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ベートーヴェン,ベルク:ヴァイオリン協奏曲(イフォンネ・スムーラース Vn/ペーター・クーン指揮/フランクフルト・ブランデンブルク市立管弦楽団)

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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
イフォンネ・スムーラース Yvonne Smeulers (Violin)
ペーター・クーン指揮/フランクフルト・ブランデンブルク市立管弦楽団
2018年8月28,29日, 2019年10月21,22日 フランクフルト,オーダー
GEN 20702 (P)(C)2020 GENUIN classics (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo,Apple Music

イフォンネ・スムーラースはオランダの中堅ヴァイオリニストとのこと。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をまるでロマン派のように情感豊かに表現しています。テンポは少しゆったりとしていますが,その時間をフルに使って丁寧に,最大限の感情を込めて(力強く躍動感をもって)歌い上げています。技術も確か,音色も美しく,魅力的な素晴らしい演奏だと思います。

録音ですが,残響がもの凄いです。残響時間も長いです。ただ,特にソロは直接音もしっかりと捉えられているため,これだけの残響があっても何とか明瞭感を保っていますし,これだけの残響量がありながら音色の劣化も少なめです。全く私の好きな録音ではありませんが,印象は悪くありませんでした。ソロにフォーカスしオーケストラから一段浮き出て聴こえるのも協奏曲の録音として好ましいと思います。残響が許せる方なら問題ないと思います。ちょっと迷いましたがオマケで四つ星半としました。

ブラームス:チェロ・ソナタ集,他(ソニア・ヴィーダー・アサートン Vc/モージェン・クーパー P)

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ブラームス:チェロ・ソナタ集,他
ソニア・ヴィーダー・アサートン Sonia Wieder-Atherton (Cello)
イモージェン・クーパー Imogen Cooper (Piano)
2006年6月 La Ferme de Villefavard
88697 201872 (P)(C)2007 Sony BMG Music International (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

Apple Musicでブラームスの2曲のソナタを聴いて深々とした音色が大変魅力的で良かったのでディスクを探したところ,このディスクが見つかり入手しました。2枚組で,2枚目にヴァイオリン・ソナタ第1番のチェロ編曲版が収録されています。

濃く深い響きからダイナミックで激しい感情の表出まで,幅広い表現力が素晴らしいです。そして激しい表現であっても荒れない美音の持ち主です。大変魅力的なブラームス演奏でした。

録音ですが,わずかに距離感があって生々しさはあまり感じられないのですが,直接音主体に録られていて好ましいと思います。もう少し寄って楽器の質感をもう少し強くニュアンス豊かに捉えて欲しかったとは思いますが,この魅力的なチェロの音色は伝わってきます。まずまずの好録音だと思います。

ドリーブ:バレエ組曲集(ネーメ・ヤルヴィ指揮/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団)

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ドリーブ:バレエ組曲集
ネーメ・ヤルヴィ指揮/ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
2019年11月4,5日 グラスゴー,ロイヤル・コンサート・ホール
CHSA 5257 (P)(C)2020 Chandos Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

ドリーブのバレエ組曲集で,収録曲は以下の通りです。解説に,ネーメ・ヤルヴィ自身が組曲版を編集した,とありました。

「シルヴィア,またはディアーヌのニンフ」からの組曲
「泉,またはナイラ」からの組曲
「コッペリア,またはエナメルの眼をした娘」からの組曲
(以上,ネーメ・ヤルヴィ編)

バレエ音楽のシルヴィア,コッペリアは,LPの時代に持っていたのですが(演奏者は失念),LPのカッティングレベルが低かったのか,音が悪く残念な思いをしたことを覚えています。

そしてシルヴィアは,私が大学オーケストラに入った年に先輩方が演奏されていた思い出深い曲でもあります。現在若手ソロヴァイオリニストとして活躍されているある方の父君が当時の第2ヴァイオリンのトップを弾いていて,練習の合間にシルヴィアのいろいろなフレーズを踊りながら弾いてその解釈を解説してくださったことを,この曲を聴く度に思い出します。

録音ですが,オーケストラ録音としては標準的な印象です。残響はありますが控えめで,生録的な自然さ,演出感のなさが良いと思います。各楽器の捉え方はすこし弱めで全体に地味な感じです。もう少し寄ってクッキリと質感豊かに録って欲しかったとは思いますが,分離感もそこそこあって悪くないと思います。

どちらかといえばマイナーな曲で(コッペリアは有名ですが)音盤も多くないと思いますが,それがこのようなクオリティの高い演奏と良好な録音で聴けることは本当にうれしいことですね。

チャイコフスキー:交響曲第5番,他(外山雄三指揮/大阪交響楽団)

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チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」~だったん人の踊り
外山雄三指揮/大阪交響楽団
2018年11月2日,7月7日 ザ・シンフォニー・ホール
KKC 2702 (P)2020 Osaka Symphony Orchestra (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

大阪交響楽団の創立40周年記念の第一弾,チャイコフスキー後期交響曲集の1枚。拍手の入るライヴ録音。同じく創立40周年記念のベートーヴェンの交響曲全集を聴いて興味が湧きましたので,チャイコフスキーの1枚を聴いてみることにしました。

これもベートーヴェンと同じく外山節全開という感じで,遅いテンポで堂々とした演奏が展開されています。第4楽章はところどころギアチェンジするところがありますが,そのたびに一瞬曲を見失ってしまうというか,落ち着かない気分になります。またこれもベートーヴェンと同じですが,あまりに遅いテンポに楽団員の戸惑いというか合わせづらいよーという心の声が実際に音になっているような気がして実に興味深い演奏でした。

録音の方ですが,基本的にベートーヴェンと同じなのですが,チャイコフスキーでは特に管楽器に対して弦楽器が明らかに負けていて,フォルテになると弦楽器が何やってるんだかわからなくなるところも多くありました。こういうところは録音でもう少し配慮があっても良いかと思います。弦楽器が好きな私としては欲求不満になる録音です。

ということで,これもベートーヴェンと同じくファン向けのアイテムですかね。

タグ: [交響曲] 

ドヴォルザーク:交響曲第7番,第8番(エリアフ・インバル指揮/フィルハーモニア管弦楽団)

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ドヴォルザーク:交響曲第7番,第8番
エリアフ・インバル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
St. Augustin's London, October 1990, Watford Town Hall, Watford, July 1991
WPCS-5941 (P)1990,1991 (C)1997 Teldec Classics International (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

Twitterのタイムラインで紹介されている方がいて興味が湧いたので,Apple Musicで第8番の第1楽章がアップされていたので聴いてみたところ,演奏も録音も良さそうでしたので入手しました。演奏は何というかモダンな建造物のような洗練された格好良さがあります。甘さのない直線的でキリッと引き締まった表現はドヴォルザークらしくないかもしれませんが,これが良いと思いました。

録音ですが,残響感はあるものの,楽器音は比較的スッキリと明瞭に捉えられていて良いと思いました。音像はもう少し立体感が欲しかったところです。ですが,演奏を引き立てるまずまず良好な録音だと思います。

本盤は残念ながら現役盤ではないようです。演奏も録音も良いのでちょっともったいない気がします。

■購入ディスクメモ(2021年1月) その2

最近購入したディスクのメモです。



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チャイコフスキー:交響曲第4番,第5番,第6番「悲愴」
アンドリス・ネルソンス指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
2019年12月,2019年5月,2018年3月15,16日 ライプツィヒ,ゲヴァントハウス
ACC 60508 (C)2019,2020 accentus music (輸入盤) *3 BD
参考: Tower Records,HMV Onlineicon

ライヴ収録されたコンサートのビデオです。収録曲は下記の通りです。

チャイコフスキー:交響曲第4番,第5番,第6番「悲愴」
ムソルグスキー/ショスタコーヴィチ編:歌劇「ホヴァンシチナ」~前奏曲「モスクワ川の夜明け」
ヴァインベルグ:トランペット協奏曲変ロ長調作品94 (*)
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調作品77(**)
モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

(*)ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)
(**)バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)

確か当初昨年12月の発売だったと思いますが,DVDは発売されたものの,Blu-ray Discの方は発売が延びてつい先日やっと発売になりました。昨年夏から秋にかけて単売もされていたようですが,3枚セットがほぼ1枚の値段で購入できるというのは,私にとってはmもちろん有り難いことでしたが,単売を買った方にはちょっと申し訳ない感じです。こんなに早くセットを発売するのはちょっと...と思いました。



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ドヴォルザーク:交響曲第7番,第8番
エリアフ・インバル指揮/フィルハーモニア管弦楽団
St. Augustin's London, October 1990, Watford Town Hall, Watford, July 1991
WPCS-5941 (P)1990,1991 (C)1997 Teldec Classics International (国内盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

Twitterのタイムラインで見かけて興味が湧いたので,Apple Musicで第8番の第1楽章がアップされていたので聴いてみたところ,演奏も録音も良さそうでしたので入手しました。残念ながら現役盤ではないようです。

ベートーヴェン:交響曲全集(外山雄三指揮/大阪交響楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
外山雄三指揮/大阪交響楽団
2016-2020年 ザ・シンフォニー・ホール,いずみホール
KKC 2704/9 (P)2020 Osaka Symphony Orchestra (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

「ナニワのバンベルク響」こと大阪交響楽団の創立40周年記念の第二弾。拍手の入るライヴ録音。税込11,000円と高価でしたが聴いてみることにしました。

で,最初に聴いたとき...おっ遅い...アンサンブルも微妙...これはちょっと失敗したかな,と正直思いました。まずテンポの遅さに面食らいます。特に第4番までは,昨今の軽快でスピーディーな演奏と比べると印象として2倍くらいの時間をかけてるんじゃないかと思うくらいです(もちろんそこまで遅くはありませんが)。あまりの遅さに楽団員も戸惑っているのか,出だしが揃わないとか,一瞬リズムが崩壊して混沌とする瞬間が散見され,オーケストラ側も完璧に指揮者の要求に応えられてはいないのでは?と思われました。

しかし,何度も聴いていると,全く別の曲かと思うほど違う印象で違和感があった演奏が,あぁこういう表現を目指してたんだな,と,腑に落ちる瞬間がやってきました。妙に説得力があるのです。不思議なものです。躍動感のある演奏が好みの私にとってはこの対極的な演奏は好みではありませんが,退屈することなく聴き通すことができたのは自分でも驚きです。

録音ですが,録音時期が多年にわたっていて少しばらつきはあるものの,概ね揃っていて違和感はありません。ライヴ録音としては標準的な印象ですが,残響の影響で少し明瞭感が落ちていたり,音色がスッキリしなかったりします。もう少し生々しさ,鮮明さ,ヌケの良さが欲しかったところです。全体に悪くはありませんが,好録音というには物足りなさがあります。

ということで,どちらかというとファン向けのアイテムかなと思われるディスクで,あまりお薦めするものではありませんが,一つの確固たるスタイルを貫いた演奏として価値があると思いますので,ご興味があれば聴いてみるのも良いのではないでしょうか。ただちょっと高いので気軽に聴けないのが残念ですが。

タグ: [交響曲] 

チャイコフスキー:交響曲第5番,フランチェスカ・ダ・リミニ(パーヴォ・ヤルヴィ指揮/チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団)

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チャイコフスキー:交響曲第5番,フランチェスカ・ダ・リミニ
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
2019年10月, 2020年1月 チューリッヒ,マーク・ハレ
ALPHA 659 (P)(C)2020 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

チャイコフスキーの交響曲というとムラヴィンスキー/レニングラード・フィルのDG盤が頭に焼き付いているので,どうしてもあの演奏をリファレンスに比べてしまいます。

この演奏は終始落ち着いたテンポで推進力はありませんが,丹念に緻密に表現されていると思いました。ムラヴィンスキーの演奏とはだいぶ方向性が異なるので最初に聴いたときは「ん?」と思いましたが,これはこれでありなのかもしれません。第4楽章のラストだけは推進力・躍動感が素晴らしく熱くなりました。

録音ですが,高域のヌケ感がいまいちですっきりしないのと,音像というかステージ感というかこぢんまりと詰まりすぎていて開放感・スケール感に乏しく聴いていてすごくもどかしくなります。生々しさもあまりなく楽器の質感も感じ取りにくく,音色に魅力がありません。そんなに悪くはないとおもいつつも,いまいち冴えず,私としてはあまり好きな録音ではありませんでした。ちょっと残念です。

タグ: [交響曲] 

■購入ディスクメモ(2021年1月) その1

最近購入したディスクのメモです。



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ベートーヴェン:交響曲全集,序曲曲,協奏曲,ミサ曲集(12 CD)
コリン・デイヴィス指揮/BBC交響楽団,ロンドン交響楽団,他
録音 1962年~1985年
484 1728 (P)(C)2020 Universal Music Australia (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

豪エロクエンスの12枚組のボックスセット。“Beethoven Odyssey”というタイトルが付いています。収録曲と演奏者の詳細は参考サイトをご参照ください。寄せ集めというか,かき集めて作った感がありますが,BBC交響楽団との録音の多くが初CD化とのことですので,これがこのセットのメインとなると思います。

交響曲全集は,第7番がロンドン交響楽団,第9番がバイエルン放送交響楽団で,残りがBBC交響楽団です。第6番はロンドン交響楽団のものも収録されています。ヴァイオリン協奏曲は,ソロがアルテュール・グリュミオー,オーケストラはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団です。ピアノ協奏曲全集は,ソロがスティーヴン・コヴァセヴィチ,オーケストラはBBC交響楽団(第1番,第2番,第4番),ロンドン交響楽団(第3番,第5番)です。ミサ曲はロンドン交響楽団です。



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チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」~だったん人の踊り
外山雄三指揮/大阪交響楽団
2018年11月2日,7月7日 ザ・シンフォニー・ホール
KKC 2702 (P)2020 Osaka Symphony Orchestra (国内盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

大阪交響楽団の創立40周年記念の第一弾,チャイコフスキー後期交響曲集の1枚。拍手の入るライヴ録音。同じく創立40周年記念のベートーヴェンの交響曲全集を聴いて興味が湧きましたので,チャイコフスキーの1枚を聴いてみることにしました。



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ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調作品10
マニャール:弦楽四重奏曲集ホ短調作品16
ベラ四重奏団 Quatuor Béla
2019年4月22-24日 フランス,ボーヌ市,ルイ・ジャド社のジャコバン修道院
PDD022 (P)(C)2020 Le Palais des Dégustateurs (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

ベラ四重奏団はフランスの若い団体。ですが「ベラ」は作曲家のベラ・バルトークから取っているとのことです。フランスの作曲家マニャールの音楽はほとんど聴いたことがないので,この機会にじっくりと聴いてみたいと思います。



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ハイドン:弦楽四重奏曲集作品74「第2アポーニー四重奏曲」
マクスウェル四重奏団
14-17 December 2019, Yehudi Menuin School, Stoke d'Abernon, Surrey, UK
CKD 641 (P)(C)2021 LINN RECORDS (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

マクスウェル四重奏団は2010年にイギリスで結成された若い四重奏団。第1アポーニー四重奏曲を以前取り上げていました。演奏も録音も良かったので楽しみです。



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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番,第3番,他
ジェニファー・コウ Jennifer Koh (Violin)
録音不明
CDR 90000 199 (P)(C)2019 Cedille Records (輸入盤)
参考: e-onkyo,Apple Music

蒐集盤。ジェニファー・コウ(→Official Web Site)はアメリカ,シカゴ出身のヴァイオリニスト(両親が韓国人)。このディスクは“Bach & Beyond, Part 3”というタイトルで,Part 1, 2は以前取り上げていました(→こちら)。これでバッハ無伴奏ヴァイオリンは全集となりました。カップリングとして以下の曲が収録されています。

Luciano Berio: Sequenza No. 7 for Solo Violin
John Harbison: For Violin Alone (世界初録音)

ディスクメディアとしてはまだ日本で発売されていないようです。amazon.comではCDが発売済みです。私は e-onkyoで購入しました。



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バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番,第2番
ソニア・ヴィーダー・アサートン Sonia Wieder-Atherton (Cello)
2018年10月 ノワールラック修道院,フランス
ALPHA 599 (P)(C)2020 ALPHA CLASSICS (輸入盤)
参考: HDtracks,Tower Records(LP),amazon music,HMV Online(LP)icon,Apple Music

蒐集盤。ダウンロード音源,ストリーミング,LPレコードでの販売はあったのですが,CD等の販売は見つけられませんでした。私はHDtracksで購入しました。

収録は第1番,第2番のみです。今後別の曲も録音されることを期待します。

このジャケット写真,既視感があり,昔買った記憶があるのにおかしい...と思ったのですが,アンリース・シュミットの全曲盤で全く違うものでした。



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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
キム・ミヨン Kim Miyoung(김미영) (Violin)
2014-2020 Ark Record Studio
SB0591C/80358118591 (P)(C)2020 Sony Music Entertainment Korea (輸入盤)
参考: 韓国音楽専門ソウルライフレコード,amazon music,Apple Music

蒐集盤。キム・ミヨンは韓国ソウル出身のヴァイオリニスト。ディスクでは輸入盤としてまだ日本に入ってきていないようです(ストリーミングでは聴くことができます)。ソウルライフレコードから取り寄せしました。

メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集(パシフィカ・クァルテット)

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メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
パシフィカ・クァルテット Pacifica Quartet
2002年12月, 2003年10月, 2004年3月, 6月
CDR 90000 082 (P)(C)2005 Cedille Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

少し前にHMV Onlineで在庫特価で出ていたので入手していました(現在はHMV Onlineでは入手不可になっていますね)。

若々しく明るく溌剌とした演奏がメンデルスゾーンの音楽にぴったりと合っていると思いました。技術的にも上手くアンサンブルも整っています。とても良いと思います。

そして録音ですが,残響は少しありますが,直接音主体に明瞭に録られていて明瞭であり,それぞれの楽器の質感も良く感じ取れます。弦楽四重奏曲の録音として好ましく,ストレスなく聴くことが出来ます。

これは演奏も録音も良いちょっとした掘り出し物でした。

チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」全曲(ピアノ独奏編曲版)(スチュアート・グッドイヤー)

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チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」全曲(ピアノ独奏編曲版)
スチュアート・グッドイヤー Stewart Goodyear (Piano)
録音不明
30040 (P)(C)2015 Steinway & Sons (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo,Apple Music

くるみ割り人形のピアノ独奏編曲版。編曲は演奏者自身です。Apple Musicで聴いて演奏も録音も良さそうでしたので入手したかったのですが,入手可能かどうかわからずためらっていたところ,HMV Onlineで在庫が入ったためすかさず入手しました。

演奏者自身の編曲ということで,ピアノで最大限の効果が出るようオリジナルよりもだいぶ音が追加されたりしているようです。演奏も力強くキレがあり,スピード感と躍動感に富んでいて惹きつけられます。この演奏でバレエが踊れるような気はしませんが,ピアノ作品として大変魅力的だと思いました。同曲のピアノ独奏編曲版として出色の出来ではないかと思います。

録音ですが,残響感はあまりありませんが,少しヌケの悪さと音の曇りは感じられます。ただしピアノの音を素直に捉えていて印象は悪くなく鑑賞にあまり影響しない程度と思いました。少しオマケですが四つ星半としました。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます

本年もまたたくさんの素晴らしい音楽と巡り逢える
喜びに満ちた一年になりますよう
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和三年 元旦

本ブログは開設から約11年半,姉妹サイトのCD試聴記は約18年半になりました。

CD試聴記の方は長い間更新が止まったままとなっていて申し訳なく思っています。再開しなければと思いつつ重い腰がなかなか上がらない日々なのですが,今年は更新を復活させたいと思っています。ブログ共々気長にお付き合いいただければうれしく存じます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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