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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(ラインハルト・ゲーベル指揮/ベルリン・バロック・ソロイスツ)

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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲
ラインハルト・ゲーベル指揮/ベルリン・バロック・ソロイスツ
2016年7月11-15日, 12月5日 ベルリン,イエス・キリスト教会
88985361112 (P)(C)2017 Sony Music Entertainment (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,

ラインハルト・ゲーベルにとってムジカ・アンティカ・ケルン(MAK)との録音から30年ぶりの再録音。ベルリン・バロック・ソロイスツはベルリン・フィルの楽団員を中心に1995年に結成された団体で,今回のこの録音ではピリオド楽器使用のモダン楽器(ってどんな楽器なんだろう?)を使い,ピッチ442Hzで演奏されています。

それで,どうしてもMKKの演奏と比べてしまうのですが,刺々しさは幾分薄れギリギリまで攻めるということはないものの,速めのテンポで颯爽と駆け抜ける刺激的で演奏に変わりはありません。演奏者が手練れ揃いということもあり,指揮者の無茶?な要求にもきっちりと余裕で応えていますね。さすがです。

しかし,この録音はちょっといただけませんねぇ。少し遠くから残響とともに録っているイメージで,雰囲気はあるものの不明瞭で細部が聴き取りにくく(特に細かい音型が埋もれて聴こえない),また,この録り方としては不自然に高域がキンキンとしていて音色のバランスが崩れています。ヌケの悪い曇った録音よりは良いかもしれませんが,特に編成が大きめな第1番から第3番はガチャガチャとやかましいです。こういうテンポの速い演奏では近接で残響を抑えて細部まで克明に聴かせて欲しいものです。演奏が面白いだけに,この録音は残念です。

あと蛇足ですが,ジャケット写真のブランデンブルク門,私もこの9月にベルリンに行った際にほぼ同じ角度から写真を撮っていました(^^)v。観光客から怪しげな人や警察官で賑わっていました。

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タグ: [協奏曲] 

■ この記事へのコメント

The World of Kitaken
録音さえ、しっかりしていれば、旧盤よりも味のある解釈だったかもしれません。高音がきゃんつき、音色のバランスが乱れているし、これなら旧盤の残響過多のほうが我慢できる、というのが私の印象でした。
2017.10.30 at 23:34 #hlUuv8.g URL [Edit]
@tsy227
コメント有り難うございます。そうなんですよね。旧盤にしろこの新盤にしろ,録音が今ひとつのためにもったいないことになっていると思います。どちらもそれぞれ良いところがあるので録音が良ければ愛聴盤になっていたかもしれないのにと思います。
2017.10.31 at 07:05 #- URL [Edit]

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