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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(アバド/ミラノ・スカラ座管弦楽団員)

cover picture  cover picture (←オリジナルのカバーピクチャー?)

バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)(Conductor)
ミラノ・スカラ座管弦楽団員(Solisti del Teatro alla Scala)
1975年11月,1976年5月 ミラノ
TWCL-3020-3021 (P)2006 BMG (国内盤)
TOWER RECORDS RCA Precious Selection 1000 No.19
企画・販売:TOWER RECORDS,制作:株式会社BMG JAPAN
好録音度:★★★★
参考url: タワーレコード

タワーレコードの企画盤。モーツァルト管弦楽団との全曲盤が良かったので,その昔にミラノ・スカラ座管弦楽団員と録音したという全曲盤を聴いてみたいと思い探していたのですが,全然見つからずあきらめていました。つい先日,タワー・レコード店頭で物色中に偶然発見,意外に身近なところで復刻されていてびっくりしました。タワー・レコードに感謝です。

演奏は何と言いましょうか,近年多くなったピリオド指向の鮮烈な演奏と比べると,旧世代のほのぼのした(おっとりした)生真面目だけど明るく楽しい演奏だなぁ...と思います。リズムの感じ方が近年の演奏とは全く異なるように思います。特に弦楽器。裏拍までテヌートで均等にきっちりと弾くような弾き方なので,リズミックでなく,推進力もない代わりに,独特のおっとりしたほのぼの感が出ているのだと思います。もちろんこれはこれで良いと思います。

解説書には「アバドならではのスタイリッシュなバッハ演奏」なんていうコメントがあるのですが,私にはとても「スタイリッシュ」には感じられませんでした。私の感じ方はちょっと他の方と異なるのかもしれません。

なお,第二番,第四番はフルートで演奏されています。また,第五番のチェンバロは,ピアニストのブルーノ・カニーノ氏が担当してるということです(この人の名前を見ると,ついつい間寛平の「かいーの」を思い出してしまう...失礼!(^^;)。

録音は,背景にうっすらと残響感があるものの直接音が主体であり,各楽器の音が明瞭に捉えられていて, 若干の不自然さはあるものの,まずまず良いと思います。ただ,第五番のヴァイオリンが少し引っ込みがちであったり,他の曲でもソロが引っ込んで残響が被りがちであるところがあるなど,全てが良いというわけでもないのが少々残念なところです。オーディオ的には録音レベルも高くこの点は良いのですが,音自体は少し粗さが感じられ,このあたりは近年のデジタル録音のきめ細かさには及ばないという印象です。

(Side Bからの移行記事) [バッハ][協奏曲]

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