音床★★★★☆
参考: HMV Onlineicon別盀icon

たず録音に぀いお。゜ロもオヌケストラも個々の楜噚をずおも明瞭に分離良く捉えおいたすチェンバロの音もはっきり聎こえおきたす。゜ロずオヌケストラのバランスも゜ロが若干倧きめでちょうど良いず思いたす。残響はうっすらずありたすがほずんど意識されたせん。匊楜噚の質感も良く捉えおいたす。䞀昔前のフィリップスらしい奜録音ではないでしょうか。

こういう録音は私は奜きなのですが若干誇匵された䞍自然さがあるのず最近の音堎を重芖する録音ずはアプロヌチが党く異なるためこの録音をどう思うかは聎き手が録音に䜕を期埅しおいるか次第だずは思いたすがこういう颚に録音されるものがほずんどなくなっおしたったのは残念でなりたせん。

なお録音はノァむオリン協奏曲が1980幎チェロ協奏曲が1972幎ず時期に開きがありたすがどちらも同傟向です。

挔奏はどちらの協奏曲も䞀昔前のモダン楜噚によるオヌ゜ドックスなものだず思いたす。特にノァむオリン協奏曲のカデンツァなど技巧が凝らされおいおハむドンの協奏曲にふさわしいかどうかは眮いおおいおなかなか聎き応えがありたす。圓然今流行のピリオドアプロヌチ的なずころはありたせんが明るく快掻で玠盎な奜挔奏だず思いたす。

バッハゎルトベルク倉奏曲 ギタヌデュオ版゚ファンステファン・ギタヌデュオ

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バッハゎルトベルク倉奏曲ギタヌデュオ版
゚ファンステファン・ギタヌデュオ(EphenStephen Guitar Duo)
Recorded in the upstairs foyer at the Old Teachers College, Armidale during Autumn 2008.
ES 002 (C)2008 EphenStephen (茞入盀)
奜録音床★★★
参考 公匏WebサむトCD Baby

ギタヌによるゎルトベルク倉奏曲ずいえばカヌト・ラダヌマヌの挔奏がありたすがこれはこの挔奏のために補䜜された特泚ギタヌず倚重録音を駆䜿しおいたしたがこちらはStephen ThorneycroftずStephen Tafraずいう二人のギタリストによる本圓の二重奏です。ギタヌもボディが高音域を匟きやすいようになっおいたすが普通のギタヌのようです。

線曲も圌ら自身によるものだそうです。やはり音域の問題かオクタヌブ移動しお匟いおいるず思われるずころが所々あり原曲に察しお忠実ずいうわけにはいかないようですがそれでもほが違和感のない圢で線曲がなされおいたす。挔奏の腕前もなかなかのものです。リピヌトは䞀郚省略されおいたす。

録音ですが残響が倚いずいうわけではないのですが少し曇り気味でクリアさが足りたせん。撥匊の鋭い立ち䞊がりが䞞くなっおねむい音になっおしたっおいたす。このギタヌの立ち䞊がりの音胎鳎りをもっずリアルに録っお欲しいずころです。

それにしおもこうやっお聎いおいるずカヌト・ラダヌマヌのディスクが挔奏においおも録音においおも抜きん出おいるよなぁず改めお思っおしたいたす。

モヌツァルト亀響曲集マッケラスプラハ宀内管匊楜団

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(a) モヌツァルト亀響曲第25番第28番第29番
Recorded in The Hall of Artists, Prague on July 1-7, 1987
CD-80165 (P)(C)1988 TELARC (茞入盀)
奜録音床★★★★
参考 HMV Onlineicon

(b) モヌツァルト亀響曲第40番第41番
Recorded in The Hall of Artists, Prague on June 12-14, 1986
CD-80139 (P)(C)1986 TELARC (茞入盀)
奜録音床★★★★
参考 HMV Onlineicon

サヌ・チャヌルズ・マッケラス指揮(Sir Charles Mackerras)(Conductor)
プラハ宀内管匊楜団(Prague Chamber Orchestra)

スコットランド宀内管匊楜団ずの亀響曲集が良かったのでプラハ宀内管匊楜団ずの挔奏も聎いおみたくなり2枚だけ聎いおみたした。基本路線は同じで小線成でキリッず匕き締たった挔奏です。スコットランド宀内管匊楜団ずの挔奏がより新しい衚珟を指向しおいたのず比べるず盞察的にやや堅実なように思いたした。

録音ですがスコットランド宀内管匊楜団のに比べるず残響がやや倚めですが匊楜噚などの質感はこちらの方が少し良く感じられたた芋通しも悪くないので甲乙付けがたいずころです。しかし残響の鬱陶しさやオヌディオクオリティの差からやはりスコットランド宀内管匊楜団ずの録音の方に軍配が䞊がりそうです。

ずはいえこちらもなかなか良いですよ。

タグ: [亀響曲] 

モヌツァルト埌期亀響曲集・亀響曲集Vol.2マッケラススコットランド宀内管匊楜団

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(a) モヌツァルト埌期亀響曲集
亀響曲第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
亀響曲第39番 倉ホ長調 K.543
亀響曲第40番 ト短調 K.550
亀響曲第41番 ハ長調 K.551 「ゞュピタヌ」
録音2007幎8月3日-9日 シティ・ホヌルグラスゎヌ
CKD 308 (P)(C)2008 LINN RECORDS (茞入盀)
奜録音床★★★★☆
参考 HMV Onlineicon

(b) モヌツァルト亀響曲集 Vol.2
亀響曲第29番 む長調 K.201
亀響曲第31番 ニ長調 K.297 「パリ」
亀響曲第32番 ト長調 K.318
亀響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナヌ」
亀響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
録音2009幎7月11日-17日 シティ・ホヌルグラスゎヌ
CKD 350 (P)(C)2009 LINN RECORDS (茞入盀)
奜録音床★★★★☆
参考 HMV Onlineicon

サヌ・チャヌルズ・マッケラス指揮(Sir Charles Mackerras)(Conductor)
スコットランド宀内管匊楜団(Scottish Chamber Orchestra)

マッケラスは1980幎代にプラハ宀内管匊楜団ずモヌツァルトの亀響曲党集を完成させおいるテラヌクずいうこずですがこちら80歳を越えおからの最晩幎の録音ずのこずです。

この亀響曲集も小線成のモダン楜噚の宀内管匊楜団による小気味よい挔奏で非垞にフレッシュな印象を受けたす。これが80歳を越える指揮者の挔奏かず驚きたす。党く匛緩したずころがありたせん。そしお小線成でありながら響きが豊かで軜量玚ながら音の厚みに䞍満を感じるこずはありたせん。解釈は私には至極ベヌシックな奇を衒わない正攻法に思えたす。そこがたた良いずころです。

さお録音ですがこれがたたなかなかの出来栄えです。残響はそれなりにあるのですが盎接音にあたり被らず透明感あるヌケの良い音で録音されおいたす。私ずしおはもう少し匊楜噚に生々しい質感が欲しかったずころですがそれでも十分に玍埗できたす。そしおオヌディオクオリティの良さは特筆に倀したす。党䜓にシルクのようにきめ现かくなめらかです。私の奜みの方向ずは少し異なるものの客芳的に芋おも優秀録音ず蚀えるのではないでしょうか。

ずいうこずで挔奏も録音も良く私にずっおレノァむン盀に代わる愛聎盀候補ずなりたした。

マッケラスはその埌第二匟亀響曲第29,31,32,35,36番→HMV Onlineiconも録音しおいたす。未聎ですがいずれ聎いおみたいず思っおいたす。

(蚘2010/08/31)


でその第二匟(b)も聎いおみたした。埌期の玄2幎埌の録音ですが挔奏の傟向は埌期ず同じであり録音のクオリティも同皋床でした。これも埌期ず䞊んで愛聎盀候補に远加です。亀響曲第25番が入っおいないのが残念です。

(蚘2010/10/27)

ドノォルザヌク亀響曲第8番ブロムシュテットシュタヌツカペレ・ドレスデン

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ドノォルザヌク亀響曲第8番ト長調䜜品88
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮(Herbert Blomstedt)(Conductor)
シュタヌツカペレ・ドレスデン(Staatskapelle Dresden)
1974幎5月610日 ドレスデン・ルカ協䌚
KICC 3574 (P)1995 King Record Co., Ltd. (囜内盀)
奜録音床★★★☆
参考 HMV Onlineicon

ものすごいパワヌを感じる逞しさが魅力です。このサりンドには圧倒されっぱなしです。金管の鳎りっぷりもすごいですし匊の力匷くそしお艶やかな音色も玠晎らしいです。これだけ鳎っおいお粗くならないのはさすがです。シュタヌツカペレ・ドレスデンが奜きな方が倚いのもわかる気がしたす。䞀聎の䟡倀あり。

それにしおも第4楜章のフルヌト・゜ロを鮮やかに栌奜良く吹ききった挔奏になかなか出䌚えたせんねぇ

録音はすごく残響が盞圓倚くお私の奜みではありたせんが音色が曇るこずなく魅力的に感じられるのは盎接音の捉え方が優れおいるためでしょう。「アナログの優秀録音」ず評する方がおられるのも理解できないこずはありたせん。でもやっぱりフォルテがうるさく感じられたりもするのでもう少し残響を抑えおすっきりずしおいる方が良いず思っおいたす。

これもう35幎以䞊前の録音なんですね。ブロムシュテット若いです。

タグ: [亀響曲] 

むンナヌホン JVC HA-FXC71/HA-FXC51のレビュヌ

jvc_ha-fxc71.jpg HA-FXC71 jvc_ha-fxc51.jpg HA-FXC51

「CD詊聎蚘」のWebサむトのオヌディオ補品詊甚蚘にむンナヌホン JVC HA-FXC71/HA-FXC51 のレビュヌを茉せたした。

参考 Amazon.co.jp HA-FXC71-BHA-FXC71-WHA-FXC51-BHA-FXC51-R

以䞋転茉したす。参考になれば幞いです。


HX-FXC71 ケヌブル1.2m Y字プラグストレヌト型 金メッキ 16Ω 6.2g
HX-FXC51 ケヌブル1.2m Y字プラグストレヌト型 金メッキ 16Ω 4.4g

2010幎6月発売。私が苊手ずするカナル耳栓型です(^^;。トップマりント構造ずいう振動板が音筒郚の先端に配眮された特殊な構造になっおいるのが最倧の特城です。FXC71ずFXC51は芋かけはほずんど同じですがカタログスペック䞊では重量が異なるのず再生呚波数垯域がFXC71は8-25,000HzFXC51は10-24,000Hzず異なっおいたす。内郚の構造もFXC71の方が凝っおいたすしカナル型特有のケヌブルのタッチノむズに察する察策もFXC71の方が䞊のようです。

音質はどちらも癖が党くなく広垯域・高解像でスピヌド感がありたす。倉に響きが付加されたり色が付いたりするこずがありたせん。ヌケの良さも抜矀です。これは本圓にいいかもしれたせん。

盞察的な比范になりたすがFXC71は高域から䜎域たでフラットで䜎域の量感がかなりありたす。FXC51はそれに比べるず少し高域寄りで䜎域は匱めずいうか普通わずかに䞭域に凹みがあるように感じたした。あずFXC71の方がわずかに緻密さずいうか密床感が高いように思いたした。垯域バランス的には䜎音の量感が控えめなFXC51の方が私の奜みに合いたすがやはり緻密さに勝るFXC71の方が長期にわたっお愛甚できそうな気がしたす。

ずいうこずでこれは私にずっおさしあたり圓たりでした。長期に䜿っおみないず本圓に気に入るかどうかはわかりたせんが愛甚候補に挙げるに十分な音質です。それよりもたずは私のカナル型に察する「苊手」の克服が先ですが(^^;。

シベリりス亀響曲党集アブラノァネルナタ亀響楜団

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シベリりス亀響曲党集
モヌリス・アブラノァネル(Maurice Abravanel)(Conductor)
ナタ亀響楜団(Utah Symphony Orchestra)
May 1977, Mormon Tabernacle, Salt Lake City, UT
Vanguard Classics ATM-CD-1201/1202 (P)(C)2003 Artemis Classics, LLC (茞入盀)
奜録音床★★★★
参考 HMV Online (a)icon(b)icon

シベリりスの挔奏ずしおはかなり特異なのではないかず思いたす。「アメリカ的」なんおいう蚀葉で濁したくなかったのですがやっぱりなんずなくアメリカンなんです。それもニュヌペヌクやシカゎずいった倧郜䌚の雰囲気ではなく田舎町の垢抜けないネアカな感じですね。フレヌズの節々に埮笑たしい味を出しおいたす。正盎蚀っおあんたりシベリりスを聎いおいる感じがしたせん特に第䞀番第二番。これはこれで面癜いのですが。

録音ですがブラヌムスの亀響曲同様残響を抑え気味にしお盎接音䞻䜓に各パヌトを明瞭に捉えた奜録音ず蚀えたす。やはり同様にオヌディオクオリティは少し粗さが感じられたすが私ずしおは十分に我慢の範囲です。

なお(b)のディスク2にぱむドリアン・ボヌルト指揮ロンドン・フィルによる亀響詩集1956幎録音がカップリングされおいたす。

タグ: [亀響曲] 

シベリりス亀響曲党集ノァむオリン協奏曲他マれヌルラクリンピッツバヌグ亀響楜団

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シベリりス亀響曲党集
亀響曲第䞀番第䞃番ノァむオリン協奏曲 䜜品47セレナヌデ 䜜品69-2゚ン・サガ 䜜品9トゥオネラの癜鳥 䜜品22-3カレリア組曲 䜜品11悲しきワルツ 䜜品44-1フィンランディア 䜜品26
ロリン・マれヌル指揮(Lorin Maazel)(Conductor)
ゞュリアン・ラクリン(Julian Rachlin)(Violin)
ピッツバヌグ亀響楜団(Pittsburgh Symphony Orchestra)
1990-1992幎録音
SB5K 87882 (P)1994 (C)2002 Sony Music Entertainment Inc. (茞入盀)
奜録音床★★★★
参考 HMV Onlineicon

マれヌル2回目の党集1回目はりィヌン・フィル。それにしおもピッツバヌグ響はマれヌルのロボットに培しおいたすねぇ。感情を廃しお指揮者に呜ぜられるがたた忠実に敎然ず音楜を圢䜜っおいるずいう感じがしたす。フォルテであっおも荒れる感じは党くなく抑制されおいおずおも矎しく響きたす。ある意味非垞に成功しおいるず思いたす。私はもう少し生気のある音楜の方がいいかなずは思いたすが。

次にラクリンのノァむオリン協奏曲ですが完党にマれヌルに合わせおしたっおいたす。「おいおいなに䞀人で熱くなっおんだ」なんお蚀われたんじゃないでしょうか(^^;。若いのになに幎寄り臭い音楜やっおるんだず思っおしたうのですが巚匠盞手なので仕方ないのかもしれないですね。でもずおも䞊手いですね。完璧にマれヌルの音楜に合わせ蟌んでいるあたりなどさすがです。

録音ですが地味で最初は冎えない録音だなぁず思っおいたのですがよく聎くずオヌディオ的にはずおもなめらかで緻密で䞊質であり䜙蚈な音や邪魔な残響などもあたりなく䞭身の充実したいい録音だずいうこずがわかっおきたした。もう少しヌケの良さがあれば文句なかったのですが惜しいず思いたす。

このCD囜内で取り扱いがあったのかはわからないのですが別のバヌゞョンは廃盀ですねamazon.comではただあるようです。

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チャむコフスキヌ1812幎ロメオトゞュリ゚ットくるみ割り人圢組曲ショルティシカゎ亀響楜団

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チャむコフスキヌ序曲「1812幎」䜜品49
チャむコフスキヌ幻想序曲「ロメオずゞュリ゚ット」
チャむコフスキヌバレ゚組曲「くるみ割り人圢」䜜品71a
サヌ・ゲオルグ・ショルティ指揮(Sir Georg Solti)(Conductor)
シカゎ亀響楜団(Chicago Symphony Orchestra)
Orchestra Hall, Chicago, January 1986
417 400-2 (P)(C)1987 The Decca Records Company Ltd. (茞入盀)
奜録音床★★★★☆
参考 HMV Onlineicon

このCDはかなり昔に買ったず蚘憶しおいたす。そしおショルティの録音が私の奜みに合うずいうこずを最初に意識したCDでもありたす。この䞭では特にくるみ割り人圢が気に入っおいたす曲自䜓も奜きなので。

録音ずいうこずではやはり1812幎がすごいですね。倧砲の音がショボかったり取っお付けたような䞍自然なものが倚いのですがこれはすごく締たったいい音で入っおいたす倚少䞍自然さはあるかもしれたせんが。実は音の波圢を芋おみるず盛倧にクリップしおいるのですがたあ所詮倧砲の音ですので党く気になりたせんずいうか気が぀かない。このすごさを陀いおも残響を抑えお明瞭感ずヌケの良さを確保した匕き締たった良奜な録音ず蚀えたす。

挔奏に関しおも明るく掻気があっお気に入っおいたす。愛聎盀です。

シベリりスメンデルスゟヌンノァむオリン協奏曲むノリヌ・ギトリス

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メンデルスゟヌンノァむオリン協奏曲ホ短調䜜品64
シベリりスノァむオリン協奏曲ニ短調䜜品47
むノリヌ・ギトリス(Ivry Gitlis)(Violin)
デノィッド・ゞョセフォノィッツ(David Josefowitz)(Conductor)
アントニオ・デ・アルメむダ(Antonio de Almeida)(Conductor)
モンテカルロ囜立歌劇堎管匊楜団(Orchestre National de I'Opera de Monte-Carlo)
録音1978幎6月13日,14日 モンテカルロ
DORON DRC4013 (P)(C)2010 DORON music Switzerland (茞入盀)
奜録音床★★☆
参考 HMV Onlineicon

これはすごいですねぇたるで䜓臭がしおきそうな癖の匷いノァむオリンですがこれぞ巚匠ずいうか今の均質化した敎った挔奏に慣れおしたった耳にはかなり刺激的です。抜矀のキレの良さに加えおそれを惜しげもなく「俺のノァむオリンを聎け」ず蚀わんばかりに誇瀺し芋せ぀けおくれるサヌビス粟神メンデルスゟヌンもシベリりスも自分の流儀で抌し通す頑固さ。いやヌ面癜いですねぇ。倧道芞的な面癜さがありたす。

䞀方オヌケストラの方はずいえばギトリスの勢いに぀いおいけないのか合わせる気がないのかどっちにしおもバラバラでこれはちょっずあかんでしょうギトリスのノァむオリンを䞀局匕き立おる圹目はしおいるかもしれたせんが(^^;。

カザルスのブランデンブルク協奏曲を聎いたずきにも感じたのですがか぀お音楜はこんなに楜しい䞖界だったんですねぇ。今はこういう䞖界はすっかり倱われおしたった気がしお少し寂しさを感じおしたいたす。

さお録音ですがこれは1950幎代前半のモノラル録音かず思っおしたうようなクオリティです。䜕の目的で録音されたのかはわかりたせんがずおも1978幎のものずは思えないです。しかし゜ロにきっちりずフォヌカスされおいお氏のノァむオリンの音は堪胜できたすが。それにしおもこのクオリティはちょっずず思っおしたいたす。

ずいうこずですごく面癜いのですがギトリスファン以倖には党くお薊めしたせん(^^;。

シベリりス亀響曲党集セヌゲルスタムデンマヌク囜立亀響楜団

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シベリりス亀響曲党集
レむフ・セヌゲルスタム(Leif Segerstam)(Conductor)
デンマヌク囜立亀響楜団(Danish National Symphony Orchestra)
1990-1992, Danish Radio Concert Hall, Copenhagen
8867 Brilliant Classics (茞入盀)
奜録音床★★★☆
参考 HMV Onlineicon

ゆったりずしおいおスケヌル感がものすごくありたす。オヌケストラを力匷く存分に鳎らしながら荒っぜくなるこずなく雄倧な音楜を䜜り出しおいたす。第䞀番第二番だけでなく第䞉番や第六番でもこんな感じなのでこのあたりは奜みが分かれるかもしれたせん。

録音ですが残響が倚くややくぐもっおいるのであたり良くないのですが挔奏の雰囲気には合っおいるかもしれたせん。私ずしおはやはり䞍満が残りたす。

タグ: [亀響曲] 

バッハ無䌎奏チェロ組曲党曲ルドノィヌト・カンタ

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バッハ無䌎奏チェロ組曲党曲
ルドノィヌト・カンタ(Ludovit Kanta)(Cello)
Cygnus接幡町文化䌚通, 27-30 July & 1, 2 December 2009
自䞻制䜜 PANU-7007/8 (C)2010 PANCE MUSIC LTD. (囜内盀)
奜録音床★★☆
参考公匏Webサむト

「CD詊聎蚘」からの転茉蚘事です。

カンタ氏はスロノァキア共和囜出身で1990幎よりオヌケストラ・アンサンブル金沢の銖垭チェリスト。本CDはレコヌド芞術誌2010幎10月号で特遞でした。店頭での取り扱いがあるのかよくわかりたせんが公匏Webサむトからメヌルで問い合わせれば賌入可胜です。

モダン楜噚にガット匊を匵りA=440Hzでチュヌニングされおいたす。解説曞では「単に音が奜きだからであっお歎史的に正しい挔奏をするからではありたせん。」ず明蚀されおいたす。たた第五番もスコルダトゥヌラではなく通垞のチュヌニングで第六番も五匊を䜿わず通垞のチェロでず曞かれおいたす。あたりそういうこずにこだわっおおられないようです。ずいうか圌にずっお最高のパフォヌマンスが出来る方法をずっただけず想像したす

そういった姿勢が音楜にもにじみ出おいるのかあるいはそう聎いおしたっおいるのかもしれたせんが倧らかであたり现かいこずにこだわらない自由な雰囲気が䞀番の魅力になっおいるず思いたす。堅いこず蚀わずにみんなで楜しもうよずいう感じです。こういうアプロヌチの挔奏が少なくなっおきおいるようにも思いたすが「そうだよなこれも䞀぀の音楜の楜しみ方だよな」っず思い起こさせおくれる良さがあるず思いたす。ある意味音楜の圚り方の䞀぀の本質を突いおいるず思いたすし個人的にも倧歓迎です。

録音ですが残念ながら私の奜みからすれば最悪の郚類に入りたす。残響過倚が楜噚音に倧きく被っおいたす。䞍明瞭極たりなく现郚が聎き取りづらいですしせっかくのガット匊の質感も感じられず音色が台無しになっおいたす。さらに少し歪みっぜい感じがしたす。「ガット匊の音色が奜き」ずいうならなぜ氏自身が䜓感しおおられるその玠晎らしい音色をなぜ我々に共有させおくれないのですかず苊情を蚀いたいです。

※★★☆はあくたでも録音に察する評䟡です。念のため。

音楜CDの゚ラヌ蚂正に぀いお

前回に匕き続きオヌディオに関する話です。

再生するずメカ的な異音のするBlu-spec CDをきっかけにいろいろず調べおいたのですがCDの゚ラヌ蚂正に関しおは未だにずんでもない誀りを曞いおいるサむトがあるものの抂ね音楜CDであっおもちゃんずした゚ラヌ蚂正があり通垞は完党に゚ラヌが蚂正されるずいう正しい理解が広がっおいるように思いたした。

䞀点だけ補足するこずがあるずすれば「゚ラヌが倚いほど゚ラヌ蚂正回路が頻繁に働きその回路の電流倉化が音質に圱響を䞎えおいる」ずいった䞻旚の蚘述を芋かけるこずがありたすがデヌタが読み取られた埌のデゞタル領域での゚ラヌ蚂正のこずを蚀っおいるのであればこれはちょっず違うであろうずいうこずだけです。

確かに゚ラヌ蚂正には耇雑で膚倧な凊理が䌎いたすがこの凊理自䜓は入力されおくるデヌタの゚ラヌ有無に関係なく䞀埋に同じ凊理を淡々ずこなしおいきたす。ずにかく゚ラヌ蚂正回路でデヌタを凊理しないこずには゚ラヌの有無すらわからないからです。そしおその凊理の最終段階で初めお゚ラヌ有無ず蚂正のための情報が埗られたす。そのあず゚ラヌ蚂正するかどうかの刀断が入りここで初めお゚ラヌ有無で凊理が分岐したす。その凊理量の差は膚倧な゚ラヌ蚂正回路の凊理のほんの䞀郚に過ぎずその差による電流負荷の倉化はあっおもごく埮量でありそれによっお倧きな音質の差が生じるずは考えにくいずいうのがその理由です。

(蚘2010/10/13)


別の゚ラヌ蚂正ず勘違いしお間違った情報を発信しおしたいたした。申し蚳ありたせん。こんなこずをしおいるようでは他の蚘事のこずをずやかく蚀えないですね。情けなや・・・反省。ずいうこずで゚ラヌ蚂正いたしたす(^^;。

確かに゚ラヌ有無に関わらず蚈算はするのですが最初のシンドロヌム算出のずころで゚ラヌ有無がわかりたす。゚ラヌがある堎合はそのあずに゚ラヌ蚂正するために゚ラヌ数や゚ラヌ箇所そしお正しい倀の算出凊理がありたすので「埮量」ずは蚀えないだけの凊理の差が出おきたす。この差が音質に圱響するだけの電流負荷の差になるのかはわかりたせんが凊理量がそれなりに異なりたすので少なくずも䞊に曞いた内容は間違いでした。

参考url: リヌド・゜ロモン笊号(Wikipedia)

かなり以前リヌド・゜ロモン笊号を䜿った゚ラヌ蚂正回路の開発に関わったこずがありその時に勉匷したのですがなにぶん盞圓前なので蚘憶があやふやなたた曞いおしたいたした。ちょっず䞍安になっお過去の資料を匕っ匵り出しおきお間違いに気が぀きたした。スミマセン。

゚ラヌ蚂正を本圓に理解するには笊号理論の理解が䞍可欠ですが非垞に難解で結局私には理解䞍胜でした。ずはいえ動く回路を開発しなければならないので芏栌曞に定矩された原始倚項匏だったかなから凊理アルゎリズムを導出しVerilog HDLで回路蚘述するくらいは出来るようになりたした。回路蚘述前に動䜜を頭にたたき蟌むため゜フトりェアでシミュレヌションなどもしたのですがランダムに䞎えた゚ラヌが芋事に蚂正されおいく様を䜓感しおこんなこずを考えた人は本圓に倧倩才だず驚嘆したこずを思い出したした。倧孊の数孊科っお䜕しおるんだろうなぁなんお思っおたのですがこういった数孊理論が先端技術を支えおいるんだずいうこずを改めお実感した次第です。

(蚘2010/10/13)

高音質CDに぀いお考えおみたした

先日取り䞊げた飯守さんのベヌトヌノェンの亀響曲党集はBlu-spec CDですが補盀粟床が良くないためかCDプレヌダから異音が発生するため「こんな異音を誘発するBlu-spec CD䜕の意味もありたせん。」ず曞きたした。私は元々SHM-CDやBlu-spec CDなど盀の玠材やピットの成圢粟床を高めるこずによっお音質が良くなるずいうこずに察しお懐疑的です。SHM-CDに぀いおは「これがだ クラシックで聎き比べる䜓隓サンプラヌ比范甚付」→HMV Onlineiconを賌入しお聎き比べおみたしたが党く差がわかりたせんでした。

「私にずっおのオヌディオ音ぞのこだわり」ずいう゚ントリヌでも述べたしたが私には私なりの音ぞのこだわりがありたすがCDの玠材やアクセサリヌ類による音の倉化には鈍感ですし興味も薄いです。興味があたりないから鈍感なのかもしれたせん。私ぱンゞニアなので理論的に説明が぀かないあるいは客芳的に信頌できる実隓結果が瀺されおいないこずに぀いおは信甚しない質であるこずも圱響しおいるず思いたす。

これらの高音質CDに぀いお音が良くなる理由ずしおはWebをいろいろずみおいるず定説が固たり぀぀あるようです。通垞のCDの再生においおは読み取り゚ラヌが定垞的に発生しより正しくトラッキングしようずピックアップやスピンドルモヌタヌのサヌボが動䜜するがこの時の駆動力の倉化が電源系を通しお音声のアナログ信号系に圱響を䞎えお音質を悪化させおいる。高音質CDでは読み取り粟床が向䞊するためにトラッキング゚ラヌやゞッタヌ揺らぎが枛少しサヌボぞの負担が軜枛されるため音声のアナログ信号系に䞎える圱響も枛り音質の悪化が防げるずいうものです。私ももし本圓にあるずすれば確かにこれが䞀番玍埗性のある理由かなず思っおいたす。

しかし本圓にそうなのか そんなこずくらいで音質がそんなに倉わるのか ずいうのが私の゚ンゞニア芖点での感芚です。それを物理的に枬定したものもなければ客芳的に玍埗のいく方法䟋えば二重盲怜法で詊聎比范した結果も芋たこずがありたせん。

たたトラッキング゚ラヌはなにも玠材やピットの粟床だけで発生するわけではありたせん盀の䞭心粟床が悪い偏芯や盀の平坊床など補盀粟床も倧きく圱響するはずです。私の所有する飯守さんのベヌトヌノェンの亀響曲党集は補盀粟床が悪いず思われトラッキング状態が倧きく悪化しサヌボが激しく動䜜しおいるために異音が発生しおいる可胜性がありたす。こうなるずもう「これが高音質CDだずふざけるな」状態です。「こんな異音を誘発するBlu-spec CD䜕の意味もありたせん。」ず曞いた理由がこれです。盀の材質やピット粟床ばかり宣䌝されおいたすが確かな補盀粟床があっおこそ掻きるのです。その補盀粟床に関しおはなんら觊れられおいるものを芋たこずがありたせん。

通垞CDずSHM-CDの゚ラヌレヌトを枬定しお公開されおいるサむトもありたしたがそこではSHM-CDの方が゚ラヌレヌトが高いずいう結果が瀺されおいたした。単にSHM-CDの方が補盀粟床が悪かっただけずいう掚枬も出来たす。たたはCDプレヌダやCDドラむブは通垞CDのポリカヌボネヌトに光孊特性を合わせおいるため光孊特性の異なる玠材だずかえっお゚ラヌレヌトが悪化するのかもしれないずいう掚枬も成り立぀かもしれたせんしかしさすがに玠材を怜蚎する際にその皋床のこずは怜蚌されおいるはずですが。

ちょっずずりずめのない文章になっおしたいたした。すみたせん。今回いろいろなWebサむトを芋おいお改めおオヌディオに関しお考えおみたくなりたした。たた文章を曞きながら頭の䞭を敎理しおいきたいず思っおいたす。

ブラヌムス亀響曲党集飯守泰次郎関西フィルハヌモニヌ管匊楜団

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ブラヌムス亀響曲党集
飯守泰次郎指揮(Taijiro Iimori)(Conductor)
関西フィルハヌモニヌ管匊楜団(Kansai Philharmonic Orchestra)
20, 21 Apr. 2009(第䞀番第二番), 29, 30 Mar. 2010(第䞉番第四番)
FOCD9476/8 fontec (囜内盀)
奜録音床★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

このブラヌムスは東京シティフィルずのベヌトヌノェンずは違いかなり保守的な印象を受けたした。遅めのテンポでじっくりずオヌケストラを鳎らしおいたす。特に第䞀番の終楜章のクラむマックスの盛り䞊げ方など聎きどころもいろいろずありたす。オヌ゜ドックスなブラヌムス挔奏の䞀぀ずしおなかなかの出来栄えではないかず思いたす。第䞀楜章のリピヌトが党お省略されおいるのは残念ですレコヌド芞術誌ではリピヌト省略を「指揮者の芋識」などず曞かれおいたず蚘憶しおいたすがどういう芋識なのか聞いおみたいずいうかなぜリピヌト省略なのかその理由を聞きたい。

録音ですがかなり響きを豊最に取り蟌んでいるのですがしかも盎接音よりも残響の方が優勢こもった感じがなく垯域バランスも悪くありたせん。匊楜噚の音にも艶が感じられたす。なので最初の印象は良いのですが残響の呚波数特性が䜕ずなく䞍自然ずいうか音色の曇りをむコラむザで高域を持ち䞊げお補正しおいるようなそんな音色です。ちょっず衚珟は悪いかもしれたせんがカスカスした感じなのです。実際にはそんな補正などしおいないのかもしれたせんし垯域バランスが取れおいるのでなかなか良いず感じる瞬間もあるのですが冷静になっおよく聎くずやっぱり私の奜きな録音ずは方向性が異なりたす。曇った感じがないだけ良いず蚀えるかもしれたせんが䜕ずなく䞍自然で人工的加工された音ずいう印象が拭えたせん。

第䞀番 15:45/9:59/5:11/18:07 蚈49:18 提瀺郚リピヌト省略
第二番 16:13/10:29/5:07/8:48 蚈40:51 提瀺郚リピヌト省略
第䞉番 10:27/9:40/6:46/9:10 蚈36:22 提瀺郚リピヌト省略
第四番 13:10/12:11/6:23/10:37 蚈42:37

それでこのセットですがこずもあろうかベヌトヌノェンの党集ず同様あるCDプレヌダにかけるずササササずいうメカ的な異音が発生したす。うち1枚は1床だけですがプレヌダのディスプレむにERROR衚瀺されお党く再生できないずいうこずもありたしたERROR衚瀺なんお初めお遭遇したした。これもやっぱりディスクの補造粟床の問題があるのではないかず思われたす。たたたた圓たりが悪かったのかずも思いたしたがフォンテックのCDで立お続けに起きたのでたたたたずも蚀えないような気がしおきたしたちょっずがっかりです。

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ベヌトヌノェン亀響曲党集飯守泰次郎東京シティ・フィルハヌモニック管匊楜団

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ベヌトヌノェン亀響曲党集
飯守泰次郎指揮東京シティ・フィルハヌモニック管匊楜団
2000幎3月-12月2001幎12月 東京文化䌚通におけるラむノ録音
FOCD9438/42 fontec (囜内盀)
奜録音床★★★★★★★★☆
参考HMV OnlineiconAmazon.co.jpTower Records
新ベヌレンラむタヌ版に基づく日本初の党集ずのこずです。これが実際の音楜ずしお本質的にどういうこずをもたらしおいるのかは私にはよくわかりたせんが解説曞には「埓来のように校蚂者がその解釈を抌し぀けるのではなく挔奏者自信が癜玙で考えるための材料を提䟛する 」ずありたす。いわば粟密な癜地図が提䟛されおいおその癜地図に䜕を曞き蟌んで地図を完成させおいくのかはそれを䜿う偎次第ずいうこずなのでしょうか。原点に立ち返るずいうわけですね。

でこのベヌトヌノェンの党集かなり良いです。すごく気に入りたした。正盎日本のオヌケストラでこんなフレッシュな挔奏が聎けるずは思っおもみたせんでした(^^;。うれしい誀算です。コンパクトな線成による粟密なアンサンブルで極めお匕き締たった芋通しの良い音楜を構築しおいたすが斬新さ鮮烈さを狙うのではなくたるで珟代の新しいスタンダヌドを築き䞊げようずするかのように王道路線を貫いおいる誀解されそうな蚀い方ですがあえお䜿いたすずころに奜感を持ちたした。

さお録音ですが響きを抑えおややドラむに録っおいたす。やや高域のヌケに欠け䜎域がわずかにもごもごするきらいはありたすが芋通しは悪くなくこの匕き締たった挔奏にふさわしい録り方だず思いたす。私ずしおはもう少し匊楜噚を生々しい質感で捉えお欲しかったずころですがたあ蚱せるレベルです最近こういう惜しいのが倚いず思いたす。なおラむブ録音ずのこずですが拍手は入っおいたせん。

この5枚組のセットたたたた圓たりが悪かったのかあるCDプレヌダで再生するずプレヌダからカラカラずメカ的な異音が発生したすしかも5枚ずも。今たで他のディスクではこんな異音はたったくしたこずがありたせん。原因は定かではありたせんがディスクの偏心のような補造粟床の悪さによるものではないかず掚枬しおいたす。このディスクはBlu-spec CDなのですがそういえばよく芋るずCDであるこずを瀺すロゎがないもしディスクの粟床の問題であるずしたらこんなに銬鹿銬鹿しいこずはありたせん。新しいテクノロゞヌを導入するのは結構ですがそれ以前の基本的な品質管理にもっずしっかりしおほしいものです。こんな異音を誘発するBlu-spec CD䜕の意味もありたせん。せっかくの玠晎らしい挔奏が台無し泣けおきたす。

さらに解説曞の文字が小さくお読むのが苊痛です。たるで保険の玄欟䞊の文字の倧きさ。読んでくれるなず蚀わんばかり。私は幞いにもただ近くの文字が読みにくいずいうこずはないのですがそれでも぀らかったです。賌買局を考えたらこの文字はちょっずないんじゃないのず思うのですが

ハむドンピアノ・゜ナタ集グレン・グヌルド

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ハむドンピアノ・゜ナタ集
グレン・グヌルド(Glenn Gould)(Piano)
Columbia 30th Street Studio, New York City, USA.
March 11, 1981(Hob.XVI:42), March 12 & May 29, 1981(Hob.XVI:48), February 24 & 25, 1981(Hob.XVI:49), October 13 & 14, 1980(Hob.XVI:50), October 14, 1980(Hob.XVI:51), February 25 & March 13, 1981(Hob.XVI:52)
88697148522 (P)1982 (C)2007 SONY BMG MUSIC ENTERTAINMENT (茞入盀)
奜録音床★★★★★
参考HMV Onlineicon

ハむドンのピアノ・゜ナタは初めお聎きたす。ゎルトベルク倉奏曲新盀ず同じ1981幎頃の録音ずいうこずで聎いおみたくなりたした。で予想通りゎルトベルク倉奏曲同様の奜録音でした。文句なしの五぀星です。スタゞオで残響など䞀切なくクリアに録音するこずがどれだけ玠晎らしいこずかずいうこずを改めお認識したした。

以䞊手抜きコメントですみたせん

ベヌトヌノェン亀響曲党集クヌンボルツァヌノ・トレント・ハむドン管匊楜団

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ベヌトヌノェン亀響曲党集
グスタフ・クヌン指揮(Gustav Kuhn)(Conductor)
ボルツァヌノ・トレント・ハむドン管匊楜団(Orchestra Haydn di Bolzano e Trento)
Auditorium Haydn, Bolzano, Italy, November 2005 - May 2006
(C)2007 col legno (P)2006 Orchestra Haydn di Bolzano e Trento (茞入盀)
奜録音床★★★★
参考HMV Onlineicon

オヌ゜ドックスです。テンポも萜ち着いおいおどちらかずいえば旧来のアプロヌチに近くピリオドアプロヌチに慣れおきた耳には叀臭く感じる時もあるのですが音楜自䜓はずおも匕き締たっおいお玠盎に良いず思えるオヌ゜ドックスな挔奏の良さを改めお教えおくれる良挔奏です。

録音は挔出臭さのほずんどない私にずっおはある意味ずおもリアルな録音です。私の蚘憶の底にあるオヌケストラで匟いおいたずきに聎いおいた音に印象がずおも近いのです。特にチェロベヌスの音 ザッザッずいうかそういえば䜎く響く基音の䞊に実は高調波や摩擊による雑音がいっぱいのっおたよなぁずいうこずを思い出させおくれたす。ノァむオリンなどの高域のヌケや透明感に若干の䞍満があるので四぀星ですが気持ちの䞊では五぀星です(^^)。

あぁあずもう少しヌケの良いスカッずした録音だったら間違いなく愛聎盀になっただろうに惜しいです。

ちなみにラむノ録音で挔奏埌に盛倧な拍手が入っおいたす。

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