FC2ブログ

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(テオドール・クルレンツィス指揮/ムジカエテルナ)

teodor_currentzis_musicaeterna_beethoven_symphony_no5_2.jpg
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
テオドール・クルレンツィス指揮/ムジカエテルナ
録音 2018年 ウィーン,コンツェルトハウス
19075884972 (P)(C)2020 Sony Music Entertainment (輸入盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo,Apple Music

レコード芸術2020年6月号で特選盤,同9月号のベートーヴェンの交響曲特集でも特だしで取り上げられていた話題のディスク,あまりの評判に逆に敬遠してしまっていましたが,やっぱり聴いておきたいと思い入手しておりました。

さて聴いてみると確かに評判通りすごい演奏だと思いました。一番感心したのはここまで揃えるのか!というところで,どんなに鍛えられたオーケストラでアンサンブルが優れていても,ここまで揃っているのは初めて聴く気がします。そしてここまで揃えられると一気に別次元の響きになると感じました。そして一匹の生き物のように一体となって大きくうねる音楽,不気味でさえあります。今までに聴いたことのない(気がつかなかった?)音が随所に聴こえてくるというのも確かにありました。しかし,よくよく聴いてみると決して奇を衒った表現ではなく,真っ当な表現を突き詰めていくとこうなった,というようにも聴こえました。とにかくいろんな面で衝撃的なのは確かでした。

一方録音なのですが...なんでこんな響きが汚いのか,と思いました。特にフォルテのところで飽和(というかダイナミックレンジ圧縮)からくる歪みのような付帯音が常にまとわりつくのがとても気になります。録音について特に評判は悪くなさそうですが,私はこれを良しとはしたくありません。もっと澄んだ輝かしい音色で録れるはずです。この録音は本当に残念です。

タグ: [交響曲] 

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->