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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(クス四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
クス四重奏団 Kuss Quartet
2019年6月2-13日 東京,サントリーホール,ブルーローズ(小ホール)
RCD1045 (P)2020 Kuss Quartet (C)2020 Rubicon Classics (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music(初期, 中期, 後期)

2019年6月に行われた「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2019」のライヴ録音。この録音された時期(ちょうど昨年の今頃ですね...)にクラウドファンディング(Kickstarter)で資金集めされていました(→Kuss Quartett - The Beethoven Recording)。サイトを見ると,39人が支援し,€6,136を集めたとあります。何を隠そう,私もその中の一人で€100出資しました(^^;。ディスクは2020年1月に発送,とされていたのですが,今日現在(6月7日)もまだ届いていません。4月初旬に問い合わせをしたところ「発売したんで今から送ります。」と連絡があったのですが,その後「新型コロナウイルスの影響で送れる状況ではなくなった。ちょっと待って欲しい。」とのことでした。そろそろ落ち着きを取り戻しつつあると思いますので,また状況を聞いてみようと思います。

で,結局待ちきれずに購入して聴いているわけですが...

輸入元情報によるとクス四重奏団は「1991年のドイツ,ベルリンでの結成以来,欧州を中心に世界を席巻し続けている世界屈指の弦楽四重奏団」とのことで,私自身はよく知らなかったのですが,実際にこのディスクを聴いてみると,その実力の高さと幅広い表現力に納得してしまいました。緩急強弱を駆使した大胆な表現から,細かい仕掛けまで,独自の表現を追求し,それを高い技術力とアンサンブル力で,隅々まで神経の行き届いた演奏を実現しています。拍の感じ方が合わないところがあって「ウッ」となる瞬間はありますが,個人の好みの範囲です。

録音ですが,ホールトーンの被りで音色への影響が少し気になるものの,演出感の少ない自然な雰囲気を残したライヴ録音としてまずまず良好と思いました。個人的にはもう少し寄って個々の楽器の質感と分離感を確保して欲しかったとは思いますが。不満は残るもののギリギリ好録音と言って良いかなと思います。

ということで,これはなかなか聴き応えのある素晴らしい全集でした。

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