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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番~第4番(フランク・ペーター・ツィンマーマン/マルティン・ヘルムヒェン)

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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第1番~第4番
フランク・ペーター・ツィンマーマン Frank Peter Zimmermann (Violin)
マルティン・ヘルムヒェン Martin Helmchen (Piano)
September 2019 at the Siemens Villa, Berlin, Germany
BIS-2517 (P)(C)2020 BIS Records AB (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

全曲録音に向けての第一弾とのこと。ツィンマーマンの弾く楽器は1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」で,クライスラーが所有していた銘器,一方ヘルムヒェンの弾くピアノは2013年にダニエル・バレンボイムがベルギーのピアノ製作者クリス・マーネに製作を依頼した平行弦ピアノとのことで,このあたりもちょっと興味深いところです。

演奏は,抜群のキレを誇るテクニックを活かした推進力と躍動感に溢れたもので,これは大変素晴らしい出来ですね。かなり速いテンポでグイグイと進んでいくのですが,直線的にならず,一つ一つの音の表現が細やかで起伏に富みダイナミックかつニュアンス豊かです。ワクワクが止まりません!

録音ですが,残響はかなり多めであとにだいぶ尾を引くのですが,楽器音への被りは少なめで,明瞭感とヌケの良さはなんとかあるため,残響量の割には印象は悪くありません。ただやっぱりこの残響は過剰でまとわりつきが鬱陶しく感じられ,好みの録音とは少し外れます。この録音であれば残響が許せる方には問題ないかもしれませんが。だいぶオマケの四つ星半ですが,好録音というには少し引っかかります。

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