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ショパン:練習曲集作品10,25(クシシュトフ・ヤブウォンスキ)※モダン・ピアノとピリオド・ピアノ

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ショパン:24の練習曲集作品10,25
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2015年5月6日-8日, 10日 & 6月9日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 215 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

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ショパン:24の練習曲集作品10,25(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製)
クシシュトフ・ヤブウォンスキ Krzysztof Jablonski (Piano)
2016年4月4日-7日 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフルキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ,ポーランド)
NIFCCD 047 (P)(C)2016 Narodowy Instytut Fryderyka Chopina (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

ヤブウォンスキはポーランド生まれで1985年の第11回ショパンコンクール第3位入賞の実力者。現在はフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり,ショパンコンクールの審査員も務められているとのことです。

1998年頃に録音されたと思われるディスクについては先日取り上げました(→こちら)。2015年の録音はモダン・ピアノでスタインウェイが使用されています。そしてその1年後に録音された2016年の録音はショパンの時代に製作された1849年製のエラールというピリオド・ピアノということで,ほぼ同じ解釈による2種類の楽器による演奏が聴けるということで興味深く聴かせていただきました。

こうやって聴き比べてみると,ピリオド・ピアノの中高域の鍵盤のポキポキ(と私には聴こえる(^^;)という愛嬌のある歯切れの良い音色にはそれなりの魅力を感じるものの,やはりモダン・ピアノの豊かな表現力には全くかなわないなというのが正直なところです。もしショパンの時代にモダン・ピアノがあったらもっと違う曲になっていたかもしれない,などと想像してしまいますね。

演奏自体は,1998年頃の録音と比べるとずいぶんと自由闊達でだいぶ違う印象です。もちろんこちらの方が数段表現力がアップしており面白さが増していると思いました。速めのテンポでキレよく弾ききっているのが良いです。

録音ですが,ピアノの音を比較的素直には捉えているものの,残響が少し多めに取り入れられていて音色への影響は比較的少ないものの付帯音が少々鬱陶しく感じられます。モダン・ピアノの録音の時に,すでにピリオド・ピアノの録音を視野に入れていたはずですので,こういった楽器の違いを聴かせるのであれば,残響を廃してすっきりとそして生々しく録って欲しかったと思います。これ自体の録音はそんなに悪くはないものの,好録音かというと少し物足りないところを感じましたので四つ星としました。

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