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チャイコフスキー:交響曲第5番(ジークフリート・クルツ指揮/シュターツカペレ・ドレスデン)

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チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64 (*)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 (**)
ジークフリート・クルツ指揮(*)/クルト・ザンデルリング指揮(**)
シュターツカペレ・ドレスデン
1978/1/25-26, 28-29(*), 1960/12/12-15(**), Lukaskirche Dresden
0301779BC (P)(C)2021 Edel Germany (輸入盤)
好録音度:★★★★
参考: Tower Records *タワーレコード企画盤 Berlin Classics SA-CD復刻シリーズ

タワーレコード企画盤。クルツのチャイコフスキーは以前10年以上前に取り上げていました(→こちら)。演奏は良く好きだったのですが,録音はそのときの印象はあまり良くありませんでした。

今回の復刻では,ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリングということで,SA-CD層はアナログ・マスターテープから,アナログのままマスタリングし,ダイレクトにDSD化,CD層は同じようにアナログのままマスタリングし,96kHz/24bitでデジタル化したあと44.1kHz/16bitにコンバートしたとのことです。

ということで以前発売されていたものと聴き比べてみました(CD層です)。基本的な音作りはもちろん変わっていませんが,今回のリマスタリングで音が滑らかに緻密になっていると思いました。そのためか聴いた印象が少し地味になりました。レベルがほんのわずかに低いことも影響しているかもしれません。リマスタリングの効果は確かにありましたが,この差をどう捉えるかは人それぞれかなという程度と思いました。

前回は録音の印象がそれほど良くなく三つ星半評価でしたが,今回聴き直してみて前回感じた中域の癖はそれほど感じなかったのですが,高域の伸びとヌケがいまいちというのは変わらず,悪くはないと思うものの好録音と言うには物足りないため四つ星評価としました。

演奏の印象は前回と同じです。引き締まった推進力のある演奏ですが,ややストイックで淡泊というか感情を表に出していないところが特徴で,他の多くの演奏と一線を画すところかと思います。一点だけ蛇足ですが...第4楽章の3:15あたりからの緊張感のないオーボエ...着ぐるみを着たゆるキャラが出てきて演奏している姿が頭に浮かんできて脱力してしまいました笑。

タグ: [交響曲] 

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