ハイドン:弦楽四重奏曲集作品76より「五度」「皇帝」「日の出」

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ハイドン:弦楽四重奏曲集作品76より「五度」「皇帝」「日の出」
ザ・サンライズ・クヮルテット The Sunrise Quartet
1998年3月13,14日 Xavier Chapel, Melbourne, Australia
PRCD-5282 (P)(C)1998 VICTOR ENTERTAINMENT (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records

ザ・サンライズ・クヮルテットは,オーケストラ・アンサンブル金沢の名誉コンサートマスター,マイケル・ダウスが率い,坂本久仁雄(2nd Vn),石黒靖典(Va),大澤明(Vc)が参加しています。きっちりした安定感,安心感のあるアンサンブルはさすがというところですが,音楽作りとしてはちょっと守りに入っているような気がします。緩徐楽章の歌心ある叙情的な表現は良いのですが,両端楽章はあっさりとしていてもうひと味欲しいのと,テンポが落ちつきすぎてワクワク感に欠けます。上手いんですけどね。オーケストラと違ってもう少し個々の楽器の魅力が強く聴こえてきて欲しいですね。

録音ですが,残響は低域の響きを中心に少し多めに取り入れられていますが,直接音がそれなりに感じられるので,ぎりぎり許容範囲というところです。音像が全体にこぢんまりとしていて分離感がなく,もう少し左右の広がりを持たせて分離感とスケール感を持たせて欲しいところです。音色と雰囲気の自然さはあるので惜しいと思います。

この団体,今でもまだ活動を続けておられるのか,よくわかりませんでした。また余談ですが,サンフランシスコ交響楽団のメンバーで構成されるSunrise String Quartetという全く別の団体がありますね...

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