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ベートーヴェン:交響曲第2番,第7番(小澤征爾指揮/サイトウ・キネン・オーケストラ)

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ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作品36
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92
小澤征爾指揮/サイトウ・キネン・オーケストラ
Kissei Bunka Hall, Matsumoto, Japan, Sep. 6, 2015, Aug. 18, 2016
2064028 (C)2015/2016 EuroArts Music International (輸入盤) *DVD
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

2015年と2016年のセイジ・オザワ松本フェスティバルのライブから。小澤征爾80歳での指揮ということです。演奏自体は80歳とは思えないしっかりとした指揮ぶりで,最小限の動作で的確にオーケストラをコントロールし安定感のあるオーソドックスな音楽を作り上げています。フェスティバルというイベントでの演奏ではありますが,小澤征爾さんが到達した境地をオーケストラが見事に音として再現していると思います。なのでどちらかと言えばちょっと地味だけど味わいのある演奏でした。

会場は長野県松本市のキッセイ文化ホールで,クラシック専用ではない多目的ホールなので,映像作品としての映えはなく,N響アワーを見ているような感じですが(^^;。フェスティバルの記録映像としてカメラワークも悪くないと思いますし,ファンであれば十分楽しめる内容だと思います。(逆にファンでなければ映像作品としては少々物足りないと思います。)

そして録音ですが,ライヴ録音としては自然な音の捉え方であり,残響を過剰に取り入れることもなく,演出感もほとんどなく,映像とマッチしていて好感が持てます。ただし,高域の伸び感がやや不足して詰まった感じがすること,低域の締まりが足りず中高域に被り気味であること,などから精彩に欠け魅力を減じてしまっているのが惜しい点です。

あともう一つ付け加えるとしたら...第7番が終わったあとのあの熱狂的なブラヴォーの嵐は,現場で聴いていない私にとっては演奏の内容と相容れない気がして興ざめです。やはりこのディスクは熱狂的なファン向けのアイテムであって,私のような特にファンでない者は鑑賞すべきではないのかもしれません(ファンでない者がレビューしてごめんなさい(^^;)。

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タグ: [交響曲] 

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