フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番,第2番,他(パノハ四重奏団)

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フィビヒ:弦楽四重奏曲第1番,第2番,他
パノハ四重奏団 Panocha Quartet
2001年発売
Supraphon SU34702 ※Apple Musicで試聴
好録音度:★★★★
参考: iTunes StoreTower RecordsAmazon.co.jp
マイナーな弦楽四重奏曲を聴くシリーズ第8弾です(^^;。Apple Musicでの試聴です。

ズデニェク・フィビヒ(Zdeněk Fibich 1850-1900)(Wikipediaでは「フィビフ」と表記)はチェコの作曲家で,スメタナ,ドヴォルザークとともにチェコ国民楽派の草創期を築いた作曲家とのことです。恥ずかしながらこの弦楽四重奏曲を聴くまで全くその存在すら意識にありませんでした。

この弦楽四重奏曲,美しく親しみやすい旋律に溢れています。民族的な色合いはドヴォルザークに比べると薄いように思います。土臭くないためにかえって存在感が薄くなってしまっているのかもしれません。再評価されても良いのではと思います。

録音は残響が少し多めですが,楽器音もしっかりと捉えているため聴きやすい音質にまとめられています。残響のまとわりつきが気になるものの,印象はそんなに悪くありません。少し演出っぽい音作りとは思いますが。これならまずまず録音を気にせずに音楽を楽しむことが出来ます。残響を入れるなら,せめてこんな風に録って欲しいですね。スプラフォンらしい録音と言えると思います。

このディスクはAmazon.co.jpでプレミア価格が付いていることを見ると,すでに入手が難しいと思われます。Apple Musicでこうやって聴けるのは本当に有り難いことです。そしてこうやって聴くことで演奏者やレーベルに適正に還元されていくことを期待したいですね。

Apple MusicはAAC 256kbps相当のストリーミングとのことで,クラシックを聴くには少々心許ないクオリティですが,実際のところそんなに音質が劣るという印象はありませんでした。それよりもこうやって貴重な音源に触れることが出来るようになったメリットの方がはるかに大きいと感じています。もちろんもっと高音質化できるならして欲しいですけどね。

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