シベリウス:交響曲全集(コリン・デイヴィス指揮/ロンドン交響楽団)

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シベリウス:交響曲全集,クレルヴォ交響曲
コリン・デイヴィス指揮/ロンドン交響楽団
2002年9月~2008年7月,バービカン・センター
LSO0191 (P)(C)2009 London Symphony Orchestra (輸入盤)
好録音度:★★★★☆(第3番,第7番),★★★★(それ以外)
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconiTunes Store
LSO Liveの録音をもう一つ。コリン・デイヴィスは1970年代にボストン交響楽団と,1990年代にロンドン交響楽団と全集録音を行ってきています。この3回目の全集は2回目とおなじロンドン交響楽団との共演で,ライヴでの全集となります。「シベリウスの演奏をライフワークと位置づけてきた」というだけあってきちんとツボを押さえたダイナミックな演奏で,さらにオーケストラの上手さもあって堅実でライヴながら傷もほとんどなく安心感があります。このあたりはさすがです。

そして注目の録音なのですが,時期とエンジニアがバラバラなので,録音の質にもばらつきがあります。第3番と第7番はやはりデッドでドライながら,楽器の質感がよく捉えられており,スケール感もあるLSO Liveらしい好録音です(録音時期は2003年)。次いで第6番。そしてその他の録音は同じくデッドなのですが,少し遠めで楽器の質感の捉え方が弱いため,こぢんまりしてやや冴えない印象を受けます。

LSO Liveは今まで何度も取り上げてきていますが,最近のものよりも2000年から2003年頃の録音の方がLSO Liveらしい良さが出ているように思います。機会があればもう少しいろいろと聴いてみたいと思います。

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