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ベートーヴェン:交響曲全集(マイケル・ティルソン・トーマス指揮/イギリス室内管弦楽団/セント・ルークス管弦楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集,合唱曲集
マイケル・ティルソン・トーマス指揮/イギリス室内管弦楽団/セント・ルークス管弦楽団/ロンドン交響楽団/アンブロジアン・シンガーズ
録音 1978-1986年
19439703962 (P)(C)2020 Sony Music Entertainment (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

輸入元情報に「室内オーケストラによる史上初のベートーヴェン交響曲全集」とあり,えっほんと?と思ってしまったのですが,今では珍しくなくなった規模の小さい編成の演奏って意外に歴史が浅いんだなとちょっと驚きました。

収録曲は下記の通り。

交響曲全集(*,**)
アリア「ああ,不実な者よ」作品65(*)
12のコントルダンス WoO.14(**)
劇音楽「エグモント」作品84より序曲(*)
奉献歌作品121b(***)
劇音楽「シュテファン王」作品117(***)
悲歌作品118(***)
盟友歌作品122(***)
カンタータ「静かな海と楽しい航海」作品112(***)

(*)イギリス室内管弦楽団
(**)セント・ルークス管弦楽団
(***)ロンドン交響楽団

交響曲は第3番のみセント・ルークス管弦楽団で,その他はイギリス室内管弦楽団です。

室内管弦楽団で演奏しているにしては厚みのある響きを出していて,中規模のオーケストラによる演奏という感じはあまりしないのですが,演奏の小気味よさ,キレの良さあたりに特徴が出ているように思います。当時まだこのような演奏は一般的ではなかったでしょうから,インパクトはあったものと想像します。そういう点を抜きにしても機動力の良さで気持ち良く聴ける全集です。

録音ですが,残響がかなり多めに取り入れられていて楽器音に影響を与えているので私の好みからは少し外れますが,直接音も感じられるため,トータルとしてはまずまず良好と思います。曲によって若干のばらつきがあり,ややモノラルっぽく聴こえるものや,第3番のようにやや残響の被りが多く全体にくすんでしまっているものもあります。全体として好録音というには少し物足りませんでしたので四つ星です。惜しいです。

ちなみに録音が一番良かったのはエグモント序曲で,これは四つ星半付けて良いと思いました。(あとロンドン交響楽団の録音は聴けていないので今回は見送りです)

タグ: [交響曲] 

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