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チャイコフスキー:弦楽セレナーデ,グリーグ:ホルベルク組曲,2つの悲しい旋律(長岡京室内アンサンブル)

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グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」(ホルベルク組曲)作品40
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 作品48
グリーグ:2つの悲しい旋律作品34
長岡京室内アンサンブル(音楽監督:森悠子)
2016年11月7日 東京文化会館小ホール,2003年1月11日 IMAホール(光ヶ丘 東京都練馬区)
MF20109 (P)(C)2018 N&F Co. Ltd. Tokyo (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

収録曲が大好きな曲ばかりなのでこれは聴かなければなりません。長岡京室内アンサンブルのチャイコフスキーは2回目の録音で,1回目は以前取り上げていました(→こちら)。編成はヴァイオリン8名,ヴィオラ2名,チェロ2名,コントラバス1名の小編成で,指揮者を置いていません。「耳を澄ませば 心が通じる」アンサンブルがこの団体の目指すところということです。

細かい音型で少しアンサンブルが流れてしまったり,緩急がぎこちなかったりするところがあり,指揮者なしの弊害ではないかと思われるところはあるのですが,トータルとしては良く仕上がっていると思いますし,オーソドックなアプローチでその曲の持つ美しさを最大限に引き出そうとするような演奏は好感が持てます。ソットヴォーチェのように始まるチャイコフスキーにはちょっとドキッとしましたが,そのあと,「ソットヴォーチェで始めちゃったけどどうしよう・・・」的な戸惑いと半端感が何とも微妙で微笑ましかったです(ごめんなさい^^;)。

若手を育てる役割も担っていて少しずつメンバーが入れ替わっているようで,アンサンブルの質を維持していくのは並大抵ではないと思いますが,今後も地道に頑張って欲しいと思います。

録音ですが,生録的で演出感がない点は好感が持てるのですが,やや演奏会場の音響の癖を入れすぎている感じがして,もう少し寄って直接音主体にすっきりと録って欲しかったというのが正直なところです。また,ヴァイオリンが右から聞こえているようにも感じられ,楽器の位置関係が把握しづらく少し違和感を感じるのも惜しいところです(ヘッドホンで聴く場合は左右を入れ替えた方が違和感が少なく感じられました)。N&Fの録音はあまり私には合わないのですが,これは悪くはないかなと思います。

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