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ブラームス,シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(ショルツ/M. ザンデルリンク/ベルリン室内管弦楽団,ベルリン放送交響楽団)

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ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
カトリーン・ショルツ(Katrin Scholz)(Violin)
ミヒャエル・ザンデルリンク(Michael Sanderling)(Conductor)
ベルリン室内管弦楽団(Kammerorchester Berlin) (*Brahms)
ベルリン放送交響楽団(Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin) (*Sibelius)
27-29.06.06(Sibelius), 02-03.07.06(Brahms), Jesus-Christus-Kirche, Berlin-Dahlem
BERLIN Classics 0016102BC (P)(C)2007 Deutschlandradio/edel CLASSICS GmbH (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考url: HMV Onlineicon

ヴァイオリニストはおおざっぱに二つのタイプに分けられると思っています。一つ目は自分の個性を強く打ち出す天才肌の芸術家タイプ,二つ目はその音楽の持つ普遍的な魅力を最大限に引き出し最高の状態で私たちに提供してくれる職人タイプ。ショルツ氏はどちらかといえば後者のタイプかなと思います。

最初聴いたときは少しこぢんまりとまとまりすぎているじゃないのかと思いましたが,何度も聴いていると,だんだんと味わいが深まっていく,すごく充実した内容を持っているというのが感じられるようになってきました。演奏に目立つ特徴や個性的な表現があるわけではありませんが,音色の美しさ,力強さ,躍動感,どれもが絶妙のバランスで素晴らしい音楽を形作っていきます。こういう演奏は評価されにくいかもしれませんが,私は好きです。

録音ですが,全体にレベルが低めに感じられ,また,ソロの捉え方もやや弱く,音色も少しくすんでいて今ひとつさえません。もう一歩踏み込んでソロのヴァイオリンにフォーカスし,クリアに捉えて欲しかったところです。協奏曲の録音としては標準レベルかと思いますが,私としては物足りなさを感じます。

[ブラームス][シベリウス][協奏曲][ヴァイオリン]

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