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ベートーヴェン:交響詩全集(ロリン・マゼール指揮/トスカニーニ交響楽団)

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ベートーヴェン:交響曲全集
ロリン・マゼール指揮/トスカニーニ交響楽団
2008年8月19-23日 シチリア州タオルミーナ,ギリシャ劇場
TBRCD0103/0107-2 Tobu Recordings (国内盤)
好録音度:★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon

2008年の拍手の入るライヴ録音。映像作品の音源のCD化とのことです。速めのテンポで生き生きととても躍動感のある演奏で,ライヴの良さが出ていると思いました。演奏の粗はいろいろとありますが,基本的には大変キレがありビシッと決まっていて痛快です。久しぶりにワクワクと心躍る演奏に出会いました。

さて問題の録音ですが...解説では「野外公演ながらヨーロッパ好みの完璧なマルチマイク収録であり,隅々まで明瞭で眼の前で演奏してくれているかのよう。」という記載があります。確かに楽器音はオンマイク気味で極めて明瞭でシャープです。しかし,なぜか残響がものすごく,圧迫感を感じます。録音された会場はフルオープンな野外劇場ですので,コンサートホールのような残響は発生しないはずです。人工的に付加されたのではないでしょうか。野外劇場でのオンマイク録音のため,あまりにもデッドで無響室録音みたいになってしまったため残響を付加したのではないかと思いますが,明らかにやり過ぎです。せっかくのシャープなオンマイクの録音が台無しです。音色のバランスも大きく崩れています。元の録音が良かったので何とか鑑賞には堪えうるものの,演奏がとても良かっただけにこれはあまりにも残念です。マスターが残っているならマスタリング(リミックスから?)し直してほしいものです。

タグ: [交響曲] 

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