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■購入ディスクメモ(2018年10月) その3

最近購入したディスクのメモです。



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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
アルフレード・ベルナルディーニ (オーボエ,総指揮)
ゼフィーロ・バロック・オーケストラ
2017年10月5日 ヴェローナ,リストーリ劇場
ARCANA A 452 (P)(C)2018 Outhere Music France (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

ピリオド楽器によるブランデンブルク協奏曲全曲。Apple Musicで試聴し,スリリングな演奏と鮮明な録音が良かったので,これは入手することにしました。



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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
ラース・ウルリク・モルテンセン (チェンバロ,音楽監督)
コンチェルト・コペンハーゲン
Eslöv kyrka, Sweden, February 6-11, 2017
cpo 555 158-2 (P)(C)2018 cpo (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ピリオド楽器によるブランデンブルク協奏曲全曲。比較的好きな録音の多いcpoレーベルということで演奏のみならず録音にも期待して入手しました。



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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV998(ブゾーニ編)
塚谷水無子 Minako Tsukatani (Piano)
December 26,27 & 28, 2017, Chabohiba-Hall, Tachikawa, Tokyo
PCD-1712 (C)2018 Pooh's Hoop
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

塚谷さんのゴルトベルク変奏曲は,ポジティブ・オルガンによる演奏のディスクを取り上げていました。すべての変奏でリピート省略という私としてはものすごく残念だったにも関わらず,聴いたことのないブゾーニ編ということと,レコード芸術誌で評価が高かったことから,懲りずに聴いてみることにしました。



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ロッシーニ:弦楽のためのソナタ全集
クラウディオ・シモーネ指揮/イ・ソリスティ・ヴェネティ
Villa Contarini, Piazzola Sul Brenta, Italy, March 1987
2564 69511-2 (P)1988 (C)2008 Warner Classics (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

これはHMV Onlineiconで\490という在庫処分特価だったので,つい手が出てしまいました。

■購入ディスクメモ(2018年10月) その2

最近購入したディスクのメモです。



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パスカル弦楽四重奏団の芸術(32 CDs)
パスカル弦楽四重奏団 Pascal String Quartet
AN107 Ars Nova (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

大学時代に研究室の教授からこれでプログラムを作れと言われて渡されたのがTurbo Pascalで,それ以来もう30年以上になるPascal使いです。当時FM-11でCP/Mを起動しその上で使ってました。今はDelphiですね(^^;。

というのはさておき,ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集とモーツァルトの弦楽四重奏曲集(No.1だけがない?)を聴きたくて入手しました。1950年代前半の古い録音が中心です。



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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ドゥヴィ・エルリー Devy Erlih (Violin)
録音 1969年
DHR-8061/2 (P)(C)2018 DOREMI (輸入盤
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

蒐集盤。別のレーベルで発売されていたものを持っているのでどうしようか迷いましたが...入手してしまいました。以前のレビューはこちら。



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バッハ:フーガ 変ホ長調 BWV876
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第15番変ホ長調作品144
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調作品127
デンマーク弦楽四重奏団 Danish String Quartet
November 2016, Reitstadel Neumarkt
ECM 2561 (P)(C)2018 ECM Records (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

デンマーク弦楽四重奏団で大好きな第12番ということで,これは聴かないわけにはいきません!



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モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調 KV 387
モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 KV 421
アウリン四重奏団 Auryn Quartet
録音 2017年
TACET S 233 (P)(C)2018 TACET (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

タワー・レコードの店頭で見かけて,おぉ!アウリン四重奏団のハイドンセットならこれは聴かねば!と思って買ったのですが...あぁまたやっちまいました。今年の4月にレビューしたばっかり。しかもこの記事を書きながら参考情報を調べるまで思い出さず。末期症状がさらに進行してきました。何とも情けない話です。トホホ...



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ショパン:練習曲集作品10,25,3つの新練習曲
エフゲニー・ムルスキー Eugéne Mursky (Piano)
SWR Großes Studio, Villa Berg, Stuttgart 5./6. Januar 2007
PH04070 (P)(C)2007 Profil Medien (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

最近よく聴いているショパンの練習曲。

ベートーヴェン:交響曲全集(ジョン・エリオット・ガーディナー指揮/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク)

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ベートーヴェン:交響曲全集
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮/オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
1991å¹´-1994å¹´
00289 477 8643 (P)(C)1994 Deutsche Grammophon (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

1994年度のレコード芸術誌レコード・アカデミー大賞を受賞した名盤なのでご存じの方も多いと思います。ピリオド楽器によるベートーヴェン交響曲全集の一つの究極の完成形ではないかと思えます。これだけ多様な演奏が溢れる今現在ですら,この尖った演奏は鮮烈な印象を残します。というか一つの方向に行き過ぎてしまった感がありますが,こういう刺激的な究極の演奏があったからこそ今の多様性が生まれるようになったようにも思います。この記念碑的名盤を久しぶりに堪能しました。

録音ですが,ライブ録音とセッション録音があり,会場もいくつかに分かれていてばらつきはありますが,基本的な音作りの方向はそれなりに揃っていますので全集としての統一感はあります。残響が比較的多く残響時間も長めですが,直接音に対して音離れが良いのでサウンド自体はキレがあり締まっていて悪くありません。少し演出感が強めで実在感が薄いので私の好みとはだいぶ違うのですが,トータルの印象はプラスでした。だいぶオマケですが四つ星半としました。

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分売時のジャケット写真

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番,第16番(ストラーダ四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番,第16番
ストラーダ四重奏団 Quatuor Strada
DEAUVILLE LIVE 2015
LBM004 (P)(C)2016 B Records (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

Apple Musicでの試聴。拍手の入るライヴ録音(だだし拍手が入るのはなぜか第15番のみ)。全く知らない四重奏団ですが,演奏はオーソドックスで充実しており技術的にも問題なく,ベートーヴェンの最後期の名曲を普通に楽しめました。

録音ですが,少し多めに響きを取り入れていますが,直接音が主のためまずまず良好ですが,低域から中域にかけての響きがやや被っていて締まりがなくモワッとしています。これがなければかなり良かったと思うのですが。惜しいです。

■購入ディスクメモ(2018年10月) その1

最近購入したディスクのメモです。



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テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
ララ・ホール Lara Hall (Violin)
Dr John Gallagher Concert Chamber, Hamilton, NZ, October 2011
Atoll ACD341 (C)2011 Auckland (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,Apple Music

蒐集盤。ララ・ホールはニュージーランドのヴァイオリニスト。

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番,他(ツェートマイアー・カルテット)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番ヘ長調作品135
ブルックナー:弦楽四重奏曲ハ短調
ハルトマン:弦楽四重奏曲第2番
ホリガー:弦楽四重奏曲第2番
ツェートマイアー・カルテット Zehetmair Quartett
2002年4月,2010年4,5月 チューリッヒ
ECM 2195/96 (P)(C)2013 ECM Recoreds (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

Apple Musicでの試聴です。ツェートマイアーはなんとなくクセ者のイメージが強いのですが,どんなベートーヴェンなのk興味が湧いたので聴いてみました。(なのでベートーヴェンのみのコメントです)

で,聴いてみて...やっぱり一癖も二癖もあるなぁと思った次第。面白いと思うところも多々あるものの,楽器の響きを止めながら表情をコントロールする弾き方にはちょっと欲求不満が溜まりますね。うーん,残念ですがこの演奏はあまり私には合いませんでした。

一方で録音ですが,少し録音場所の癖を意識させるような響きが取り込まれていて音色に影響があるのですが,この程度なら許容範囲で,良いとまでは言いませんが,まずまず悪くないかなと思いました。惜しいです。もう少し各楽器の質感を強めに出して,かつ分離良く捉えて欲しいとは思います。

ベートーヴェン,シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(庄司紗矢香Vn/ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
庄司紗矢香 Sayaka Shoji (Violin)
ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2017年10月 サンクトペテルブルク
UCCG-1811 (481 7285) (P)(C)2018 Universal Music (国内盤)
好録音度:★★★★★(ベートーヴェン),★★★★☆(シベリウス)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

これは本当に良かった! 丁寧に思いを込めて朗々と奏でられるソロのなんと美しいことか。この落ち着いた優美で堂々たる演奏に器の大きさを感じます。彼女自身の手によるベートーヴェンのカデンツァも聴きものです。

録音ですが,ベートーヴェンはセッション録音,シベリウスはライヴ録音で,少し差があります。特にベートーヴェンの録音は,違和感の生じないギリギリのところまでソロにフォーカスし,ヴァイオリンの透明感と輝きのある音色,ニュアンスを明瞭に大変よく捉えていて協奏曲の録音としてほぼ不満がありません。ソロを引き立てる往年の巨匠の録音を思わせます。一方シベリウスの方は,こちらも同傾向で悪くはないのですが,音色に若干のくすみがみられ,透明感や高域の伸びがベートーヴェンに比べると明らかに落ちています。なぜベートーヴェンと同じ録り方をしてくれなかったのか,残念でなりません。

ということでこの好演奏・好録音をじっくりと堪能したいと思います。

モーツァルト:交響曲第40番,第41番「ジュピター」(ヘルベルト・ブロムシュテット指揮/バイエルン放送交響楽団)

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モーツァルト:交響曲第40番,第41番「ジュピター」
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮/バイエルン放送交響楽団
2013年1月31日-2月1日,2017年12月21,22日 ミュンヘン,ヘルクレスザール
BR Klassik 900164 (P)(C)2018 BRmedia Service (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

これだけご高齢になられてもなおこんなキレのある指揮をされるということに驚きを禁じ得ません。モダン楽器オーケストラの大きめの編成だと思いますが,速めのテンポで小気味よく,そして豊潤かつ透明感のある響きを引き出しており,引き締まった造形の音楽を奏でています。一つの規範となるような普遍性を感じる演奏でした。

そして録音なのですが,それなりに残響があるものの楽器音への影響は少なく,明瞭で歯切れのよいサウンドを保っています。残響もふわっと後方に空間性をもって広がるようであり,その質も良い方だと思います。ほんのわずかに中域に癖を感じるものの十分許容範囲です。ボリューム感があり個人的にはもう少しすっきり見通しが良ければなぁと思いますが,これでも十分に好録音です。

録音年が少し離れていますが,音作りは揃っていて違和感はありません。第40番の方が少し中高域がうるさめで,第41番はその点わずかながら良好のように思いました。
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