ゴセック:6つの弦楽四重奏曲作品15(Quatuor Ad Fontes)

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ゴセック:6つの弦楽四重奏曲作品15
Quatuor Ad Fontes
enregistre a Paris, chapelle de l'bopital Ntre-Dame de Bon Secours, en Janvier 2002
ALPHA 025 (C)2002 Alpha (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon
マイナーな弦楽四重奏曲を聴くシリーズ第4弾です(^^;。ゴセック(1734-1829)はフランスで活躍したベルギー出身の作曲家で,“ガヴォット”だけがやたら有名ですが,30曲近い交響曲を残し「フランス交響曲の父」と呼ばれる存在だそうです。この弦楽四重奏曲は1772年の作曲ということで,ハイドンが弦楽四重奏曲作品20を作曲していた時期の作品になるようです。この6曲はどれも2つの楽章からなり,演奏時間も1曲あたり10分前後と小さな作品ですが,どれも耳あたりの良い爽やかな音楽です。

演奏はピリオド楽器によるもので,ノンヴィブラートの透明な響きが美しく,快活な表現と相まって愛らしい曲調に合った爽やかな音楽を奏でています。ピリオド楽器の良さが活かされています。

録音ですが,残響時間が長い空間での録音で,結構多めに入っているのですが,直接音の背景としてふわっと広がる感じであり,楽器音にあまり影響を与えずに空間表現をしています。直接音が主体なので明瞭感は十分にあり,高域の伸び,透明感も良好です。残響が多い割には上手くまとめていて印象が悪くありません。もちろん私の好きな録り方ではありませんが,優秀録音と言えるかもしれません。ALPHAレーベルらしい良い録音だと思います。

ゴセックの弦楽四重奏曲は,まとめて6曲収録されているのはこのディスクしかないような気がします。良い作品だと思うのですが,あまり演奏されないのはやはり曲の個性が弱いからかなと思いますが,それにしてももう少し演奏されても良いのでは?と思いますね。

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