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ワーグナー:管弦楽曲集(ロリン・マゼール指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 29] ワーグナー:管弦楽曲集
「タンホイザー」序曲とバッカナール,「ローエングリン」第1幕前奏曲,「神々の黄昏」ジークフリートの葬送行進曲,「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ロリン・マゼール指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1997年11月1-3日 ベルリン,フィルハーモニー
好録音度:★★★★
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 30] ワーグナー:管弦楽曲集
「リエンツィ」序曲,「ローエングリン」第3幕前奏曲,「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲,ジークフリート牧歌,「神々の黄昏」ジークフリートのラインへの旅
ロリン・マゼール指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1999年9月13,14日 ベルリン,イエス・キリスト教会
好録音度:★★★★
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

録音のみのコメントです。ベルリン・フィルの壮麗なサウンドをよく捉えているとはいえ,ややオフマイク気味であり,金管主体の音作りになっていて弦楽器が少し引っ込んで聴こえるのが残念なところです。また,全体に薄いベールがかかったようにモヤッと曇りがちですっきりしません。これはちょっと残念な録音です。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

タグ: [管弦楽曲] 

R. シュトラウス:管弦楽曲集(ロリン・マゼール指揮/バイエルン放送交響楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 20] R. シュトラウス:家庭交響曲作品53,交響詩「死と変容」作品24
ロリン・マゼール指揮/バイエルン放送交響楽団
録音 1995年2月6-7日 Herkulessaal der Residenz, Munich
好録音度:★★★★
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 21] R. シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30,「ばらの騎士」組曲作品59,交響詩「ドンファン」作品20
ロリン・マゼール指揮/バイエルン放送交響楽団
録音 1995年2月6-8日 Herkulessaal der Residenz, Munich
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 22] R. シュトラウス:交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」作品28,交響詩「英雄の生涯」作品40
ロリン・マゼール指揮/バイエルン放送交響楽団
録音 1996年11月14,15日 Studio 1 of the Bavarian Radio
好録音度:★★★★
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 23] R. シュトラウス:アルプス交響曲作品64,交響詩「マクベス」作品23
ロリン・マゼール指揮/バイエルン放送交響楽団
録音 1998年3月1-4日 Herkulessaal der Residenz, Munich
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

今回は録音のみコメントします。1990年代の後半からレーベルがRCAに移っているようで,録音の傾向も全体のまとまり,自然さを重視した音作りになっているように思います。そのため,不自然さやあざとさはなくなっていますが,一方で個々の楽器の質感はやや感じ取りにくくなっています。とはいえ明瞭感や高域の伸びなどまずまず良好で,特にツァラトゥストラやアルプス交響曲は良い状態だと思います。

ただちょっと出来にばらつきがあって,家庭交響曲や英雄の生涯は少しベールが被ったように音色にくすみが見られて好録音というには少し物足りなく感じました。気になるのは,例えばツァラトゥストラと家庭交響曲は解説書に記載されている録音日がほぼ同じにも関わらず,録音の少し違って聴こえることで,この解説書の記載内容は信用できるのだろうかとちょっと疑ってしまいました。

あと,ジャケット写真を見ると,ドルビーサラウンドのロゴが入っています。発売当時を思い出すと,確かこれらはステレオでも一応楽しめるが,ドルビーサラウンドデコーダを通すとサラウンドで楽しめるというものだった気がします。そのためかステレオでしか聴かない私にとってはあまり印象の良いものではなかったのですが,これを聴く限りはドルビーサラウンドのエンコードがされたままの音源なのか,リマスタリングされた音源なのかはわかりませんでした。まあいずれにしてもこれなら問題ないのですが。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

チャイコフスキー:後期交響曲集(ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド交響楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 26] チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調作品36
ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団
録音 1981年 Masonic Hall, Cleveland
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 27] チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64
ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団
録音 1981年 Masonic Hall, Cleveland
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

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[CD 28] チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74
ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団
録音 不明(記載なし)
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

これはちょっと意外なチャイコフスキーでした。クールというか冷静というか(意地悪な見方をすれば幾分冷めている),上品にまとめているというか。ダイナミックで締まりのある演奏ではありますが,勢いに任せずコントロールを行き届かせながら細部にこだわってキッチリと描き出しています。あぁ,こんなアプローチもあるんだと目から鱗が落ちるような思いです。これはこれで面白いと思いました。

録音は先に取り上げた英雄の生涯とほぼ同じで,マルチマイク的に各楽器を分離良く質感高く捉えていますし,弦楽器中心のサウンド構成も好印象です。好録音です。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド交響楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40
ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団
録音 1977年1月10日 クリーヴランド
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

これは録音が好きですね。マルチマイク的なあざとさ,不自然さは若干あるものの,オーケストラのそれぞれの楽器を質感高く分離良く捉えていて,残響は少し多めに入っているにもかかわらず明瞭感,音色の自然さ,高域のヌケの良さなど,いずれも良好です。細部まで分離良くくっきり聴こえてくるのは本当に気持ちが良いです。特にこのR. シュトラウスの管弦楽曲には最適な録り方だと思います。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
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マーラー:交響曲第1番「巨人」(ロリン・マゼールタ指揮/フランス国立管弦楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」
ロリン・マゼール指揮/フランス国立管弦楽団
録音 1979年3月 パリ
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

私はほとんどマーラーを聴かないので的外れなコメントだったら申し訳ないのですが,マーラーにしては(というかマゼールとしては)意外にクセがなくサラッと流しているように感じられました。なので綺麗で聴きやすい一方でちょっと印象に残りにくいようにも思いました。

録音は低域がやや薄いものの,低域から高域まですっきりと伸びていて良好です。少し音像が中央に集まりすぎて立体感に乏しく,またもう少し楽器の質感が感じられればと思いましたが,悪くはありません。少しオマケですが四つ星半です。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

■購入ディスクメモ(2018年9月) その3

最近購入したディスクのメモです。



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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
庄司紗矢香 Sayaka Shoji (Violin)
ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2017年10月 サンクトペテルブルク
UCCG-1811 (481 7285) (P)(C)2018 Universal Music (国内盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

弦楽器ファンの私としては買わないわけにはいきません!



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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ Gottfried von der Goltz (Violin)
Little Tribeca à I'Ensemble Haus de Fribourg (Allemagne) du 28 août 1er septembre 2017 puis du 26 février au 1er mars 2018
Aparte AP176 (P)2017 (C)2018 Little Tribeca (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

蒐集盤。ゴルツはフライブルク・バロック・オーケストラのコンサートマスター。期待の一枚!(いや二枚か)。

ホルスト:組曲「惑星」(ロリン・マゼールタ指揮/フランス国立管弦楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」作品32,ラヴェル:ボレロ
ロリン・マゼール指揮/フランス国立管弦楽団
録音 1981年 パリ,スタジオ104
好録音度:★★★★☆
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

この迫力!このスケール感!見事です。ところどころ鼻につく表現はあるものの,この一大スペクタクルの展開する演奏の前に些細なことは気にならなくなります。これはいいと思いました。

そしてこの演奏を支える録音がまた良いですねぇ。それぞれの楽器をくっきりと明瞭に捉えていますし,量感はないものの低域は締まっていますし,高域もシャキッとしていて,この楽曲・演奏の魅力を余すところなく伝えてくれていますね。間違いなく好録音です。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」,他(マンフレート・ホーネック指揮/ピッツバーグ交響楽団)

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ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」
R. シュトラウス:ホルン協奏曲第1番変ホ長調作品11
マンフレート・ホーネック指揮/ピッツバーグ交響楽団
2017年10月27-29日, 2012年9月22-24日 ピッツバーグ,ハインツ・ホール
FR728SACD (P)2018 Reference Recordings (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,HMV Onlineicon,Apple Music

ホーネック指揮ピッツバーグ交響楽団のベートーヴェンは以前に第5番「運命」,第7番を取り上げていました。強烈な推進力のド迫力の演奏は変わりなしです。これほど「筋肉質」という言葉が似合う演奏もそうないのではないでしょうか。全身バネで力が有り余っている感じです。ちょっとやり過ぎ感はありますが,これもまた一興ですね。

録音ですが,この演奏と方向性が合っているというか,とにかく音を詰め込んで蓋を開けたらうわっとあふれ出すような感じですね。クラシックにも音圧競争の波が押し寄せてきたかと思うほどです。それぞれの楽器の音を濃厚に捉えていて胸焼けしそうですが,低域の響きが比較的締まっているので何とか許容範囲です。

とにかく演奏も録音も強烈です。

今回はApple Musicで試聴しました。国内の輸入盤発売は10月末頃のようです。

タグ: [交響曲] 

シューベルト:弦楽四重奏曲第10番,第14番「死と乙女」(ヴァン・カイック四重奏団)

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シューベルト:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810[「死と乙女」
ヴァン・カイック四重奏団 Quatuor Van Kuijk
2018年2月 チューリッヒ,スイス放送協会
ALPHA 417 (P)(C)2018 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

好みの録音の多いαレーベルの新譜。これは巧い。表現自体はどちらかといえば奇を衒わないオーソドックスなものですが,シャープでキレがありますし,ダイナミックで躍動感もあり,そしてニュアンスも豊か。和音の絶妙に溶けあう響きも素晴らしい。思わず聴き惚れます。

そして録音がまた良いですねぇ。残響はありますが,あくまで直接音が主であり,明瞭感,音色の自然さ,音ヌケの良さ,適度な距離感(少し近めですが),適度な密度感と分離・見通しの良さの両立,いずれもほぼ欠点がありません。弦楽四重奏の録音としてかなり望ましい出来だと思います。オーディオ的にも良好です。私としてはこれは好録音かつ優秀録音と言いたいですね。

αレーベルの録音であっても出来不出来はあります。この録音なら申し分ありません。今後の録音も期待します。楽しみです。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽四重奏編曲版)(アルデオ四重奏団)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽四重奏編曲版)
アルデオ四重奏団 Quatuor Ardeo
2017年8月27-30日 スペイン,モナチル,アグスティノス教会
IBS112018 (P)(C)2018 IBS Classical (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

アルデオ四重奏団は2001年にパリ国立高等音楽院で結成された四重奏団で,梁 美沙(Vn),原 裕子(Va)の二名の日本人(?)演奏家が参加しているとのことです。弦楽四重奏への編曲は作曲家のフランソワ・メイムン。

シトコヴェツキーの弦楽三重奏版は原曲の声部構成をそのまま弦楽三重奏に移したようなミニマムな印象を受ける編曲であったのに対し,これは原曲のイメージを損なわない範囲で,ヴァイオリンの掛け合いがあったり,ピチカートを駆使したりと,結構自由に編曲されています。

演奏は,少し勢いに頼ったきらいがあり,もう少しニュアンスの豊かさがあればとは思うものの,意欲的であり速めのテンポで淀みなくスリリングに進行していくところが良いと思います。技術的にもキレがありアンサンブルも問題ありません。

録音ですが,やや部屋の響きが強く,そのキャラクターが強く出過ぎて音色がかなり犠牲になっています。この録音では響きはマイナス要因にしかなっていません。響きを抑えてすっきりと,直接音主体に楽器の質感を活かして録ってほしいものです。

なお今回はApple Musicで試聴しました。ディスクの発売は10月下旬のようです。

ベルリオーズ:幻想交響曲(ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド交響楽団) ~ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings より

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[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲作品14
ロリン・マゼール指揮/クリーヴランド管弦楽団
録音 1977年 クリーヴランド
好録音度:★★★★
※ジャケット写真は解説書に掲載されているもの

いやー,マゼール節全開の痛快な演奏。弦楽器は対向配置だと思うのですが,2本のハープまで対向配置になっているのには思わずニヤッとしてしまいました。第1楽章の提示部のリピート省略は残念。

録音ですが,残響はそれなりにあるものの,楽器音への影響は少なめで比較的聴きやすくまとめられています。分離感も悪くないのですが,楽器の質感は弱めで少しもどかしさが残ります。好録音というにはわずかに物足りず惜しいです。



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings (30 CDs)
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

少しずつ聴き進めています。なかなか一気に聴けないので,一言ずつにはなりますが,聴いたものからコメントを残していきたいと思います。(記2018/09/24)

レビュー済みディスク
[CD 7] ベルリオーズ:幻想交響曲(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 10] ホルスト:組曲「惑星」,ラヴェル:ボレロ(フランス国立管弦楽団)
[CD 11] マーラー:交響曲第1番「巨人」(フランス国立管弦楽団)
[CD 19] R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」作品40(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 26-28] チャイコフスキー:後期交響曲集(クリーヴランド管弦楽団)
[CD 20-23] R. シュトラウス:管弦楽曲集(バイエルン放送交響楽団)
[CD 29-30] ワーグナー:管弦楽曲集(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)

過去のレビュー記事
ベートーヴェン:交響曲全集(クリーヴランド管弦楽団)
シベリウス:交響曲全集(ピッツバーグ交響楽団)
(※今改めて聴くとだいぶ違うコメントになるような気がします...)

タグ: [交響曲] 

ホルスト:組曲「惑星」,他(ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニック)

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ホルスト:組曲「惑星」作品32
ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲
ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニック
1971年4月, 1977年12月 ロサンゼルス
UCCD-51034 (P)1971,1977 Decca Music Group (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

有名なディスクなのでお持ちの方も多いと思います。どちらかといえば堅実でそつなく聴かせどころのツボをきちんと押さえた演奏という印象で,こういうところが支持されている要因なのかなと思いました。私もこういうのは好きな方です。

録音ですが,マルチマイク録音を駆使して各楽器を明瞭に分離良く録っている点は好印象ながらやや不自然さがあるのは否めません。また少し帯域バランスの崩れ,高域のヌケの不足,最強奏部での飽和感など,アナログ録音の弱点が出てしまっているところもあるように思いました。しかし,不満点は残るもののそれでも最初に触れた良い点が勝っていて全体として好録音といって良いと思います。少しオマケですが。

BIG BAND SPECIAL ~華麗なるビッグバンドサウンド~,他(角田健一ビッグバンド)

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BIG BAND STAGE ~甦るビッグバンドサウンド~
角田健一ビッグバンド
WPCL-10852 (P)2010 Waner Music Japan (国内盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,e-onkyo

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BIG BAND SOUND ~甦るビッグバンドステージ~
角田健一ビッグバンド
WPCL-10853 (P)2010 Waner Music Japan (国内盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,e-onkyo

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BIG BAND SCALE ~甦るビッグバンドサウンド~
角田健一ビッグバンド
WQCQ-633 (P)2015 Waner Music Japan (国内盤)
好録音度:★★★★★
参考:Tower Records,Amazon.co.jp,e-onkyo

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BIG BAND SPECIAL ~華麗なるビッグバンドサウンド~
角田健一ビッグバンド
WPCL-12919 (P)2018 Waner Music Japan (国内盤)
好録音度:★★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

私は普段ジャズを聴かないのでどうかなと思いましたが,オーディオ的にはとても魅力的な録音だと思いましたので,ご紹介することにしました。つい先日発売になった「BIG BAND SPECIAL ~華麗なるビッグバンドサウンド~」に合わせてか,過去の3作品もe-onkyoにて期間限定?の特価で発売されていましたので,一気に購入しました。「BIG BAND SOUND ~甦るビッグバンドステージ~」に収録されている「オール・オブ・ミー」は2010年日本プロ音楽録音賞 最優秀録音賞を受賞したとのことです。

録音はいずれもミキサーズ・ラボという日本のスタジオで録音されています。個々の楽器の音が分離良く超クリアで強烈にシャープあり,音色にもクセが全くなく,オーディオファイル向けの超Hi-Fi録音といったところです。最初のものが2010年で8年前のものですが,どれも遜色なく高水準です。

ジャズはこういう録音が普通にあってうらやましい限りです。そのままクラシックの録音に当てはめられるとは私も思いませんが,楽器の音を大切に超クリアに録る手法は見習うべきところがあると思います。

ベートーヴェン:交響曲全集(フランス・ブリュッヘン指揮/18世紀オーケストラ)

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ベートーヴェン:交響曲全集
フランス・ブリュッヘン指揮/18世紀オーケストラ
1984~1992年 オランダ
478 7436 (P)(C)2014 Decca Music Group (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ブリュッヘン/18世紀オーケストラの1回目の全集で(→2回目),8年の年月をかけて完成されました。このボックスセットにはトーマス・ツェートマイアーをソロに迎えたヴァイオリン協奏曲と,プロメテウスの創造物全曲も収録されています。

この1回目の全集は過去の名曲名盤のベートーヴェンの交響曲のランキングでもベストに選出されるものがあったと記憶しています。聴いてみたいと思いながら今に至っておりました。私の苦手なピリオド楽器のオーケストラなのでどうかなと思いましたが,確かに独特のノンビブラートの響きにはう~んと思ったものの,速いテンポの推進力のある演奏には惹かれるところがありました。今でこそいろんな演奏が存在して珍しくもなくなってきましたが,当時は本当に衝撃的だったんだろうなというのは容易に想像が出来ますし,今でも色褪せていないと思います。

さて録音ですが,長期にわたって完成されたということもあって,録音の質は結構ばらついていて全集としての統一感が今ひとつ感じられません。特に第1番と第9番が音色が曇りがちで今ひとつ冴えない録音です。その他は残響はあるものの直接音とのバランスはそこそこ取れていて,ばらつきがありながらもオーケストラの録音としては許容範囲に入ると思いました。

タグ: [交響曲] 

■購入ディスクメモ(2018年9月) その2

最近購入したディスクのメモです。



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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽三重奏編曲版)
マグダレナ・クリング=フェンダー Magdalena Kling-Fender (Violin)
エルジビェタ・ムロジェク=ロスカ Elzbieta Mrozek-Loska (Viola)
ロバート・フェンダー Robert Fender (Cello)
Crazyna and Kiejstut Bacewicz Academy of Music Concert Hall, 12-14 July, 2016
DUX 1488/1489 (P)(C)2018 DUX Recording Producers (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

見つけると手に入れてしまうシトコヴェツキー編曲の弦楽三重奏版です。歴史的録音かと思うようなセピア調のジャケ写ですが,2016年の新しい録音です。



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テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
キンガ・アウグスティン Kinga Augustyn (Violin)
November 17, 23, 2015 Patrych Sound Studios, Bronx, New York
CRC 3607 (P)(C)2017 Centaur Records (輸入盤)
参考: Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

蒐集盤なので...



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ハイドン:弦楽四重奏曲集作品33
カザルス四重奏団 Cuarteto Casals
2008年5月, 7月 Teldex Studio Berlin
HMG 502022.23 (P)2009 (C)2014 harmonia mundi (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲集が良かった同四重奏団のハイドン。気になっていたのですが,ようやく入手。たしかモーツァルトのハイドンセット3曲のディスクも持っていたはずなんだけど...行方不明...いかん!



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ホルスト:組曲「惑星」作品32
ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」組曲
ズービン・メータ指揮/ロサンゼルス・フィルハーモニック
1971年4月, 1977年12月 ロサンゼルス
UCCD-51034 (P)1971,1977 Decca Music Group (国内盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

有名なディスクなのでお持ちの方も多いと思います。持っていたかもしれんと思いながら購入...したら持っていたディスクが発掘されました。またやっちまいました(^^;。最近このパターンが多い...

ショパン:練習曲集作品10,25(クシシュトフ・ヤブウォンスキ)※モダン・ピアノとピリオド・ピアノ

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ショパン:24の練習曲集作品10,25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2015年5月6日-8日, 10日 & 6月9日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 215 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

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ショパン:24の練習曲集作品10,25(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2016年4月4日-7日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 047 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ヤブウォンスキはポーランド生まれで1985年の第11回ショパンコンクール第3位入賞の実力者。現在はフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり,ショパンコンクールの審査員も務められているとのことです。

1998年頃に録音されたと思われるディスクについては先日取り上げました(→こちら)。2015年の録音はモダン・ピアノでスタインウェイが使用されています。そしてその1年後に録音された2016年の録音はショパンの時代に製作された1849年製のエラールというピリオド・ピアノということで,ほぼ同じ解釈による2種類の楽器による演奏が聴けるということで興味深く聴かせていただきました。

こうやって聴き比べてみると,ピリオド・ピアノの中高域の鍵盤のポキポキ(と私には聴こえる(^^;)という愛嬌のある歯切れの良い音色にはそれなりの魅力を感じるものの,やはりモダン・ピアノの豊かな表現力には全くかなわないなというのが正直なところです。もしショパンの時代にモダン・ピアノがあったらもっと違う曲になっていたかもしれない,などと想像してしまいますね。

演奏自体は,1998年頃の録音と比べるとずいぶんと自由闊達でだいぶ違う印象です。もちろんこちらの方が数段表現力がアップしており面白さが増していると思いました。速めのテンポでキレよく弾ききっているのが良いです。

録音ですが,ピアノの音を比較的素直には捉えているものの,残響が少し多めに取り入れられていて音色への影響は比較的少ないものの付帯音が少々鬱陶しく感じられます。モダン・ピアノの録音の時に,すでにピリオド・ピアノの録音を視野に入れていたはずですので,こういった楽器の違いを聴かせるのであれば,残響を廃してすっきりとそして生々しく録って欲しかったと思います。これ自体の録音はそんなに悪くはないものの,好録音かというと少し物足りないところを感じましたので四つ星としました。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(セリーヌ・フリッシュ)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV998
セリーヌ・フリッシュ Céline Frisch (Cembalo)
November 2000, Chapelle de I'Hôpital Notre-Dame du Bon-Secours, Paris
ALPHA 303 (P)(C)2001 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

バッハ平均律クラヴィーア曲集第1巻が良かったセリーヌ・フリッシュのゴルトベルク変奏曲の録音がありましたのでApple Musicで聴いてみました。

リピートをすべて実行してCD 1枚に収まる演奏ですが,特に速いとか攻める演奏というわけではなく,むしろどちらかといえば大きな変化がなく淡々と進行していくのですが,それが穏やかな雰囲気を醸し出していてなんだかホッとするのです。躍動感のある演奏が好きな私ですが,こういう落ち着いた演奏も良いと思った次第です。

さて録音ですが,やはり残響が少し多めなのですが,平均律クラヴィーア曲集と同様,楽器音を間近で捉えているので,明瞭感も音の伸びも良好であり,音色は若干残響の影響を受けているものの許容範囲です。そして残響が心地よい空間性を演出していて,私の好みの録音とはだいぶ方向性が違いますが,これはこれでありだなと思いました。残響を取り入れるならこのような録り方をしてほしいものです。

最後にリピート表です。前述の通りすべてのリピートが実行されています。完璧です。

演奏時間 約78分
リピート表
Aria ○○
Var.01 ○○ Var.02 ○○ Var.03 ○○
Var.04 ○○ Var.05 ○○ Var.06 ○○
Var.07 ○○ Var.08 ○○ Var.09 ○○
Var.10 ○○ Var.11 ○○ Var.12 ○○
Var.13 ○○ Var.14 ○○ Var.15 ○○
Var.16 ○○ Var.17 ○○ Var.18 ○○
Var.19 ○○ Var.20 ○○ Var.21 ○○
Var.22 ○○ Var.23 ○○ Var.24 ○○
Var.25 ○○ Var.26 ○○ Var.27 ○○
Var.28 ○○ Var.29 ○○ Var.30 ○○
Aria da capo ○○

なおこのディスクは2枚組なのですが,2枚目に入っているカフェ・ツィマーマンによる下記2つの曲は未聴です。

ゴルトベルク変奏曲のアリアの低音主題による14のカノン BWV1087
ゴルトベルク変奏曲のクオドリベットに使われた2つのドイツ民謡

テレマン: 無伴奏フルートのための12のファンタジア(フランソワ・ラザレヴィチ)

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テレマン: 無伴奏フルートのための12のファンタジア
フランソワ・ラザレヴィチ François Lazarevitch (Flute)
5-7 May 2016 at the Chapelle Notre Dame de Bon Secours, Paris
ALPHA 267 (P)(C)2016 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

前エントリに続き私の好きな録音の多いαレーベルからもう一つ。これも録音のみのコメントです。

これも相当残響が多く,しかも残響時間がかなり長いです。残響のピークが少し遅れてやってくる感じすらします。やはり私の好きなタイプの録音とは異なるのですが,楽器の直接音が主体であり,質感も良く感じられ,これだけ残響があるにも関わらず音色への影響が少ないので,印象が悪くありません。残響の質もまずまず良く心地よい空間性の演出に寄与しています。オーディオ品質も良好です。

こういう録り方をしてくれるのであれば残響も悪くないなと思います。ただ,ソロ楽器だから良いと思えるのかもしれません。

バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻(セリーヌ・フリッシュ)

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バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
セリーヌ・フリッシュ Céline Frisch (Cembalo)
19-25 October 2014 at the Saint Rémi Church (Franc-Warret, Belgium)
ALPHA 221 (P)(C)2014 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

私の好きな録音の多いαレーベルから。録音のみのコメントです。

残響がかなり多いのですが,マイク位置がかなり近く直接音をしっかりと捉えているので,残響の影響を受けつつもそこそこの明瞭感と音の伸び,音色を確保しています。残響の質も悪くなく,楽器自体の響きを補強しつつ心地よい空間性の演出に成功していると思います。私の好きなタイプの録音ではありませんが,楽器の音を大切にしているのでこれなら受け入れることが出来ます。音像はかなり大きめで,楽器のすぐ近くに立って聴いているようなイメージです。楽器の質感が良く感じられてこの点も好ましく思います。オーディオ品質も良好で優秀録音といっても良いと思います。

ドビュッシー,ラヴェル:弦楽四重奏曲(ヴァン・カイック四重奏団)

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ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調作品10
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
ショーソン:歌曲「終わりなき歌」作品37
ヴァン・カイック四重奏団 Quatuor Van Kuijk
2016年12月19-22日 Conservatoire Darius Milhaud, Aix-en-Provence, France
ALPHA 295 (P)2016 (C)2017 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

ヴァン・カイック四重奏団は以前にモーツァルトの弦楽四重奏曲集を取り上げていました。演奏も録音も良かったので,これも聴いてみました。物語を語るように表情豊かに,生き生きと息づいていて良かったです。技術力もありアンサンブルも優秀です。

録音ですが,やや残響が多めで,直接音が主体ながら残響の影響を受けて少し音色がくすみがちであり,モーツァルトの録音に比べると少し鮮度が落ちる印象です。また少し演出臭く現実感が薄いようにも思います。モーツァルトと同じように録ってくれなかったのは残念です。とはいえ,まあ録音の水準としては悪くありません。期待が大きかったので少し辛口になってしまいました。

ブラームス:交響曲全集(ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団)

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ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団
2013年1月23-27日 ケルン,フィルハーモニー
PH13028 (P)(C)2013 Profil (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

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ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団
2017年7月11-15日 ケルン,フィルハーモニー
PH17057 (P)(C)2017 Profil (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

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ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98
ブラームス:大学祝典序曲作品80,悲劇的序曲作品81
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団
2017年7月11-15日 ケルン,フィルハーモニー
PH17085 (P)(C)2018 Profil (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,HMV Onlineicon

ベートーヴェンの交響曲第4番,第5番が良かったサラステ指揮WDR交響楽団のブラームスの交響曲全集。第1番と第3番が2013年,第2番と第4番が2017年の録音です。この演奏も極めてオーソドックスなアプローチでスタンダード路線かなと思います。これはこれで良いのですが,もう少し躍動感が欲しかったと思います。このようなアプローチなのでちょっと印象が残りにくいかなと。また,第1番第1楽章の提示部のリピートが省略されているのも惜しいと思いました。

録音ですが,録音時期が離れていますが,全体としては統一感はあります。ただ第1番と第3番は少し音色の精彩が薄く,また,音像がこぢんまりしていてステージ感,広がり感がすこし劣ります。第2番と第4番はその点ではまずまず良く,また,全体としてマイナスポイントが少ない標準的な録音というのも好印象でした。

なお,これら3枚がセットになった全集がまもなく(9/20?)発売されるようです。

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ブラームス:交響曲全集
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団
PH18038 (P)2013,2017,2018 (C)2018 Profil (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ショパン:練習曲集作品10,25,3つの新しい練習曲(クシシュトフ・ヤブウォンスキ)

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ショパン:24の練習曲集作品10,25
ショパン:3つの新しい練習曲
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
CDB007 (P)1998 BeArTon (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

Apple Musicでの試聴。先日購入したヤブウォンスキの2枚の練習曲集(→購入ディスクメモ(2018年9月)参照)よりも以前に録音されたもの。録音時期ははっきりしません。Chopin National EditionのVol.5として収録されています。

結構速いテンポで飛ばす演奏ですが,あまり変化を付けることなく,「楽譜に忠実に弾いています」というような感じでお手本のごとく淡々と演奏しています。これはこれで良いのですが,少し物足りなさも感じます。技術的な安定感,キレの良さは抜群で,このあたりはさすがというところでしょうか。

録音ですが,少し残響はあるもののそれ自体はあまり気にならないのですが,すこし中域の音色にクセがあり,うるさい感じがします。粒立ちも鮮やかでそこそこ明瞭に録られてるので,この音色のクセは惜しいと思います。

ブラームス:交響曲第1番,第2番,第3番,他(トーマス・ダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団)

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ブラームス:交響曲第1番ハ短調作品68
ブラームス:愛の歌作品52, 65より9曲(作曲者編)
ブラームス:ハンガリー舞曲集 第1番,第3番,第10番
トーマス・ダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団
2011年3月 スウェーデン,エレブルー・コンサートホール
BIS-1756 (P)(C)2012 BIS Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

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ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73
ブラームス:ハイドンのお題による変奏曲作品56a,大学祝典序曲作品80
ブラームス:ハンガリー舞曲集より第6番,第7番,第5番(ダウスゴー編)
トーマス・ダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団
2016年5月,6月 スウェーデン,エレブルー・コンサートホール
BIS-2257 (P)(C)2017 BIS Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

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ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
シューベルト:6つの歌(ブラームス編曲)
ブラームス:ハンガリー舞曲集より第11-16番(ダウスゴー編)
ブラームス:アルト・ラプソディ
トーマス・ダウスゴー指揮/スウェーデン室内管弦楽団
2016年11月, 2017年3月 スウェーデン,エレブルー・コンサートホール
BIS-2319 (P)(C)2018 BIS Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

Apple Musicでの試聴。確か第1番と第2番は持っていたはずなのだけどどこにしまい込んでしまったのか見当たらず...(末期症状(^^;)。

快速テンポで攻める演奏。ちょっと落ち着きがないのですが,「おぉ!」と「やり過ぎだろ」がめまぐるしく繰り返されていきます(^^;。何度も聴いているとこれが快感に変わり病みつきになってきます。第3番第1楽章の内声のシンコペーション,ハンガリー舞曲第5番の冒頭の表現など特に素晴らしく思いました。とてもお勧めできるような演奏ではありませんが,一聴の価値はあるかと思います。

録音ですが,残響は控えめでドライ気味,明瞭で伸びと締まりのあるサウンドが良いと思います。もう少し生々しく楽器の質感を強めに出してくれたら文句なしだったのですが,その点が惜しいです。また,もう少し弦楽器にフォーカスして欲しかったかなと。少しオマケですが四つ星半の好録音です。

さて,残す第4番がどのような演奏になるのか,楽しみです。

■購入ディスクメモ(2018年9月) その1

購入しても聴く前に埋もれてしまったり,行方がわからなくなったり,買ったかどうか忘れて同じものを買ってしまったり...ということが多くなってきたので(^^;,購入した時点で一旦ブログにメモを残すことにしました。続くかどうかわからないのですが,とりあえず始めてみます。月毎に1つのエントリでまとめるようにします。



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ショパン:24の練習曲集作品10,25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2015年5月6日-8日, 10日 & 6月9日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 215 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

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ショパン:24の練習曲集作品10,25(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2016年4月4日-7日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 047 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ヤブウォンスキはポーランド生まれで1985年の第11回ショパンコンクール第3位入賞の実力者。現在はフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり,ショパンコンクールの審査員も務められているとのことです。

ショパンの練習曲集は1998年頃に一度録音されているようですが,モダン・ピアノとピリオド・ピアノによる演奏を立て続けにリリースされているのを知り,興味深く思い,入手してみた次第です。

(記2018/09/09)



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ロリン・マゼールの芸術 Lorin Maazel Great Recordings
録音 1977~1999年
88697932382 (P)(C)2011 Sony Music Entertainment (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

マゼールのSONY/RCA録音を集めたセット(30 CD)。収録曲は参考URLでご確認を。クリーヴランド管弦楽団とのベートーヴェンの交響曲全集とピッツバーグ交響楽団とのシベリウスの交響曲全集は以前に取り上げていました。

これらのマゼールの演奏は勢いとキレがあり,録音も良好なのが多く,また,このボックスセットに収録されている曲も比較的好きなものが多いので,じっくりと聴きたいと思います。楽しみです。

(記2018/09/08)



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ヴェーグ四重奏団の芸術 The Art of Végh Quartet
ヴェーグ四重奏団 Végh Quartet
録音 1952~1955年
SC803 (P)(C)2016 Scribendum Ltd (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Online
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14枚組で収録曲は下記の通りです。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
バルトーク:弦楽四重奏曲全集
ブラームス:弦楽四重奏曲全集
モーツァルト:弦楽四重奏曲 K.421, K.387, K.458, K.575, K.464, K.590
シューベルト:弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番「我が生涯より」
コダーイ:弦楽四重奏曲第2番

1950年代前半のモノラル録音で,いくつか聴いてみましたが板起こしのような音質のものもありました(モーツァルト)。古い録音なので音質が良いとは言えませんが,この時期の録音としては聴きやすい方だという印象です。

う~ん,しかし,ベートーヴェンは少し前に別のセットで入手したものと同じものかもしれない...実は3セット目だったりするのではないだろうか...いっ,いかん... 発掘して確認しなければ!

(記2018/09/08)

チェリビダッケ・エディション第1集 交響曲集(セルジウ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)

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チェリビダッケ・エディション第1集 交響曲集
セルジウ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1987~1996年 ミュンヘン,ガスタイク・フィルハーモニー,ヘルクレスザール
0855662 (P)(C)2011 Warner Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ミュンヘン・フィルとのライヴ録音?を集めたエディションで,この第1集は交響曲集(14 CD),第2集はブルックナー交響曲集(12 CD),第3集はフランス・ロシア音楽集(11 CD),第4集は宗教音楽・オペラ序曲集(11 CD)が出ています。チェリビダッケの指揮はほとんど聴いたことがありませんでしたので,比較的馴染みの曲の多い第1集を入手しました。

第1集の収録曲は以下の通りです。いずれも拍手の入るライヴ録音です。

ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」, 第103番「太鼓連打」, 第104番「ロンドン」
モーツァルト:交響曲第40番
ベートーヴェン:交響曲第2番~第9番(第4番は2種)
シューベルト:交響曲第9番「グレイト」
ブラームス:交響曲全集
シューマン:交響曲第2番~第4番

ベートーヴェンとシューマンがいずれも第1番抜けていて全集になっていないのが残念なのですが,コンサートのライヴを集めているようなので仕方ありません。

録音ですが,録音時期や会場が違ってもほぼ統一感がありました。残響はやや多めに取り入れているものの,それぞれの楽器の音を直接音主体に捉えているので,印象は悪くありません。特に弦楽器の豊潤な響きを中心に据えて全体のサウンドを構成しているのが良いです。演出感が少なく良い意味でライヴらしい雰囲気も感じられます。好録音というには少しどうかなと思いますが,ライヴ録音としてはまずまず良好と言えるのではないでしょうか。

演奏自体はまだ聴き始めたところで,これからじっくりと楽しみたいところですが,遅めのテンポですが独特の語り口が魅力的で,それほど好きなタイプの演奏とは思えないのですが,どこか惹かれるところがあります。熱烈なファンがいらっしゃるというのも納得です。

タグ: [交響曲] 

ベートーヴェン:交響曲第4番,第5番「運命」(ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団)

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ベートーヴェン:交響曲第4番,第5番「運命」
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮/ケルンWDR交響楽団
Nov 20 - Nov 25, 2017 Köln, Philharmonie
PH17084 (C)2018 Profil Medien (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

現代のスタンダードを目指したような演奏だと思いました。どちらかといえばオーソドックスで,大編成のオーケストラをキッチリとコントロールして引き締まったシャープな演奏に仕上げています。突出した特徴はありませんが,要所で存在感をアピールするティンパニーは面白いです。

録音ですが,残響はやや多めながら,低域の響きを引き締め,楽器音への被りをうまく避けるように取り入れられているので,楽器音への影響が少なく,明瞭で伸びのある音が保たれています。低域がやや多めのバランスで,中高域は癖がなくフラットな印象です。密度感はありますが暑苦しくなったり騒々しくなったりしないギリギリのところで抑えている感じです。まずまずの好録音でした。

ブラームスに続くベートーヴェンの交響曲シリーズの第一弾とのことです。今後の録音も楽しみです。

ベートーヴェン:交響曲全集(朝比奈隆/大阪フィルハーモニー交響楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
朝比奈隆指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団
2000年 7/23 サントリーホール(No1, 3),5/3 アクロス福岡(No.4),5/10 大阪ザ・シンフォニーホール(No.5),9/24 大阪ザ・シンフォニーホール(No.7, 8),3/10 大阪フェスティバルホール(No.2, 6),12/29 大阪フェスティバルホール(No.9)
Exton OVCL 00354 (P)2000 Octavia Records (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

Apple Musicでの試聴です。拍手の入るライヴ録音。「2000年に行われた生涯で9回目のベートーヴェン交響曲ツィクルスの演奏会を記録した,生涯で7回目の交響曲全曲録音」とのことです。7回も全集録音しているとは知りませんでした。興味はあったものの高価なセットが多かったために一度も聴いたことがありませんでした。このような貴重な演奏がストリーミングですが聴けるというのは本当に有り難いです。

演奏は遅めのテンポで堂々としています。リピートも気がついた限りではキッチリとやっているようなので演奏時間がかなり長くなっていますが,長さを感じさせない充実感があります。今となっては古めかしさも感じますが,往年の巨匠スタイルを極めていますね。私の好きなタイプの演奏ではありませんが,これには聴き入ってしまいました。良いと思います。

録音ですが,幾つかの会場で録音されているので響きの具合など少しばらつきはありますが,統一感は確保されています。残響が少し多めに取り込まれていますが,直接音がそこそこあるので印象は悪くありません。弦楽器を中心にサウンドが構成されているのも良いと思います。オーディオ的には少し雑味というか粗さがあるように思います。ライヴ録音なので仕方ないかもしれません。

タグ: [交響曲] 

バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽三重奏編曲版)(Lorenzo Gatto(Vn)/Diederik Suys(Va)/Sébastien Walnier(Vc))

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽三重奏編曲版)
Lorenzo Gatto Violin
Diederik Suys Viola
Sébastien Walnier Cello
UT3-023 (P)2013 UT3-RECORDS
好録音度:★★★★
参考: UT3-RECORDS,Apple Music,Amazon

見つけると聴きたくなるシトコヴェツキー編曲の弦楽三重奏版。物理メディア販売はなく,配信のみのようです(Apple Musicで試聴)。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が良かったロレンツォ・ガットがヴァイオリンを務めています。

各演奏者の持ち味をそれぞれ活かしながら自由に曲を作り上げているような演奏であり,それがこの即席アンサンブル風の演奏の楽しいところでもあり,限界でもあるように思います。もちろんこれはこれで面白いのですが,どことなく物足りなさも残ります。リピートの省略が多いのもその要因かもしれません。

録音ですが,ライヴ録音風の演出感のない音作りと近めのマイク位置で楽器音をしっかりと捉えている点は好感が持てるのですが,ややホールの響きを多めに取り込んでいるので明瞭感が損なわれ,音色に雑味が乗ってしまっているのは惜しいところです。

演奏時間 約46分
リピート表
Aria ○×
Var.01 ×× Var.02 ×× Var.03 ××
Var.04 ○× Var.05 ○× Var.06 ○×
Var.07 ×× Var.08 ×× Var.09 ○×
Var.10 ○× Var.11 ×× Var.12 ××
Var.13 ×× Var.14 ×× Var.15 ××
Var.16 ×× Var.17 ×× Var.18 ○×
Var.19 ×× Var.20 ×× Var.21 ○×
Var.22 ○× Var.23 ×× Var.24 ××
Var.25 ×× Var.26 ×× Var.27 ○×
Var.28 ×× Var.29 ×× Var.30 ○○
Aria da capo ××

タグ: [室内楽曲] 

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(ロレンツォ・ガット(Vn)/ジュリアン・リベール(P))

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番,第5番「春」,第10番
ロレンツォ・ガット Lorenzo Gatto (violin)
ジュリアン・リベール Julien Libeer (Piano)
2017年12月3-5日 ヒルフェルスュム,ファン・デ・オンループ音楽会館第1スタジオ
ALPHA 407 (P)(C)2018 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番,第4番,第9番「クロイツェル」
ロレンツォ・ガット Lorenzo Gatto (violin)
ジュリアン・リベール Julien Libeer (Piano)
ALPHA 240 (P)(C)2016 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,Apple Music

Apple Musicでの試聴です。ベルギー出身の若手二人によるデュオ。ヴァイオリンのガットはクレバースやデュメイに学び,リベールはピリスの弟子ということです。使用楽器は1698年製のストラディヴァリウス「ヨアヒム」と,バレンボイムも愛用していることで知られるクリス・メーン製造の平行弦ピアノとのことで,いろいろと注目点がありますね。

私としての注目は比較的好録音の多いALPHAレーベルの録音ですね。少し残響感があって楽器音への被りはあるものの,楽器音の美しさ,透明感,音の伸びは何とか保たれていて,まずまずの好録音でした。正直言うと,もう少し近めで楽器の質感を強めに捉えて欲しかったとは思いますが。

ということで,このフレッシュな演奏を良好な録音で楽しませていただきました。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番,第8番(ウェールズ弦楽四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番,第8番
ウェールズ弦楽四重奏団 Verus String Quartet
February 1, 5, 6 & May 1, 2018 Cultural Centre of Fujimi City / KIRARI☆FUJIMI
FOCD9787 (P)(C)2018 FONTEC Inc. (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集の第二弾(第一弾は第2番,第12番)。第一弾も良かったですが,これも良かった! 現代建築のようなスマートさがあり,透明感のある和音の響きも素晴らしい。若い世代の新しい演奏だなと思いました。技術的にも申し分ありません。

録音ですが,ホールでの録音のようですが,残響感はそれほどなく直接音主体に録られた素直な録音が好印象です。明瞭感,各楽器の分離感,質感も良好ですし,音色にも癖がありません。特徴のある録音ではありませんが,欠点がほぼ見当たらない好録音です。

演奏も録音も良く,第三弾が本当に楽しみです。
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