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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(第3稿 コーストヴェット版)(マルクス・ポシュナー指揮/ウィーン放送交響楽団)

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ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(第3稿 コーストヴェット版)
マルクス・ポシュナー指揮/ウィーン放送交響楽団
2021年11月26-28日 ウィーン放送文化会館
C8085 (P)(C)2023 Capriccio (輸入盤)
好録音度:★★★★☆
参考: Tower Records,Amazon.co.jp,HMV Onlineicon,Apple Music

2024年のブルックナーの生誕200年にあたり,これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音する企画「#bruckner2024」の第八弾。第五弾までと第六弾,第七弾は取り上げていました。この企画ではリンツ・ブルックナー管弦楽団とウィーン放送交響楽団が起用されていますが,今回はウィーン放送交響楽団です。

第4番は第1稿と第2稿が発売済みで,今回は第3稿です。第3稿といえば少し前に第1稿,第2稿,第3稿を録音したフルシャ指揮バンベルク交響楽団の演奏を取り上げていました。他にはヴァンスカ指揮ミネソタ交響楽団のディスクがあるようですが,他の稿に比べて録音が少ないようです(ブルックナー好きの方からは評判が良くないようですが)。私はブルックナーはあまり聴かないので稿の違いでどう変わるのかあまりわからないのですが,もう少し聴き込んでみようかと思います。

で,一カ所だけわかったことがあります。第一楽章の47小節目,時間でいうと1:40付近の練習番号[A]に向かう下降音型のところが第1稿,第2稿と異なり1オクターブ高い音とのユニゾンで,しかもトレモロではなくスラーになっていました。稿は異なりますがカラヤン指揮ベルリンフィルの演奏が1オクターブ高い音で演奏されていて,なんでこの演奏だけ違うんだろうと不思議に思っていましたが,もしかしたら部分的に第3稿を取り入れていたのかも,と思いました(勝手な想像です。違ったらすみません)。

録音ですが,この第3稿は第1稿に続いて録音されたようです。録音の音質も変わらないのでコメントを引用します。「ブルックナーの録音としては残響を控えめに抑え,楽器そのものの響き,音色を活かした録音となっていて,混濁の少ないクリアーで見通しの良い明瞭な音響が良いと思いました。」

■ この記事へのコメント

haydn2
カラヤンは1975録音のDG盤ですね?
結構知られているらしく、日本語では以下が参考になります。
http://www.karajan.info/concolor/1957/BrucknerSymphonie.html#Bru4
このような発見は助かります。気づいたらどんどん書いてください!
第3稿の録音も増えてきています。ほかにRémy Ballotが手元にありますが、Osmo Vänskäが第3稿の真価を知らしめてくれてます!
2023.05.22 at 17:32 #- URL [Edit]
𝕥𝕤𝕪𝟚𝟚𝟟 (@tsy227)
コメント有り難うございます。カラヤンは1975年のDG盤で合っています。こんな詳細に調べておられる方もいらっしゃるんですね。私が認識している箇所はここだけなのですが,また気づいた点があれば記事にしますね(といってもなかなか難しいですが)。Rémy BallotやOsmo Vänskäも聴いてみたくなりました。
2023.05.22 at 23:56 #- URL [Edit]

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