FC2ブログ

R. シュトラウス:交響詩全集(フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮/南西ドイツ放送交響楽団)

francois-xavier_roth_r_strauss_complete_tone_poems.jpg
リヒャルト・シュトラウス:交響詩全集 (5 CD)
フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮/南西ドイツ放送交響楽団
録音 2012-2015年
SWR19426CD (P)2012-2016 SWR Media Services (輸入盤)
好録音度:★★★★☆~★★★★
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

過去発売されてきた単売をまとめたボックスセット。収録曲は下記の通りです。

交響詩「英雄の生涯」作品40
交響詩「死と浄化(変容)」作品24
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」作品28
交響詩「ドン・キホーテ」作品35
交響詩「マクベス」作品23
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30
交響的幻想曲 作品16「イタリアより」
アルプス交響曲 作品64
交響詩「ドン・ファン」作品20
家庭交響曲 作品53
メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作

R. シュトラウスの演奏としては大仰すぎるところがなく少し地味な印象を受けますが(録音のためかもしれませんが),整理され緻密に構築された音楽はこの指揮者の特質が出ているのではないかと思いました。

録音ですが,残響は適度に抑えられ全体に明瞭感をもって捉えられています。ダイナミックレンジも広く音色の癖も少なく,これらの曲にふさわしい録音になっていると思います。ただ,少しステージ感が狭めでギュッと詰め込まれた感じがあり,自然ではあるもののもう少し左右・奥行きの広がりを感じさせるように誇張して録っても良かったのではないかと思いました。個々の楽器の質感もこの録音としては弱めで,手が届きそうで届かないようなもどかしさも感じます。悪くはなく一定水準以上の録音とは思いますが,惜しいです。

なお本ボックスセットはレコード芸術誌2021年5月号で特選盤に選出されていました。納得です。

■ この記事へのコメント

■ コメントの投稿

:

:

:

:

:

管理者にだけ表示を許可する

-->