Apple Musicでオルフェウス室内管弦楽団のヴィヴァルディ協奏曲集を聴く

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ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
ギル・シャハム Gil Shaham (Violin)
オルフェウス室内管弦楽団
1993年12月 ニューヨーク州立大学
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music
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ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集作品10
パトリック・ガロワ Patrick Gallois (Flute)
オルフェウス室内管弦楽団
1992年12月 ニューヨーク
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV OnlineiconApple Music
オルフェウス室内管弦楽団の録音は演奏も録音も比較的私の好みに合うものが多いこともあってよく聴きます。この2つのヴィヴァルディの協奏曲集は聴いたことがなく,たまたまApple Musicにあるのを見つけたので聴いてみました。

これらのディスクでは,ギル・シャハムとパトリック・ガロワという一流のソリストが主役ですが,私にとってはオルフェウス室内管弦楽団が主役。そして,その期待に見事に応えてくれています。バロックの名曲をモダンな感性で新たな生命を吹き込んで聴かせてくれます。(といってももう20年以上前の録音なんですね... 最近モダン楽器でこういうバロックの録音をしてくれる団体がほとんどないのが本当に残念です。)

そして録音がまた秀逸なのです。残響感はありますが,具体的なホールをイメージさせるものではなく,音楽に潤いを与える役割を担っています。ほとんど音を濁しておらず,マイナス要素が少ない残響の取り入れ方になっています。明瞭感,解像感,楽器の分離,見通しの良さ,どれを取ってもそこそこ良好。そして何より音が綺麗なのが良く,引き締まったサウンドと相まって魅力的な音響を実現しています。

一方で演出感,誇張は多少あり,自然さに欠け実在感が希薄な面はあるかもしれません。しかし,楽器の音色は大切に扱われており,そういった欠点を覆い隠すのに十分な魅力を備えていると感じました。間違いなく好録音です。

なお,シャハムの四季はまだディスクを入手しやすいようですが,ガロワのフルート協奏曲集の方は現役盤がないようです。Apple Musicがなければこの音楽に接することはなかったであろうと思います。Apple Musicいいですね。役に立ってます。

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