ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」,他(ダニエル・ゼペック(弾き振り)/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン)

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ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
ヴィヴァルディ:トリオ・ソナタ作品1-12「ラ・フォリア」
ダニエル・ゼペック Daniel Sepec (Violin & Direction)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
Die Kammerphilharmonie, Bremen, March 6-9 2010 and March 8-9 2011
COV 21112 (P)(C)2011 Coviello Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

以前から何度も取り上げさせていただいている,音工房Zのメールマガジンで紹介されていたディスクです。ディスクの紹介をされている方と良い録音の考え方が同じなのかどうかは定かではありませんが,結果として選ばれているディスクは私の好みにも合うものが多いと感じます。

ダニエル・ゼペックは,ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンのコンサートマスターを務め,また,アルカント・カルテットのメンバーとしても活躍しているとのことです。参考に挙げたTower RecordsHMV Onlineのディスク紹介にもありますが,この曲に添えられたソネットを大きく意識させる大胆な表現がされています。こういったユニークな演奏は今や珍しくはないと思いますが,まだまだ表現の可能性はあるんだということに感心させられます。

ちなみに編成は,ソロを含め,弦楽器が5-4-3-2-1,ハープシコード/オルガン,リュート/ギター,ハープが加わります。モダン楽器によるキレの良い現代的な演奏ですが,リュートやハープが独特の古雅な雰囲気を醸し出しているのが面白いと思います。

さて録音ですが,残響は中低域中心に少し多めに取り入れられていますが,ブーミーになることなくスッと綺麗に減衰するため被りによる悪影響が少なく,さらに直接音主体に録られているので,曇ることなく楽器本来の響きが美しく届きます。雰囲気も自然で演出感が少ないのも良いと思います。オーディオ品質も良好で,優秀録音と言えるでしょう。

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