FC2ブログ

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(ブダペスト四重奏団)

cover picture

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
ブダペスト四重奏団(Budapest String Quartet)
ジョセフ・ロイスマン(Joseph Roisman)(Violin I)
アレクサンダー・シュナイダー(Alexander Schneider)(Violin II)
ボリス・クロイト(Boris Kroyt)(Viola)
ミッシャ・シュナイダー(Mischa Schneider)(Cello)
録音 1958-1961年 30th Street Studio, New York City
SICC 828-35 Sony Music Japan (国内盤) (8枚組)
好録音度:★★★★☆
参考url: HMV Onlineicon,(再発売 HMV Onlineicon)

ブダペスト四重奏団による2回目の全集で,全てステレオ録音です。最初に断っておきますが,古い録音なのでアナログ録音特有のヒスノイズや歪みなどが結構大きいですし,録音レベルが高すぎて飽和しているようなところもあり,オーディオクオリティは決して良いとは言い難いです。

しかし,直接音主体に明瞭感を確保しつつ,背景にふわっと広がるように絶妙なバランスで残響が取り入れられた,オーディオクオリティのハンデをカバーするのに十分な「好録音」です。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲はいくつか聴きましたが,その中でもかなりの好録音の部類に入ります。音色は残響によって少し色づけされてしまっているものの,高域が曇ることはなくヌケの良さも確保されています。

中では1958年に録音された初期と1961年に録音された後期が特に良いように思いました。中期はすこし音の捉え方が濃くてうるさい感じが若干ありますが,それほど大きな差はありませんでした。

演奏は,現代の技術レベルの高い四重奏団に比べると精度という面でわずかに落ちるきらいはありますが,この時代独特の味を楽しむことが出来ます。「好録音」であることも手伝って,トータルとしてなかなか印象の良い全集でした。

(記2009/08/19)


この全集の再発売のアナウンスがありました(→HMV Onlineicon)。しかもこの値段...再発売をうれしく思いつつもなんだか悲しい複雑な気持ちです(^^;。

(記2010/08/08)

タグ: [室内楽曲]  [弦楽四重奏]  [★★★★☆] 

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->