チャイコフスキー,ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ(マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ)

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チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 作品48
ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調 作品22
シベリウス:悲しきワルツ 作品44の1
サー・ネヴィル・マリナー(Sir Neville Marriner)(Conductor)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(Academy of St Martin in the Fields)
1968年(Tchaikovsky),1970年(Dvorak),1978年(Sibelius)
UCCD-7041(468 741-2) (P)1969,1970,1980 Decca Music Group Limited (国内盤)
好録音度:★★★★
参考url: HMV Onlineicon

チャイコフスキーの弦楽セレナーデの感想です。もう文句の付けようのないくらい完成されているという印象です。小細工なしのストレートな表現で,スタンダード中のスタンダードと言ってよいのではないでしょうか。まさに百戦錬磨,覇気があり,自信に満ち,最高の音楽をやろうという気概が感じられます。中編成の小気味よさ,見通しの良さ,音の締まりと,大編成のような響きの厚みを兼ね備えているところも良い点です。強いて言うなら第二楽章が少しやかましく,もう少しエレガントさが欲しいなというところはありますが,元々そういう指向の演奏ではないのでしょう。

録音も,古い録音のためか高域の抜けが若干悪いのが残念ではあるのですが,音の捉え方が良いのでそれでも十分に鑑賞に堪えます。

同曲における一つの理想の姿がここにあると思います。ファーストチョイスにも十分お薦めできる内容です。

(Side Bからの移行記事) [チャイコフスキー][管弦楽曲][弦楽合奏][愛聴盤]

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