モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集(偽作を含む)(藤川真弓(Vn)/ワルター・ヴェラー指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団)

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モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
藤川真弓 Mayumi Fujikawa (Violin)
ワルター・ヴェラー指揮/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1979-1980, Kingsway Hall, London, UK
480 5384 (P)(C)1980,1981 Decca Music Group (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazonHMV OnlineiconiTunes Store
第1番から第5番に加え,ロンド2曲とアダージョ,さらに,偽作とされる第6番,第7番まで含む完璧な全集です。この2曲は初めて聴きます。あまり演奏されませんが,偽作というだけで演奏されないのは少しもったいない気のする曲です。それにしてもこの藤川さんの演奏は少し懐かしい薫りがします。このような豊潤で甘美なヴァイオリンの音色は昨今のモーツァルト演奏ではなかなか聴けなくなったように思います。かえって新鮮に響きますね。生真面目なのに軽やかで爽やかなところも好印象です。楽しく聴くことが出来ました。

録音ですが,協奏曲としては普通に良いと思います。オーケストラは少し遠めで残響を伴っていますが,ソロは残響を抑え一段明瞭で浮き上がるように録られています。このようなコントラストが付けられているのは良いのですが,オーケストラは残響による音色の劣化によって若干うるさく聴こえるところが惜しいと思います。ソロももう一歩寄って,あざとくならないぎりぎりのところまで明瞭度と質感を高めて録ってくれていたらなお良かったと思います。

■ この記事へのコメント

権兵衛
偽作の第七番の第一楽章の20秒当たりに僅かな音飛びがあるという話を聞きましたが…。
2015.07.20 at 21:54 #ZyetJDwQ URL [Edit]
T.S.
聴き直してみましたが,確かにありますね。わずかに欠けている感じです。気がつきませんでした。聴き慣れていたら気がつくでしょうね。
2015.07.20 at 22:44 #- URL [Edit]

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