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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(エベーヌ四重奏団)

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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
エベーヌ四重奏団 Quatuor Ébène
2019-2020å¹´
0190295339814 (C)2020 Parlophone Records/Warner Music (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo

2019年4月から2020年1月にかけて行われたワールドツアー「ベートーヴェン・アラウンド・ザ・ワールド」の各ツアーの最終公演をライヴ録音した全集。

収録曲と収録地は下記の通りです。

第1番,第14番 (2019年5月6日 フィラデルフィア,キメル・センター)
第7番,第8番 (2019年6月11日 ウィーン・コンツェルトハウス,モーツァルトザール)
第9番,第13番,大フーガ (2019年7月16日 東京,サントリーホール,ブルーローズ)
第6番,第12番 (2019年9月18日 サンパウロ,サーラ・サンパウロ)
第2番,第10番,第11番 (2019年10月30日 メルボルン・リサイタル・センター)
第4番,第5番,第16番 (2019年12月8日 ナイロビ,Alliance francaise de Nairobi)
第3番,第15番 (2020年1月27日 フィルハーモニー・ド・パリ)

演奏ですが,集中力の高さと緊張感,そしてライヴの熱気と勢いに圧倒されます。技術のキレも抜群です。表現はどちらかといえば直球勝負してくる感じなのですが,ビシッビシッと決めてくるのが痛快です。しかしとにかくテンションの高い演奏なので聴いている側も緊張を強いられます。こういう演奏に久しぶりに出会った気がします。

そして録音なのですが,多くの会場に分かれているにも関わらず,全体的に統一感のある音作りになっています。オンマイク気味に各楽器の音を明瞭に捉えている一方で,残響の取り入れも多く,音色に影響しているほか,密度が高く暑苦しい感じがします。質感やニュアンスはよく捉えられているのですが。私としてはもっとすっきりと録って欲しかったと思いますが,まあ許容範囲ギリギリということで,ちょっとオマケですが四つ星半としました。

エベーヌ四重奏団が現代のトップクラスの団体であることがよくわかる素晴らしい全集でした。

なお,第13番は大フーガを終楽章に据えたバージョンで演奏されています。

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