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シューマン:弦楽四重奏曲第1番,第2番,第3番(エマーソン弦楽四重奏団)

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シューマン:弦楽四重奏曲第1番,第2番,第3番
エマーソン弦楽四重奏団 Emerson String Quartet
2018年12月19,20日, 2019年1月23,24日, 2018年5月16,17日, ニューヨーク州ブロンクビル,コンコーディア大学,ニュージャージー州マディソン,ドリュー大学
PTC 5186869 (P)(C)2020 Pentatone Music (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

エマーソン弦楽四重奏団はご存じの通りドイツ・グラモフォンに数多くの録音を残してきた弦楽四重奏団ですが,最近あまり録音がなかったように思います。久々の録音ではないでしょうか。また,第1番と第2番は初めての録音というのも意外です。

演奏はさすが一流のベテランです。細部まで表現が練られていて隙がありません。切れ味の鋭さを基調とした直線的な演奏ながら,個々の奏者のニュアンス豊かな音色,歌心のある生き生きとしたフレージングが曲を鮮やかに彩ります。こういったところがドイツ・グラモフォン時代より進化しているように思いました。

そして録音ですが,直接音を主体とし残響はその後でふわっと広がる程度であり,明瞭感,音色の帯域バランス,ヌケの良さなど申し分ありません。ステージ感,個々の楽器の分離感がもう少しあれば見通しが良くなると思いました。また,少し現実感に乏しく商品化された音楽という感じが強いので,もう少し生々しく録って欲しいところです。とはいえ,鑑賞の邪魔になる要素は少なく,まずまずの好録音と言えると思います。

演奏も録音もとても良かったので,今後も録音を続けて欲しいと思います。

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