FC2ブログ

シューマン:交響曲全集(ポール・パレー指揮/デトロイト交響楽団)

paul_paray_detroit_so_schumann_4_symphonies.jpg
シューマン:交響曲全集,マンフレッド序曲
ポール・パレー指揮/デトロイト交響楽団
録音 1953-58年 デトロイト
PROA-247/8 (P)1954/1956/1957/1958 Decca Music Group (国内盤)
TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION Vol.7
好録音度:★★★★☆(第1番),★★★★(第2番,第3番),★★★☆(第4番)
参考: Tower Records

タワーレコードの企画盤。古い録音なのですが,好録音が多いマーキュリーの録音ということで楽しみでしたが,ほぼ期待通りというところです。以下録音についてのみですがコメントします。

第1番は1958年3月の録音ということで,この中では最も新しい録音でした。もちろんオーディオ的なクオリティは時代相応という面は否めませんし,音色が古臭いのは仕方ありませんが,とはいえ低域から高域まで鑑賞にはぎりぎり不満のない帯域感と音の伸びがありました。また,残響の取り込みもかなり少なく各楽器の音を明瞭に分離よく捉えており,クオリティの問題を感じさせない出来です。これが本当に60年以上前の録音なのかと驚きます。

第2番は1955年12月,第3番は1956年11月ということで,1950年代半ばの録音ですが,音の録り方は第1番に近くて良好なのですが,クオリティ面で高域の帯域不足が否めず,また,特に1955年の第2番は大音量時の飽和感が古さを感じさせてしまいます。しかし,この年代にステレオでこれだけの音で録れたというのはやはり驚きです。

第4番は1953年12月のモノラル録音で,さすがにここまで古いと録り方が良くても古びたおとで鑑賞にはやや物足りないというのは仕方ないですね。

すべて第1番のクオリティだと良かったのですが,1950年代の録音技術・録音機材の進化がわかる面白い全集でした。

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->