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ベートーヴェン:交響曲全集(ピエール・モントゥー指揮/ロンドン交響楽団,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
ピエール・モントゥー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,ロンドン交響楽団

1957年-1962年 ウィーン ソフィエンザール,ロンドン キングスウェイホール,ウォルサムストゥ・アセンブリー・ホール
480 8895 (P)(C)1962 Universal International (輸入盤)
好録音度:★★★★~★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

オーストラリアのエロクエンス・シリーズ。古い録音なのでどうしようか迷いましたが,ステレオ録音ということで,この頃の録音には意外に好みのものもあることから,聴いてみることにしました。

第1, 3, 6, 8番がウィーン・フィル,第2, 4, 5, 7, 9番がロンドン交響楽団です。さらに,第9番のリハーサル,ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との交響曲第3番(1962年録音)も収録されています。(詳しくは参考に挙げたサイトをご参照ください)

私はモントゥーという指揮者をほとんど知らないのですが,なんとなく古めかしい巨匠風の演奏する人かなという先入観を持っていたのですが,全くそんなことはありませんでした。オーソドックスで現代でも色褪せない普遍性を感じる演奏でした。全体にキリッと引き締まっていて良かったと思います。

そして録音なのですが,1957年から1962年の録音ということで,50年以上前,ステレオ最初期にあたります。クオリティ面ではさすがに1957年から58年の録音は機材の限界を感じるものの,それ以降の録音はわずかに高域の伸びの不足と若干の古めかしさがあるものの,意外にバランスの整った好録音でした。直接音が主体でサウンドに締まりがあり,明瞭で分離も良好。弦楽器を軸にした楽器の質感を大切にしたサウンドも好感が持てます。古い録音でクオリティが劣るにもかかわらず鑑賞に問題ないばかりか演奏の魅力を十分に引き出している点で好録音と言えると思います。

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