バッハ:ゴルトベルク変奏曲(弦楽と通奏低音のための編曲版)(ベルナルド・ラバディ指揮/Les Violons Du Roy)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽と通奏低音のための編曲版)
ベルナルド・ラバディ指揮/Les Violons Du Roy
録音 1999年9月
ACD2 2723 (P)2000 Sono Luminus (P)2015 Disques ATMA inc. (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsHMV OnlineiconApple Music
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バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(弦楽と通奏低音のための編曲版)
ベルナルド・ラバディ指揮/Les Violons Du Roy
録音 1999年9月
xCD-90281 (P)(C)2000 Dorian Recordings (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Amazon.co.jp

指揮者のラバディ氏の編曲による演奏で,ヴァイオリン(3), ヴィオラ(1), チェロ(1), ハープシコード(1), テオルボ(1)という編成です。そして,変奏毎に様々な編成(組み合わせ)で演奏されています。シトコヴェツキー編曲版ではヴァイオリン,ヴィオラ,チェロが対等な関係で演奏されますが,この編曲では通奏低音が入るため,声部の関係が主旋律主体となっているように感じられ,曲の印象が少し違って聴こえます。シトコヴェツキー編曲版とはまた違う面白さがあってなかなか楽しめます。ただそんなにバロック的ではありません。

演奏は全体に速めのテンポで気持ちよく流れていくのですが,どちらかといえば遊びは少なく手堅くまとめられている印象です。技術的にも問題ありませんし,アンサンブルも良いと思います。

録音ですが,残響は少し多めで少しモゴモゴした感じはありますが,それでもそれぞれの楽器が分離良く比較的明瞭に聴き取れるのでまずまず良好な録音と言えます。ただ,編成の関係もあるのか,通奏低音的な扱いにされてしまっているのか,ヴィオラとチェロの存在感が希薄で,これは録り方もしくはミキシングが今ひとつ良くないと思います。この点は少々残念です。

さて,上記二つのディスクは基本的に同じ内容なのですが,たった一つ違う点がありました。最後のAria da capoが,DORIAN盤はフルにリピートしているのに,あとに再発売されたATMA盤は前半も後半もリピートが省略されています。DORIAN盤の収録時間はおそらく80分を越えているので,ATMA盤では越えないようにしたのかもしれませんが,ここはリピートありで収録しておいて欲しかったですね。

あとリピートに関しては第25変奏だけ後半のリピートが省略されていました。CD 1枚に収めるためだと思いますが,何とも惜しいことです。

演奏時間 約78分(ATMA盤) 約80分(DORIAN盤)
リピート表
Aria ○○
Var.01 ○○ Var.02 ○○ Var.03 ○○
Var.04 ○○ Var.05 ○○ Var.06 ○○
Var.07 ○○ Var.08 ○○ Var.09 ○○
Var.10 ○○ Var.11 ○○ Var.12 ○○
Var.13 ○○ Var.14 ○○ Var.15 ○○
Var.16 ○○ Var.17 ○○ Var.18 ○○
Var.19 ○○ Var.20 ○○ Var.21 ○○
Var.22 ○○ Var.23 ○○ Var.24 ○○
Var.25 ○× Var.26 ○○ Var.27 ○○
Var.28 ○○ Var.29 ○○ Var.30 ○○
Aria da capo ××(ATMA盤) ○○(DORIAN盤)

タグ: [室内楽曲] 

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