FC2ブログ

バーンスタイン/ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲全集(タワレコ盤)の第9番第2楽章冒頭のノイズについて

leonard_bernstein_vpo_beethoven_9_symphonien_tower_records.jpg
ベートーヴェン:交響曲全集 (5 SA-CD Hybrid)
レナード・バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1977-1979年 ウィーン,ムジークフェラインザール
PROC-2269/73 (P)(C)2020 UNIVERSAL MUSIC (国内盤)
DSD Remasterd by Emil Berliner Studios, 5/2015(Symphonies), 9/2018(Ouvertüren)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records *Tower Records Vintage SA-CD Collection Vol. 22

今年5月24日のエントリー「ベートーヴェン:交響曲全集(レナード・バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団) ※3種類の音質比較」で,タワレコ盤の第9番第2楽章冒頭0:03あたりにノイズがあるということを報告していました。

本件について,弊ブログの読者の方がタワーレコードに問い合わせ,回答が得られたということで上記のエントリーのコメントとしてご連絡くださいました。重要な情報と思われましたので,ご本人に弊ブログ本文への掲載のご許可をいただきました。タワーレコードからの回答を次の通り引用させていただきます。

「日本のユニバーサルを通して、今回マスタリングを2015年に行ったエミール・ベルリナー・スタジオ(以下、EBSと表記)に確認を取ったところ、DISC5のトラック2には確かに歪が元のマルチトラックのマスターテープにあったものの、マスタリングの際はこの歪部分は除去、もしくは緩和せず、このままの状態としたとのことでした。その理由は、歪部分を調整することは可能だが、高域特性等に著しく影響を与えるため、このままの判断としたようです。

ではなぜ従来のCD盤と同一の曲が収録された輸入盤【発売日:2019/07/26、品番:4837393、レーベル:DG】の同一箇所が異なるかという点ですが、以前のCD時は歪は調整していたようです。また、一番最新の2019年発売の輸入盤は、実はマスタリングはEBSではなく、別の会社(ポリヒムニア)で行っているためEBSではわからないという回答でしたが、恐らくポリヒムニアのエンジニアは音が犠牲になっても高域をあえて調整した、と思われる、とのことでした。

EBSとしては、高音質用のこのマスタリング時には歪部分(マイク特性による音量超過ではないかとEBSは回答)はオジリナルの状態として残して、高域特性等に影響を与えない方針を取った、との最終回答でした。これによりまして、当社としましてもEBSの考えを尊重し、販売を継続する方針です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
」

オリジナルの状態を優先し歪部分をあえてそのまま修正しなかったということがわかりました。歪部分は気になるものの,理由がわかれば不安になることもありません。こういう重要な情報は解説書に記載しておいてほしいものです。

コメントとしてご連絡くださいましたNAO様,重要な情報有り難うございました。また,リスナーからの問い合わせに誠実に対応・回答されたタワーレコードのご担当の方にもお礼申し上げます。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->