MY ROOM side 2 (ウィリアムス浩子)

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MY ROOM side 2
ウィリアムス浩子(Vocal) 馬場孝喜(Guitar)
Aby Studio Japan, Apr. 1-2, May 19 & Dec. 15-28, 2014
BSM007 Berkeley Square Music (国内盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
『音源の試聴にいつも使わせてもらっている「Hirokoの部屋」と名付けられたオーディオ・ルーム』で録音するMy Room Projectの第二弾。第一弾(side 1)が素晴らしかったので大いに期待して入手。

ウィリアムス浩子さんのヴォーカルは,side 1よりも声色のヴァリエーションを広げて多彩な歌を聴かせてくれます。side 1も良かったのですが,このside 2はまた違う良さがあり素晴らしいですね。

さて,肝心の録音なのですが...微妙です。解説書には『side 1での経験を活かし,さらなる“生音”を目指しました。』と書かれているのですが,私にはside 1の方がはるかに生音に近いように思います。このside 2ではアンビエント成分が増し,より人工的な匂いのする音作りになっています。ギターの音も生音の深みがなくなり,下支えのない薄っぺらい音になってしまいました(あくまでside 1比ですが)。side 1では演奏者と同じ部屋で音楽を共有していたのに,side 2では演奏者は商品としてパッケージ化されたメディアの向こう側に行ってしまいました。

確かに水準の高い優秀録音だとは思います。しかしそれはジャズでは数多くある普通のスタジオで録音された「普通の優秀録音」と同じレベルであり,私がside 1を聴いてMy Room Projectに期待した優秀録音とは違いました。私が単にMy Room Projectを誤解していただけなのでしょうが,そうならMy Room Projectはもはや私には意味がありません(あくまで「録音」に関してです。念のため)。残念です。

辛口コメントになってしまい申し訳ございません。前述の通りこれは録音に対する不満であり,今後への期待を込めてあえて書かせていただきました。音楽そのものは素晴らしく,続編にも期待したい,ということを改めて申し上げておきます。

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