ブラームス:交響曲第2番,悲劇的序曲,大学祝典序曲(パーヴォ・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン)

paavo_jarvi_deutsche_kammerphilharmonie_berlin_brahms_symphony_no2.jpg
ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73
ブラームス:悲劇的序曲作品81,大学祝典序曲作品80
パーヴォ・ヤルヴィ指揮/ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
2015年3月30日-4月1日(交響曲第2番),2016年3月26-27日(序曲),ヴィースバーデン,クアハウス
SICC 10239 (P)(C)2016 The Deutsche Kammerphilharmonie Bremen (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower RecordsAmazon.co.jpHMV Onlineicon

パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルのブラームスとなればもうこれは聴くしかありませんよね。全集録音の第1弾ということです。明るく若々しく躍動感に溢れた演奏は期待通り。見通しの良さ,キレの良さ,音の立ち上がりのスピード感は中規模の編成ならではですね。たっぷりと鳴り響くブラームスも良いですが,特に第2番はこういう演奏も良いと思います。

さて肝心の録音なのですが...う~ん,微妙です。ダイナミックレンジが広く,強奏部でも歪み感,飽和感が全くない余裕の鳴り感も良いと思いますし,音の滑らかさも上々です。楽器の分離感もそこそこあって,これといった欠点がありませんし,いまどきの優秀録音という感じがします。しかし,なぜかサウンドそのものにあまり魅力を感じないのです。マイク位置が少し遠めなのか,個々の楽器の質感が希薄で,また,スカッと音が抜けていないためかも知れませんし,生々しさに欠け,作り物のような感じがするためかもしれません。

同顔合わせのベートーヴェンやシューマンも同じような傾向だったように思います。私にとってはこの演奏の魅力を,この録音が半減させているように感じます。悪くはないんですけどね。もっとこの演奏の魅力を最大限に伝えてくれる録音が出来るんじゃないかと思うのです。

今後の全集化に向けたリリースに大いに期待する一方で,やっぱりこの録音なんだろうなぁと思うとなんだかやりきれない気持ちになります。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する