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ベートーヴェン,シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(庄司紗矢香Vn/ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

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ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
庄司紗矢香 Sayaka Shoji (Violin)
ユーリ・テミルカーノフ指揮/サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2017年10月 サンクトペテルブルク
UCCG-1811 (481 7285) (P)(C)2018 Universal Music (国内盤)
好録音度:★★★★★(ベートーヴェン),★★★★☆(シベリウス)
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

これは本当に良かった! 丁寧に思いを込めて朗々と奏でられるソロのなんと美しいことか。この落ち着いた優美で堂々たる演奏に器の大きさを感じます。彼女自身の手によるベートーヴェンのカデンツァも聴きものです。

録音ですが,ベートーヴェンはセッション録音,シベリウスはライヴ録音で,少し差があります。特にベートーヴェンの録音は,違和感の生じないギリギリのところまでソロにフォーカスし,ヴァイオリンの透明感と輝きのある音色,ニュアンスを明瞭に大変よく捉えていて協奏曲の録音としてほぼ不満がありません。ソロを引き立てる往年の巨匠の録音を思わせます。一方シベリウスの方は,こちらも同傾向で悪くはないのですが,音色に若干のくすみがみられ,透明感や高域の伸びがベートーヴェンに比べると明らかに落ちています。なぜベートーヴェンと同じ録り方をしてくれなかったのか,残念でなりません。

ということでこの好演奏・好録音をじっくりと堪能したいと思います。

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