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バッハ:ゴルトベルク変奏曲(シトコヴェツキー編曲 弦楽三重奏版)(ゲーデ・トリオ)

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲(シトコヴェツキー編曲 弦楽三重奏版)
ゲーデ・トリオ(Gaede Trio)
Recorded in 1998, Festeburgkirche Frankfurt / Main
(a) TACET 70 (P)(C)1998 TACET (輸入盤) (*CD 2枚組)
(b) TACET S 70 (C)1998 (P)2005 TACET (輸入盤) (*SACDハイブリッド 1枚)
好録音度:★★★★☆
参考url: HMV Online (CD盤icon,SACDハイブリッド盤icon)

シトコヴェツキー編曲の弦楽三重奏版。ただし第20変奏はシトコヴェツキー版ではなく原曲に近い独自の編曲と思われます(シトコヴェツキー版では原曲とはかなり異なった編曲にされていました)。他のシトコヴェツキー版の演奏ではいつもこの変奏にくる度に違和感を感じていただけに,この独自編曲はうれしいです。シトコヴェツキー版も改訂してほしいものです。

演奏ですが,スタッカートとスラーの対比や,持続音での微妙な表情付けといった弦楽器の特徴を積極的に活かす表現に努められているように思います。快活さ,穏やかで温もりのあるトーン,など,変奏によってうまく使い分けられています。また緊張感とは無縁の気楽な明るさが感じられるのも魅力です。

録音ですが,ごくわずかに響きを伴っているものの,直接音主体にしっかりと楽器音を捉えているので,楽器の質感も音色もまずまず良好と言えます。TACETとしては残響がかなり控えめで,私としてもこれくらいなら十分許容範囲です。

ところで...この演奏ではリピートがすべて行われているようで,演奏時間が90分4秒になっており,CDは2枚組なのですが,SACDはなぜか1枚です。不思議に思ってよく見てみると...なんとSACD層は90分04秒なのですが,CD層は68分14秒しかありません。けしからんことに,アリアおよびすべての変奏において,CD層は後半のリピートが省略されていました! 90×0.75=67.5なので,ほぼ計算が合います。CDプレーヤしか持っていない場合はSACD盤は買ってはいけません(怒!)。せめてCDの最大時間である80分に収まる最小限のカットにとどめて欲しかった。

[バッハ][室内楽曲]

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