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チャイコフスキー:交響曲全集・管弦楽曲集(ドミトリー・キタエンコ指揮/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団)

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チャイコフスキー:交響曲全集・管弦楽曲集
ドミトリー・キタエンコ指揮/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
2009-2013å¹´
OC 027 (P)2009-2013 (C)2015 OehmsClassics Musikproduktion (輸入盤)
好録音度:★★★★~★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

HMV Onlineiconの在庫特価で安価であったことと,Apple Musicで比較的録音が良さそうと思ったので入手しました。収録曲は下記の通りです。マンフレッド交響曲や補筆完成版の第7番も含まれます。

マンフレッド交響曲ロ短調作品58 (2009年3月29-31日)(*)
交響曲第1番ト短調作品「冬の日の幻想」(2009年11月8-10日)(*)
交響曲第2番ハ短調作品17「小ロシア」(2009年8月)(**)
交響曲第3番ニ長調作品29「ポーランド」 (2010年11月)(**)
交響曲第4番ヘ短調作品36 (2010年11月)(**)
交響曲第5番ホ短調作品64 (2011年3月20-22日)(*)
交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」 (2010年1月)(***)
交響曲第7番変ホ長調(ボガティレフによる補筆完成版)(2012年4月)(*)
劇付随音楽「雪娘」作品12より 序奏/メロドラマ/スコモロフたちの踊り (2011年12月)(**)
ロココの主題による変奏曲イ長調作品33 (2012年3月)(**)
弦楽四重奏曲第1番ニ長調より「アンダンテ・カンタービレ」弦楽合奏版 (2012年3月)(**)
組曲「眠りの森の美女」作品66aより序奏とリラの精/パ・ダクシオン/パノラマ/ワルツ (2011年12月)(**)
イタリア奇想曲 Op.45 (2011年12月)(**)
歌劇「スペードの女王」作品68より序曲 (2011年3月)(**)
ピアノ協奏曲第3番変ホ長調作品75 (2013年5月)(*)

(*)ケルン,フィルハーモニー
(**)ケルン,WDRストルベルガー通りスタジオ
(***)ケルン,ビューネン,プローベンザール

演奏は落ち着いたというか地に足の付いた堅実なもので,少し遅めのテンポでじっくりと丁寧に演奏されているように思いました。鳴らすところはしっかりと堂々と迫力のある音で鳴らしていますが,荒げるような表現ではありません。最初は少し物足りないようにも感じましたが,実は,これこそが正統派の演奏ではないだろうかと思いました。良かったです。

録音ですが,少し残響は多めですが,弦楽器の質感もきちんと感じられ,中低域も豊かでありながら締まっています。演出感も少なめで素朴な感じのする録音でありこの点も好感を持ちました。録音会場がいくつかに分かれておりケルン,フィルハーモニーで録音された第5番やマンフレッド交響曲などが,この中では比較的良かったと思いました。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲(クリストフ・バラティ)

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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
クリストフ・バラティ Kristóf Baráti (Violin)
2017-07-27 Verbier
(P)2022 Verbier Festival Gold / Deutsche Grammophon (輸入盤)
参考: Presto Music,amazon music,Apple Music

イェルク・エーヴァルト・デーラーのバッハ:ゴルトベルク変奏曲のコメントでブログ読者の方からご紹介いただいたPresto Musicで見つけました(有り難うございます!)。2022年6月24日にリリースされていたようです。メディアでの発売の有無は情報を見つけられませんでしたで,CDクオリティのFLACを購入しました。購入時の金額は\2,860でした。MP3と48kHz/24bitのFLACでも発売されています。あとで気がついたのですが,amazon musicやApple Musicでも聴くことが可能です。

クリストフ・バラティは過去に,2002年と2009年に録音されており,それぞれ取り上げていました(→2002年録音(1回目),2009年録音(2回目))(2回目の録音はBrilliant Classicsからも発売されていたと思います)。これが3回目の録音だと思われます。1回目,2回目とも素晴らしい演奏でしたので楽しみに聴かせていただこうと思います。

オリヴァー・デイヴィス:エア(ポール・ベイトマン指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,他)

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オリヴァー・デイヴィス:エア
ポール・ベイトマン指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,他
2021年11月24,25日 Air リンドハースト・スタジオ
SIGCD709 (P)(C)2022 Signum Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

オリヴァー・デイヴィスは映画や放送の音楽も手がける英国の現代の現役作曲家です。私は現代音楽が苦手であまり聴きませんが,この作曲家の作品は聴きやすく,以前も下記のエントリーで取り上げていました。

英国の現代の作曲家 オリヴァー・デイヴィスの作品集
オリヴァー・デイヴィス:アンノ,ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」

このアルバムはSignumレーベルからの7枚目となります。演奏はオーケストラのほかに,ピアノ,ヴァイオリン,チェロに加え,テノール,ソプラノの歌手,ザ・ハンク・ブラザーズというアンサンブル団体も参加されていて,管弦楽から室内楽的な音楽まで変化があり今回も楽しめるアルバムになっていました。

そして録音なのですが,スタジオで録音されているようで,直接音主体に各楽器を明瞭に録っていて好感が持てます。クラシック音楽的な録り方ではないような感じもあるので好みが分かれるところだと思いますが,私はむしろこういう方が好きで良いと思いました。

今後の作品にも期待します。

■購入ディスクメモ(2022年7月) その1

最近購入したディスクのメモです。



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バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
マリーナ・タラソヴァ Marina Tarasova (Cello)
2021年7月6,7日, 8月17,26日, 9月13,16日 Victor Popov Academy of Choral Arts, Moscow
dda 21238 (P)(C)2022 Divine Art (輸入盤)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo,Apple Music

蒐集盤。第1番の最初の方を聴いてみましたがなかなか意欲的・挑戦的な演奏のようで楽しみです。



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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
ヴァーツラフ・ルクス指揮/コレギウム1704
2021年6月 ドイツ,ケーテン城「鏡の間」
ACC 20555 (C)2022 Accentus Music
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

この演奏が収録された2021年は,ブランデンブルク協奏曲がブランデンブルク辺境伯に献呈されてから300年という節目の年とのことで,バッハが宮廷楽長を務めたケーテン城の「鏡の間」で収録されたということです。ブランデンブルク協奏曲が映像で鑑賞できるということで大変楽しみです。

DVDとBlu-rayでの発売があり,私はDVDの方を入手しました(だいぶ安かったので...)。

R. シュトラウス:管弦楽曲集(セバスティアン・ヴァイグレ指揮/フランクフルト歌劇場管弦楽団)

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R. シュトラウス:管弦楽曲集
セバスティアン・ヴァイグレ指揮/フランクフルト歌劇場管弦楽団
2011-2018年 フランクフルト,アルテ・オーパー
OC003 (C)2020 OehmsClassics Musikproduktion (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

輸入元情報によると,このボックスセットは,2014年に「リヒャルト・シュトラウス生誕150年」を記念して立ち上げられたプロジェクトによるものということで,2011年から2018年にかけて収録されたものということです。収録曲は次の通りです。交響曲第2番というのは初めてかもしれません。あまり聴く機会のない珍しい曲も含まれていますね。

交響詩「英雄の生涯」作品40 (2011年6月19,20日)
交響詩「マクベス」作品23 (2013年5月26,27日)
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」作品28 (2013年5月26,27日)
家庭交響曲作品53 (2012年1月15,16日)
交響詩「ドン・ファン」作品20 (2015年3月8,9日)
交響曲第2番ヘ短調作品12 (2014年3月2,3日)
アルプス交響曲作品64 (2015年11月1,2日)
交響詩「死と変容」作品24 (2015年3月8,9日)
交響的幻想曲「イタリアより」作品16 (2017年6月25,26日)
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30 (2018年3月18,19日)
交響詩「ドン・キホーテ」作品35 (2018年3月18,19日)

録音については,ややダイナミックレンジを圧縮したような感じがありますが,隈取りがはっきりしているという感じで各楽器が明瞭に分離良く聴こえてくるようで,ちょっと誇張気味かなと思うところもありますが,特にR. シュトラウスのような曲においてはより聴きやすく効果的で好ましく思いました。特に優れた録音ということはないと思いますが,R. シュトラウスの楽曲にふさわしい好録音と思います。
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