ショパン:練習曲集作品10,25(アンドレイ・ガヴリーロフ)

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ショパン:練習曲集作品10,25
アンドレイ・ガヴリーロフ Andrei Gavrilov (Piano)
録音 1985-1987年
Warner Classics WPCS-23162 (P)(C)1988 Parlophone Records (国内盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

これも皆様よくご存じの名盤(迷盤?)だと思います。このところ同曲にはまっていて久しぶりに聴きたくなったのですが,ありそうなところを掘り起こしても発掘できず,結局再購入してしまいました(あぁホント馬鹿)。

これはガヴリーロフ30歳の頃の録音。それにしてもこれは何度聴いても強烈でもの凄くアグレッシブですね。特に作品10は速い曲は猛烈に速いです。しかもこの速さで弾きながら細かく表情を与えていく余裕があるのが信じられません。作品25はそういう曲が少ないので演奏自体も作品10に比べると抑え気味ですが,それでもダイナミックでコントラストの強い演奏は突出していますね。

さて録音ですが,残響感があまりなくピアノの音をダイレクトに捉えていて,粒立ちもまずまず良好で,細かい音までしっかりと聴こえてくるところは良いと思います。しかし,音が硬く,伸びがなく詰まっているところはやはりEMI録音というところでしょうか。まあ,久しぶりに聴いて,こんなに良かったっけ?と思ったのが正直なところで,EMIのピアノ録音としては良い部類に入るのではないかと思います。

こういうアグレッシブな演奏だけに,このような打鍵が比較的クリアに聴こえる録音で残されたのは良かったと思います。再購入した盤は2015年の発売で,海外から取り寄せた新しいマスターから制作されたMade in Japan盤ということで,多少の音質改善があったのかもしれません。

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