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シベリウス:交響曲全集・管弦楽曲集(サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団)

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シベリウス:交響曲全集,管弦楽曲集 (6 CDs)
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団
1966-1970年 ロンドン,キングズウェイ・ホール,アビー・ロード・スタジオ
0190295078751 (P)(C)2021 Parlophone Records (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,e-onkyo,Apple Music

バルビローリのシベリウスは昔から超有名でしたが,EMI録音ということもあってずっと聴くことを躊躇していました。今回のリリースでは,参考に挙げたサイトで次のように記載されていました。

2020年に発売された『バルビローリ全集』のために新たにオリジナル・マスターテープよりリマスターされた音源(2020年,Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター)が採用されており,鮮明で輪郭が明確になったマスターテープに記録されていた音が,できるだけそのままで再現されています。

リマスタリングで音質が改善されている可能性があり,また廉価盤でのリリースということもあって,この機会に聴いてみることにしました。

収録曲は下記の通りです。

交響曲全集(第1番~第7番)
交響詩「フィンランディア」作品26
「カレリア」組曲 作品11
交響詩「ポホヨラの娘」作品49
悲しきワルツ 作品44-1
レンミンカイネンの帰郷 作品22-4
トゥオネラの白鳥 作品22-2
付随音楽「ペレアスとメリザンド」からの組曲 作品46より
ラカスタヴァ 作品14
ロマンス ハ長調 作品42
組曲「歴史的情景」第1番 作品25, 第2番 作品66より

それで肝心の録音なのですが,驚いたことにこれがなかなか良いのです! 残響は多少あるもののスッと消えますし,楽器音への被りはほとんどなく音色に影響していません。そしてタイトに締まったサウンドが音楽をダイレクトに伝えてくれて心地よいです。低域から高域までレンジ感も問題なく,音色に癖もほとんどありません。少し誇張された不自然さはあるものの気になるものではありませんし,むしろ録音として好ましく感じられます。少しドライ過ぎるように感じる方もおられるかもしれませんが。

リマスター前と思われる音源をApple Musicで聴いてみましたが,今回のリマスターでわずかながらくすみが取れ,薄く被っていたベールが取り払われたようなスッキリした感じがありました。元々の録音がそこそこ良かったので,リマスターも生きたのだと思います。

オーディオ品質は時代なりという感じはしますが,気になるものではありませんし,1960年代後半の録音として十分なクオリティのように思いました。

演奏については私の好みとは少し違うところも多々あったのですが,録音が良いのでそれもまた良しと楽しむことができました。このような良い録音で残してくれたことに感謝です。

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